2018年12月26日水曜日

食物栄養コース College Life 2018 Vol.6 1年生 調理学実習 ~クリスマス料理~



◆  12月19日(水)
  今日の調理実習は、クリスマス料理です。

 献立は
  ⚪︎ローストビーフ
  ⚪︎シーフードサラダ
  ⚪︎ノエルのコンソメ
  ⚪︎ビュッシュ・ド・ノエル
  ⚪︎コーヒー、紅茶







□■感想■□
・ローストビーフの焼き加減がいい感じで、美味しく食べる事が出来ました。
・シーフードサラダは、見た目も味もよく幸せな気分になれました♡ひと足早いクリスマスを皆んなで過ごすことが出来て良かったです。
・ノエルのコンソメスープは、作る時間がかかったけれど、凄く透きとおった美味しいスープに仕上がりよかったです。
・ケーキの膨らみが少し足りなかったけれど…そこは、クリームと飾りつけでカバー‼︎可愛いケーキに仕上げる事が出来ました❤︎甘かったです。


介護福祉コース ”気づき” 発見の日




 12月8日(土)、COC事業の一環として、公開講座が開講され、たくさんの“気づき”を発見するよい1日を過ごしました。
 講師にお越しいただいたのは、株式会社大起エンゼルヘルプの理学療法士であり、一般社団法人日本介護技術協会理事の田中義行先生です。本学では今年で4年連続ご講演いただき、毎年、大変好評をいただいており、めいたん☆かいごふくしの学生達もとても楽しみにしている講演です。
 田中先生は、理学療法士として勤務する傍ら、介護技術の開発や、介助の困難事例の対応方法など、更なる技術や知識の向上の研究をされています。その知識と技術を、介護現場で活躍されている方々と共有することでより良い介護を目指し、全国で研修やセミナーを行っておられます。


 今年は『二次障害を起こさせない介護技術の基本』と題し、講演と実技の2部構成でご講演いただきました。


 特に、午後からの実技の部では、午前中の講演でお話していただいたことや動画で見せていただいたことを、田中先生にご指導いただきながら実践でき、大きな学びになった様子でした。




 たくさんの気づきがあった今回の講演は、間もなく社会に出ていく2年生にとっては特に、貴重な機会になりました。学校や実習先で学んだ知識や技術だけはなく、これからは利用者さんに教えられることもきっと増えていくはずです。社会に出ても、前向きに学ぶ姿勢を持ち続けられる介護福祉士であってほしいです。


☆学生の感想☆
●間違えた介護を行わない為、今授業で学んでいる基本動作は徹底的に身につけておくことが必須であり、基本がある上で応用ができるのだという事が理解できた。「理念を持っての介護」利用者さんの利益を守るために、私達は多くの知識を持つ事が重要なのだと考えた。
○はじめて聞くこともありましたが、すごく勉強になりました。二次障害や疾病のことをよく理解し、これからの勉強に生かしていきたいと思いました。
●その人の状態に応じた介護をしていくことが二次障害を起こさせないということを学んだ。
○介護を受けることになった原因・理由(一次障害)を理解しないまま介護をすると二次障害へ繋がってしまうと学びました。一つ一つのケアに意味があるということを理解して支援しないと誤った方法で介助してしまうことになると思いました。
●介護者側が、楽な方法、介助と思ってやっているつもりが利用者側にはキツイことをやっていたことを、体験を通じて学びました。実習中、自分が「よかれ」と思った介助で、逆に利用者さんを悪化させてしまったのではないかと心配になった点もありました。利用者さんはどんな介護を必要としているのかを考えることができるようになりたいです。
○自分だったらこうされたいと考えるのではなく、疾病や障害に応じた介護が重要なのだと理解できました。例えば福祉用具を使用する際でも、適切に使用しなければ、利用者さんと介護者に負担をかけることになることも分かり、介護のすべてにおいて基本が重要になることを改めて学ぶことができました。
●2年生になり、多くの介護現場で実習をさせていただいたことでより深く理解ができたと思います。これからの成長のために日々努力していこうと考える機会になりました。
○実技では、実際に利用者さんと同じ体勢になってみる事で見ているだけではわからないしんどさや辛さを自分も体験することができ、介助者が利用者さんのためと思い整えた体位も、利用者さんからするととても辛い体勢だったことを知ることができました。体験して学ぶことも大切だと思いました。
●実習では、利用者さん一人ひとりに合った介助をしてきましたが、実技で利用者役として体験した時、これが利用者さんが感じている気持ちなんだと理解することができた反面、今まで実習で行ってきたことが果たして利用者さんにとって安楽な姿勢であったのかと考えさせられました。
○利用者さんの病気や障害の状態を十分に理解して、利用者さんの状態を見極めることが大切なのだと知りました。病気や障害の特性をしっかり理解する為にも、今まで学んできた事をもう一度復習して学びを深めていきたいです。
●健常者にとって楽な移乗が障害者にとっても楽な移乗ではないということを知り、きちんと知識がある事が大切だと思いました。講演で話を聞くだけではなく、実技を行う事で実際に体験することができ、驚きとともに分かりやすく理解することができました。利用者さんの障害や病気の状態をきちんと理解したうえで、その方にあった介助を行える介護福祉士になりたいと思います。



