幼児教育学科では、FC今治ホームグロウンコーチと共に学び合うことを通して子どもたちが主体的に身体を動かすことを楽しめるようなかかわりができる保育者になることを目指し、「FC今治コラボ授業」を実施しています。
今回は、1年生が体験した今年度第1回目の「FC今治コラボ授業」の実施報告です。まずは、FC今治ホームグロウンコーチによるサッカー教室から子どもたちへの言葉がけやかかわり、活動の進め方を学ぶことが目標です。
5月9日、近見虎岳幼稚園にて開催された、コーチ4名による、年長児のサッカー教室に参加させていただきました。この日は小雨の降る天気で、幼稚園の室内ホールでの実施となりました。
コーチたちの自己紹介、子どもたちとの関係作りに始まり、準備体操としての「クラッキ!ダンス」、忍者あそび、足を使ったボール遊びから友達とのコミュニケーションを目的としたボール遊びへ。そして、最後にはサッカーのミニゲームをする展開でした。
「コーチのインパクトのある自己紹介に子どもたちが惹きつけられていく姿を見て、最初に楽しい雰囲気や親近感を出すこと、子どもたちの活動スペース、視界の確保や保護、こまめな水分補給の呼びかけなどの安全面への配慮に気付くことができました。また、一人ひとりの子どもの名前を呼んだり、タイミングよく声をかけたりしながら、順をおってミニゲームにつなげていく展開を見て、子どもたちが自らやってみようとする気持ちを引き出すとともにチームでの達成感も感じることができることを学びました。今日の学びを今後の自分たちの実践に役立てていきたいと思います。」
コーチの皆様、近見虎岳幼稚園の園児、保育者の皆様、本当にありがとうございました。
今年度第2回FCコラボ授業は7月に予定しています。次も楽しみです。