2013年12月26日木曜日

食物栄養コース 食育体験実習(料理教室「わくわく クッキング!」 第一弾)を行いました。

11月9日(土)食物栄養コース2年生の学生16名が、日本ダウン症協会(JDS)愛媛支部に所属する10名の方と一緒に食育実習(料理教室)を体験しました。

学生たちが作成したメニュー(わくわく バリィさん弁当、かぼちゃポタージュ、さわやかホワイトゼリー)を一緒に完成させました。学生と一緒にコロッケの衣を付けたり、チキンライスの盛り付けやゼリーの飾り付けをしたりと参加者一人ひとりに役割があり、皆さん一生懸命作ってくれました。




調理実習の後は・・・・・当然!みんなで食事です。参加してくれた10名の保護者の方も交えて食事をしました。学生から、献立の説明の他、「家でも是非作って欲しい」ということで、レシピもプレゼント。保護者の方は、実習をしている姿やできあがった弁当を見てとても喜んで下さいました。



 
最後は、みんなで記念撮影。参加者の皆さんも保護者の方も喜んでくださり、本当によかったです。





《参加者の感想》
・楽しかったです。お弁当おいしかったです。みなさんにまた会いたいです。
・お弁当づくり楽しかったです。バリィさんありがとうございました。
・一緒に料理をしてくれて、本当にありがとうございました。大学生大好きです。
・教えてくれて、いい思い出を作ってくれてありがとうございました。
・また、家でも作ってみたいと思います。
・たまごやきのハートづくりを頑張りました。最後は、みんなで野菜をのせるの頑張りました。
・おいしいお弁当をみんなで食べながらお話しをして楽しかったです。また、いつかみんなに作ってあげたいです。
・おいしくお母さんに届けることができてうれしかったです。
・今日、楽しく料理をして本当においしくでき、また作ってみようというチャレンジするきっかけが出来、早く起きて作る気が増しました。


《ダウン症協会 愛媛支部 支部長コメント》
これまで、協会としていろいろな事業に取り組んできましたが、調理は初の試みでした。
過去に比べて現在のダウン症の子どもたちは、地域の学校や特別支援学校に通っていろいろな体験をしていますし、社会に出て仕事をしている人もいます。できることがだんだん増えていますが、家事の中でも調理は難関で、敬遠している人が多いようです。それでも関心はあるので、今回は皆さんとても楽しみにしていました。本人たちはもちろん、保護者も大変ありがたく思っています。
当日朝早くから準備してくださっている様子を拝見し、きびきびした動きに感心しきりでした。子どもたちにきちんと調理指導していただき、接し方も話し方も温かく信頼できました。おかげさまで、当日の子どもたちは、自身をもって輝いていました。
また、写真入りレシピや手作りストラップ、お弁当と盛りだくさんで、その日はどの家庭でも「わくわくクッキング」の話で盛り上がったようです。
本当にありがとうございました。子どもたちも、これをきっかけに調理の1歩が踏み出せそうです。


このページの先頭へ戻る