2018年12月25日火曜日

食物栄養コース College Life 2018 Vol.5 1年生 調理学実習




 1週間集中して行った学内実習が終わり、たくましくなってきた食物栄養コース1年生の調理学実習の様子をご紹介します。

 12月10日(月)
今日の調理実習は、中華料理。
『酢豚、涼拍黄瓜、清湯睡蓮』



□■感想■□
・きゅうりの浅漬けがさっぱりと美味しかったです。胡瓜が嫌いだけど食べれました!
・スープの卵を飾り切りにチャレンジしてみました。難しいかなと思ったのですが、やってみると楽しかったです。家でもしてみようと思います。
・お正月に飾り卵してみようと思います。
・酢豚のパイナップルは…無くてもいいような。でも他の人はパイナップルが入っていて美味しいといっていたので、人それぞれの好みだなぁ~と思いました。



◆ 12月17日(月)
今日の調理実習は、郷土料理。
『鯛釜飯、せんざんき、しめ卵のすまし汁』




□■感想■□
・今日の実習は、各班一つ料理を担当しました。出来上がり時間を合わせるために、お互いの     作業を見ながら料理を作る事が出来ました。自分たちは、しめ卵を作りましたが、上手に作れて見た目も綺麗に出来ました。
・1人釜飯を初めてしましたが、あまり難しくなかったので、また作ってみたいです。
・鯛釜飯の味付けもいい感じでした。おこげも出来ていてとても美味しかったです♪


2018年12月24日月曜日

介護福祉コース 「食のバリアフリー」って知っていますか?





 11月27日(火)は、1年生と2年生合同で授業が開講され、ゲスト講師に医療法人社団・社会福祉法人あと会グループの岡﨑さんと鶴田さんにお越しいただき、お話を聞かせていただきました。
 医療法人社団・社会福祉法人あと会グループは広島市安芸区を中心に、特別養護老人ホームや老人福祉施設、グループホームなど35の事業を展開し、様々な介護サービスを提供している法人です。
 あと会グループさんでは、2007年から『凍結含浸法』(広島県食品工業技術センターの特許技術<2005年特許取得>)を使った料理を利用者さんに提供しているそうです。凍結含浸法とは、緩慢凍結した後、酵素の力を使って食材の形は崩さず、けれど舌や歯茎でもすりつぶせるほど食材を柔らかくする、近年注目されている調理法のことです。今回、凍結含浸法を使って調理されたハンバーグや煮物、卵焼きの試食させていただきました。



 高齢者や咀嚼・嚥下が困難な方々には、普通の食事を刻んだ『きざみ食』やさらに刻んだ『極きざみ食』、食材をミキサーにかけてペースト状にした『ミキサー食』などを提供していることが多いのですが、きざみ食やミキサー食は食材の本来の形が残っていません。そういった食事では、何を食べているのかがわからないだけでなく、見た目の「美味しそう!」を感じることは、残念ながら少ないかもしれません。
 凍結含浸法による食事は、きざみ食やミキサー食と同じくらい、食べやすい軟らかさにも関わらず、普通食とまったく同じ見た目なのはもちろん、味や香りもほとんど変わりがないのだそうです。試食させていただいた学生達からは、ひと口食べた瞬間から「美味し~い!」の声があがりました。

