2020年1月21日火曜日

介護福祉コース 臨床美術ってなんだろう?




 新しい年になって半月あまり。後期の授業も残りわずかとなり、2年生はいよいよ今月末に国家試験です。
 
 今年も、めいたん☆かいごふくしをよろしくお願いいたします。 


 みなさんは『臨床美術』という言葉をご存知ですか?
『臨床美術』は、クリニカルアートとも呼ばれ、絵やオブジェなどの作品を楽しみながら作ることによって脳を活性化させ、介護予防や認知症予防・症状改善のために開発された芸術療法のひとつです。高齢者だけでなく、働く人々のストレス緩和や、子どもの完成教育などにも効果が期待されているそうですよ。

 作品を作るのに、上手い下手は関係なく、楽しんで作ることで五感が刺激され、脳が活性化。感性の目覚めや回復はもちろん、生きる意欲や潜在能力を引き出すことにも効果があるんだそうです。



 今回は、そんな『臨床美術』の体験をさせていただきました。
 講師にお越しいただいたのは、臨床美術士の黒光恵さん。はじめに、臨床美術がもたらす効果についてお話をしていただきました。臨床美術は「認知症の症状改善を目的として開発されたアートプログラム」ですから、これから介護現場で活躍するめいたん☆かいごふくしの学生たちにとって、是非体験しておきたいプログラムです。


 今回は玉ねぎアートの体験です。本物の玉ねぎをじっくり眺めて、手に取って色んな方向から見て、香りを嗅いで………石粉粘土や和紙を使って立体作品を作りました。個性的でオリジナルの玉ねぎがたくさん出来上がりました。

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