2025年4月18日金曜日

令和7年度入学式

 4月4日(金曜)、本学3号館大講義室で第60回入学式が執り行われ、今治市教育委員会教育長・小澤和樹様、愛媛県議会議長・福羅浩一様以下、多くのご来賓の方々をお招きし、114名の新入生が2年間の新しい短大生活のスタートを切りました。

 式では、泉浩徳学長挨拶の後、小澤教育長・杉岡誠太郎後援会長から来賓を代表してご祝辞を賜り、ライフデザイン学科の国際観光ビジネスコース1年・宇佐美一華さんが新入生を代表し入学者宣誓を行いました。

 出席した新入生のうち日本人は36名いて、幼児教育学科18名・ライフデザイン学科18名(調理10・介護3・国際5)となり、リカレント訓練生の社会人は8名となります。留学生は105名いて、ネパール42名・ミャンマー40名・中国18名・インドシア3名・スリランカ2名となり、その多くは国際観光ビジネスコースに所属し、インドネシアは全員介護福祉コースの所属となります。今後、これ以外にも遅れてミャンマー6名・インドネシア2名が入国予定です。

 愛媛新聞・読売新聞・毎日新聞、今治CATV、FMラヂオバリバリ、マイタウン今治新聞社など報道機関も多く取材に来られました。とりわけ、ミャンマー地震の被災状況について、学生たちの生の声を聴きたいという目的もあったのかも知れません。インタビューに答えるミャンマー人留学生に対しては、「本国が求める救援について、君たちが考える支援の声を伝えるよう」あらかじめ助言をしました(愛媛新聞と読売新聞愛媛版は5日、毎日新聞四国版は7日に紙面掲載)。

 増えた留学生への教育の質も、今後とても重要になってきます。日本人に対しては、留学生との交流で相乗効果を生み出し、国際的な感覚や広い視野の醸成につなげていって欲しいと願います。キャリア支援についても、来年卒業するネパール・ミャンマーを中心とする留学生に対し、受入先企業との交渉や進路の選定など、新たな業務に気を引き締めているところです。

 今、全国的に短期大学が学生募集停止にシフトする中、本学は留学生を積極的に受け入れながら、保育士・調理師・介護福祉士・観光業の資格取得を通じて地域の活性化に貢献できる人財育成に努めなければなりません。新コース「地域未来創生コース」の募集も始まりましたが、時代のニーズに合った学びの機会を学生たちに提供できるよう、変革をいっそう進めて参りたいと思います。




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