 あと会グループさんでは、凍結含浸法の食事を提供するようになってから利用者さんたちの食事に対する意欲か改善したそうです。食事は、エネルギーや栄養源を摂取する目的としても大事ですが、せっかく食べるなら楽しんで食べたいですよね。そのためには、味だけでなく食べる意欲がわく見た目であることも大切なこと。高齢者や咀嚼・嚥下が困難な方々にも、見た目に美しい食事を、楽しく不自由なく食べられる「食のバリアフリー」化が、愛媛県でももっと進んでいくといいですね。

 学生たちは、貴重な体験をさせていただき、学びを深めることができました。


2018年12月21日金曜日

食物栄養コース College Life 2018 Vol.4 1年生 給食実務学内実実習



11月26日~11月30日までの1週間、1年生の給食実務学内実習がありました。

約2カ月の練習の成果を発揮する、提供実習の日がやってまいりました!!






□■□■ 教員コメント ■□■□

    提供実習まで、試作や様々な書類作成を時間外にしなくてはなりません。選択している講義が学生によって異なり、全員が揃って活動することはとても難しいようでしたが、決められた時間内に提供できるように皆んなで考え、試作し改良を重ね、なんとか本番を乗り切ることができました。

   本番の1週間は、朝早くから夕方遅くまで立ちっぱなしの作業で毎日大変ですが、集中して作業を繰り返すからこそ身につく事があると思います。
いろいろ厳しいことを言いましたが、この経験や言われたことを忘れず、来年の学外実習に生かして欲しいです!


2018年12月20日木曜日

介護福祉コース  フットケアの方法を学びました




 11月12日(月)、フットケアサロン カノンの代表であり、NPO法人介護予防フットケアサポートねっとの理事でもある小野めぐみさんに講師にお越しいただき、2年生にフットケアの方法を教えていただきました。


 自立した自分らしい生活を送るためには、足もとの健康は欠かせません。特に、高齢者介護施設で生活を営む高齢者においては、足の異常によって歩行が困難になり、要介護度が増すという事例も発生しているそうです。フットケアには、足の爪切りや、角質ケア・保湿などによる機能向上や血行促進、足病変の防止や悪化防止など、足のトラブルを防ぐことだけでなく、利用者さんの「足」に触れることで「心」のケアにもつながっていくそうですよ。

 今回は、高齢者が特に自分で手入れをしにくい足の爪のケア方法について教えていただきました。


 フットケアの意義や効果について学んだあとは、専用の機材を見せていただきながら、先生によるデモンストレーションを見せていただきました。


 その後は、2人1組になって実践です。普段使っているものとは違う爪切りや、見たこともないような機材に恐る恐る触れていた学生たちですが、先生方に優しく丁寧に指導していただきました。

 足は「立つ」「歩く」という動作の要です。体を支える土台となる足がしっかりしているといつまでも健康でいられます。今回学んだことを忘れずに、高齢者や利用者さんの健康を足から支えていける介護福祉士になってほしいです。

2018年12月13日木曜日

めいたんパーク活動日記 12月4日 『クリスマスグッズ作り』

めいたんパーク活動日記 12月4日


12月4日(火)は『クリスマスグッズ作り』

~作って、飾って、Merry Xmas~

今日は「サンタさんの起き上がりこぼし」と「ツリーの帽子」と「イルミネーションお絵描き」の3つを作りました。学生さんや児童館の先生が、一生懸命準備してくれた製作セットを作っていくと、サンタやツリー帽子の出来上がり。 会場中、赤や緑に包まれて、気分はすっかりXmas。



