2016年6月8日水曜日

介護福祉コース 授業レポート☆その③『生活支援技術Ⅳ』




 3回目の授業レポートは、1年生の『生活支援技術Ⅳ』。 


 1年生も学生生活や授業に慣れ、毎日楽しく勉強をしている様子です。教室や実習室で学ぶだけでなく、学校内の様々な場所で、より実践に近い実技の練習を繰り返しながら、知識と技術を磨いています。
 まずは『杖』を使った実習です。 
 高齢者が使うもの、身体に障がいがある方が使うもの、視覚障がいがある方が使うものなど様々なものがありますが、今回は高齢者や身体に障がいがある方が使う杖について、介助方法をと使用方法を学びました。


続いては『車いす』を使った実習です。
 これまでの授業で学んだ「車いすの扱い方」をおさらいした後、実習室から場所を変え、学内の様々な場所を移動しながらの実践です。これまで学んできたのは、実習室という室内だけの環境。実際に外に出てみると、ちょっとした段差や溝につまづいたり、スロープや砂利道に悪戦苦闘したり、頭で考える以上に技術が必要な場所が多いことがわかった様子でした。


 介助方法だけでなく、杖を使う方・車いすを使う方の不安や怖さを学ぶことも、とても大切な勉強です。また、私達が普段何気なく生活している中ではまったく気づけなかった不便さを知るきっかけにもなります。生活支援技術Ⅳでは、『介助する人』だけでなく『杖を使う人』『車いすに乗る人』なども同時に体験し、様々な角度から支援技術を学んでいきます。

  介助は、知識や技術はもちろんですが、信頼関係ができていなかったり、コミュニケーションが取れていないと、相手に不安を与えてしまう行為にもなります。安心感を持っていただける介護福祉士を目指して、1年生、奮闘中です!

このページの先頭へ戻る