2015年12月8日火曜日

介護福祉コース 人と人とのつながりを大切に。








 2年生の『障害の理解Ⅱ』の時間にゲスト講師にお越しいただきました。
 介護福祉コースでは、様々な障害体験を自分達でも体験してみることで、障害者や高齢者の気持ちに寄り添えるよう学んでいますが、体験には限界があります。そこで明短では、実際に障害のある方やそのご家族等にゲスト講師にお越しいただき、実体験をお話していただくことで理解を深め、支援方法を学んでいます。

 11月26日(水)はJDDネット愛媛代表の田中輝和さん、11月30日(月)は手をつなぐ育成会元副会長の河北万理さんにお越しいただきました。
 
 田中さんは発達障害について、河北さんは知的障害について、どちらも実体験を交えてお話してくださいました。



こういった講義は、教科書や資料だけでは学ぶことのできない、障害のある方やその家族の実際の暮らしや思いを学ぶ貴重な機会となっています。田中さんは、障害を抱えている人に出会った時は、その人がどんなことで困っているのか、どうしてあげればその人が楽になるのかを、一緒に考えてあげてほしい、と仰っていました。

 人と人との繋がりを大切に、今後もこのような経験を積み重ねながら、障害者や高齢者の気持ちを想像、理解し、共感できる介護福祉士を目指していければと思います。

田中さん、河北さん、ありがとうございました。


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