庭の大きなツリーのイルミネーションの蓋に、描いた絵をはめ込むと、ライトが点灯し、子ども達の絵が優しく光りました。Xmasってなんだか、優しい気持ちになりますね。

皆様の幸せを願ってイルミネーションは12月25日までの 毎日17時~21時、点灯します。 


 ☆★Merry Xmas★☆ 


2018年12月10日月曜日

めいたんパーク活動日記 11月27日 『やきいも』

めいたんパーク活動日記 11月27日

11月27日(火)は『やきいも』
食欲の秋 おやつ企画第2段。今日のパークは「やきいも」「ママサロン」でした。


ミドリ先生のママサロンは
『子育てがしんどくなったら…』というテーマで、次のようなお話がありました。
「パパが子育てを助けてくれず、どうしてもしんどくなったら、パパの前で1回大暴れしてみる。
パパが気付けば、具体的なお願をする。きっと助けてくれるはず。子育ては本当に大変な作業。本当につらくてどうしても嫌になった時は、お子さんが生まれた時を思い出して…。きっとその時の感動や愛おしさを思い出すはず。思い出せたら、また頑張れるようになる。子育てを頑張っている自分を誉めて、子どもさんの良さを認めて、大変な子育てを楽しみましょう。」


こんなお話を聞いた後に食べるやきいもの、美味しかった事。一生懸命食べる、子ども達の愛おしかった事。それを見守るお母さん達の素敵だった事。 やきいもの香りの中で、ほのぼのと愛情を育む親子の姿が印象的なパークでした。




2018年12月7日金曜日

めいたんパーク活動日記 11月20日 『クッキング』

めいたんパーク活動日記 11月20日 


11月20日(火)は『クッキング』
 今回のめいたんパークは、スイーツコラボということで、事前申し込みをされた親子さんと、幼児教育学科、スイーツ・カフェコースとJAおちいまばり乃万女性部の皆さんがコラボして、10月に子ども達と一緒に掘ったサツマイモを使って、スイーツを作りしました。


 メニューはスイーツ・カフェコースの皆さんが考案してくださった5品。
≪たまごボーロ モチモチさつまいも スイートポテト さつまいものオレンジ煮 さつまいものポタージュスープ≫ 味は高級ホテルのデザートのようで、参加親子さんに大好評。スイーツ・カフェコースの学生さんの創意工夫が伝わります。レシピも掲載していますので、もし良かったらご活用ください。

  ★レシピはこちら★




 はじめてのデザート作りに、嬉しそうな子ども達。ちょっぴり心配そうなママ。それを支える学生さんの熱意。それらをドーンと見守る、肝っ玉母さんのような女性部の皆さん。おいしいスイーツをまん中に、心も身体も満たされたパークでした。
コラボしてくださった皆様、本当にありがとうございました。ごちそうさまでした。





国際観光ビジネスコース 今治市立別宮小学校訪問

平成30年11月30日(金)別宮小学校の国際理解の授業に参加しました。

この活動は、毎年今治市国際交流協会の協力を得て本学からの留学生派遣が継続的に行われています。

4年生雪組の教室に入ると、大きな拍手と歓声で迎えてくれました。




まずは、留学生から国の文化を紹介します。
中国からは本学1年生、朱英男さんです。
故郷、ハルビンの氷祭りのことや、名物料理について聞き取りやすいきれいな日本語の発音でプレゼンテーションをしました。



ベトナムから同じく1年生のブイ・ティー・トゥー・フエンさんが、ベトナムの教師の日について話しました。ベトナムでは、先生に贈り物を送ったり先生と交流を深めたりする日があり、日本にはない習慣に子どもたちは驚いていました。



本学の他にも、定住者であるタイ人の方が参加されており、タイのお話を聞きました。

次は、児童によるプレゼンです。
今治の瓦、タオル、しまなみ、食べ物、造船、おんまくについて丁寧に説明してもらいました。途中のクイズも楽しく、留学生は熱心に聞いていました。

休み時間になると、子どもたちは留学生の周りに集まり、興味津々質問タイムが始まりました。
留学生は最初のプレゼンでは緊張していましたが、最後は子どもたちと楽しく和やかな雰囲気で交流ができ、初めての小学校訪問を通して日本を改めて知る良い機会となりました。

2018年12月4日火曜日

国際観光ビジネスコース サイクリング&清掃活動

平成301125日(日)国際観光ビジネスコース2年生は自転車で海岸に行き清掃活動を行いました。

事前に海洋ごみについて調べ、海洋ごみが環境に及ぼす影響を学びました。

今治市内の海岸に着くと、予想以上のゴミが散乱しており、それを見て学生たちは驚いた様子でした。
発泡スチロールが波に打たれて変形したもの、ポリ袋、ペットボトル、空き缶などが大半で、
中には、パソコンやスニーカー、ボールなどもありました。

私たち以外にもボランティアの方が来られており、共に清掃活動に取り組みました。

美しい景色を守るためにこのような清掃活動の大切さを改めて感じたようでした。


2018年12月3日月曜日

食物栄養コース College Life 2018 Vol.3 学内実習


  11月27日火曜日

 今年も、とうとう始まりました学内実習‼︎
 献立もみんなで検討して決定。
 人数は少ないですが、力を合わせて頑張ります!




 9月25日の授業風景です。



 11月27日 提供日前日です。頑張ります😊


2018年11月26日月曜日

めいたんパークからのお知らせ

いつも本学の子育て広場「めいたんパーク」をご利用いただき、ありがとうございます。

「めいたんパーク」のご利用についてのお知らせです。

 2014年度から始まっためいたんパークも5年目を向かえ、地域の子育て広場として、沢山の方に参加していただいています。今後、さらに、安全で楽しい広場として活動することを目指して、運営方法を検討しました。

 今後、通常のめいたんパークは各回35組までの受け入れとさせていただきます。受け入れ数を超えた場合、安全を考慮してご利用をお断りすることがありますのでご了承ください。今後も学生とともに安心して楽しく過ごすことができる場を設定していきたいと思いますので、どうかご理解とご協力をお願い致します。






2018年11月22日木曜日

国際観光ビジネスコース 国内旅行業務取扱管理者試験(国家試験)合格情報

2018年度 国内旅行業務取扱管理者試験(国家試験)に4名が合格!

 2018年9月2日(日)に行われた国内旅行業務取扱管理者試験に本学から2年生2名、1年生4名の合計6名(留学生4名含む)が受験し、4名(留学生2名含む)が合格、1名(留学生)は国内実務科目が合格となりました。
 一般社団法人 全国旅行業協会が公開している実施状況によると、全国平均は、39.6%でしたが、本学は約66.7%という結果でした。

 受験者は、前期開講科目の「旅行業務Ⅰ・Ⅱ」、「観光資源論Ⅰ」と夏休みに行われた補習、集中講義「旅行業務演習」を受講し、合格に向けて学習してきました。特に、留学生は、難しい日本語の専門用語を理解することに努力しました。
 また、合格した1年生2名は、来年10月に実施される総合旅行業務取扱管理者試験に向けて海外実務科目の学習を進めていきます。

みなさん、合格おめでとうございます!



左から、劉 艶麗さん(2年生)、クアック ト チャウさん(1年生)、
河上 千悠さん(2年生)、髙田 空奈さん(1年生)


2018年11月19日月曜日

国際観光ビジネスコース 2年生 グリーン・ツーリズムを体験

11月10日(土)

今治市伯方町にて、愛媛県の特産品である「みかんの収穫」を通して、グリーン・ツーリズムを体験しました。
グリーン・ツーリズムとは、農山漁村地域を訪ね、その自然や産物、文化などを楽しむ観光のことをいいます。
学生たちは、農家の方や今治市でグリーン・ツーリズムの活動をしている「しまなみグリーン・ツーリズム協議会」の職員の方のお話を聞き、みかんの収穫体験を行いました。今治市伯方町での農業や美しい景観、農家の方との交流などを通して、地域の産業や観光について学ぶことができました。



2018年11月16日金曜日

国際観光ビジネスコース 第15回留学生日本語スピーチコンテスト in 愛媛2018

平成30年11月4日(日)
『第15回留学生日本語スピーチコンテスト in 愛媛2018』が南海放送本町会館で開催されました。

本学からは、ベトナム人留学生ヴー・ホアン・リンさんが出場しました。

愛媛県下の大学、短大、高校などから8か国15名の留学生が参加し、
素晴らしい表現力と言葉の力で観客を大いに魅了しました。

本学のリンさんは日頃の猛練習の甲斐があり、リンさんの表情豊かで楽しい内容のスピーチが観客の笑いを誘い
見事佳作を受賞することができました。

リンさんのスピーチはyoutubeで視聴できます。
南海放送のHP https://www.rnb.co.jp/event/node/009466.php
リンさんのスピーチ https://www.youtube.com/watch?v=iwca_2D8ETI



2018年11月15日木曜日

地(知)の拠点整備事業(COC事業)シンポジウム

地(知)の拠点整備事業(COC事業)シンポジウム

10月27日(土)13:00~14:30

 本学の「しまなみの文化と生活を守り育てる人づくり・つながりづくり」が地(知)の拠点整備事業(COC事業)として平成26年度に採択され、今治市と連携して地域課題に対応した事業を教育・研究・社会貢献の分野で展開しています。
平成30年度で5年目を迎え、最終年度としてCOC活動を通しての学生の地域に対する意識変化やCOC活動成果をまとめたシンポジウムを開催しました。



開会の挨拶 学長 野口学
 
自治体挨拶 今治市健康福祉部長 石丸 司様   

COC挑戦と成果
 地(知)の拠点整備事業推進室 室長 西本 修文

  本学は、従来より地域の要望に応えて、学科コースの特徴を活かした地域での教育活動、ボランティア活動に着手してきました。それらの活動や探究してきた成果を平成26年度から始まるCOC事業に地域志向の教育や社会貢献活動として集約しようと考え、『4事業10活動』と平成27年度に新設した『地域交流実践演習』として計画しました。
 学生たちは今まで学んだことを実践する機会を得ることができ、地域住民との交流を通して「コミュニケーション能力」を培っていくことができ、教育改革を推進する大きなきっかけと期待しました。
平成26年度から始まった本事業の活動、『4事業10活動』と『地域交流実践演習』の取り組みをしていく中で、それぞれの活動が地域とのつながりを深め、地域への就職にも繫がっています。


取り組み内容①
地域の子育て広場活動(めいたんパーク)地域連携の成果
         幼児教育学科  准教授  正岡節子

めいたんパークは、幼児教育学科が今治市子育て支援課、児童館と連携して、地域の親子が、安心して集まれる交流の場、地域の子育て情報交換の場として定着してきました。地域の親子に対して、学生主体のプログラムや外部講師である児童館職員によるふれあい遊びや乳幼児遊びの講座、季節のイベントを開催しており、年間約1,400名の地域の親子の参加者が、めいたんパークで学生と共に一緒に楽しんでいます。学生は、外部講師である児童館職員からプログラムの運営や子育て支援方法を学び、保育士・幼稚園教諭に必要な保育、子育て支援の実践的技術を高めています。


【卒業生の声】 村上 奈緒子さん 
 現在、今治市内で保育士として勤務しています。
 めいたんパークでは、遊びの展開や保育環境、保護者とのコミュニケーションなど、実践的な学びが今につながっていることがわかりました。在学中は、学生同士で話し合ったり、お互いを高め合ったりもしていました。学生の皆さんは、今、「なぜ?」、「どうして?」と疑問に思うことがあるかもしれませんが、今はわからなくても、見出せなくてもこの先、保育士として社会に出たときに気づくことができればいいなと思っています。頑張ってください。


取り組み内容②
健康推進プログラム
  ライフデザイン学科 食物栄養コース 教授 藤田 正隆

食物栄養コースでは、栄養と食習慣に関する正確な知識の教育普及活動として、<事業4>食育及び健康栄養教育事業を展開しています。
 子どもを対象とした食育活動では、市内の保育所の園児や幼児教育学科が取り組んでいる「めいたんパーク」及び農業まつりに参加している子どもに対して、カルタや紙芝居などわかりやすい食育媒体を作成して、学生が中心となって「食の大切さ」を伝える活動をしています。
また、高齢者を対象とした栄養・健康教室では、学生は松岡塾でゲスト講師から個別・集団栄養指導方法を学び、大三島地区、阿方・乃万地区の高齢者の方々、また、農業まつりなどの地域のイベントに参加して、骨密度測定、食育SATシステム(食事診断)など機器を利用した栄養指導・健康指導を実践しています。
それらの活動を通して、学生はコミュニケーション力や栄養指導の実践力を高めています。

【卒業生の声】 西谷奈恵さん
 今治市内で栄養士として勤務しています。
 在学時に印象に残っているのは保育所での食育講座と健康塾での栄養指導体験です。保育所では、園児に「食の大切さ」を伝えるために紙芝居、クイズ、ダンスなどにして発表をしました。健康塾での発表では、前半を「塩分摂取、減塩を」をテーマに発表し、後半では全員参加のクイズや質問コーナーを行うなど、関心をもってもらえ、集中力を切らさないように工夫をしました。発表するために必要な資料や媒体の内容を自ら考えること、また、食べることの大切さを改めて理解しました。発表の準備は授業以外での作業となり大変だったが、みんなで達成感を共有することができました。様々な場面で発表したことで、人前で話すことの苦手意識が薄れ、自分自身が成長できました。


取り組み内容③
地域志向科目「地域交流実践演習Ⅰ・Ⅱ」
 幼児教育学科 准教授 寺川 夫央

「地域交流実践演習Ⅰ・Ⅱ」は、地域に貢献する人材育成のために平成27年度に新設した地域志向科目で、全学的に教育改革を実施したコアとなる科目である。学生が活動したいテーマを選択し、地域の外部講師からの講話や地域活動を通して、地域課題に主体的に取り組み、グループワーク、実践活動、まとめ、活動報告会を前期、後期で実施しています。
テーマは「中心市街地活性化」、「文化の継承(おへんろ)」、「文化の継承(玉川)」、「文化の継承(料理)」、「観光(島とサイクリング)」の5つです。
学科コースを超えたグループワークにより、「他学科コースの学生・教員の交流が深まった。」学生は、「この授業をきっかけに人前で自分の意見を言えるようになった。」、「地域の人と交流するためには、自分から積極的に動くことだと学んだ」など主体的な取り組みができるようになりました。

【卒業生の声】 苅田康平さん
 現在、今治市内で保育士として勤務しています。
 「地域交流実践演習」の授業を受けて、今治のことをより知ることができました。
 また、他学科の学生と関わりを持つことができました。仕事の中で子どもとの関わりは大切ですが、保護者や同僚など大人とのコミュニケーションは、この「地域交流実践演習」の授業で、地域の方々との関わりを持つことにより少しずつ身についたように思います。
活動報告会での発表は人前で話すことの訓練になり、今に役立っています。
この授業を通して、在学中に今治について知ることのできる機会を持てたことは、とてもよかったです。

 【まとめ】 COCコーディネーター 林 和男
 社会構造の変化、特に地方の人口減少の顕在化は東予地区でも同様であるので、少しでも若い人の人数を増やすことが重要であるとの認識があり、若い人が地域に残るまたは戻ってきて活躍していただくことが必要です。各担当者が説明をしたように教員・学生のアンケートによれば、地域を意識する様になったと答えた人が多く、COCの取り組みは大きな成果だと思われます。
しかし、本学は多くの場合専門的な資格を取ることが目的であり、短大に決められた卒業単位数を大幅に超えたカリキュラム編成を行っていることもあり、かなりタイトの中で、地域を意識した講義の新設、または従来の科目のなかに地域を意識させるように内容を取り込むためには、教員や事務局、学生にとってもかなり努力と労力が必要だったと思われる。その意味で関係者の努力を評価したい。
今後も地域をより良く、住みやすく、若い人が元気に活躍できる社会づくりに貢献していきたいと考えています。

 今回のシンポジウムには、100名あまり方々にご参加いただきました。ご参加、ご協力いただきました皆様、大変ありがとうございました。
 今後も地域に根ざし、地域に貢献できる人材を輩出していきますので、地域の皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。


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