2021年12月29日水曜日

調理師専修科 オリーブ収穫体験

 しまなみ産オリーブ収穫体験 withポパイズクラブのみなさん


11月18日(木)

調理師専修科の学生と教職員が今治市吉海町の「ポパイズクラブ」でオリーブの収穫を体験しました。


ポパイズクラブは、平均年齢73歳超の男性7人によるチームで、約8年前からこの地でオリーブ栽培を始めています。

初年度は400本、2年度は200本と栽培数を増やしていき、今では1.6haの園地でオリーブの栽培やオリーブオイルなどの製造をしています。


この収穫体験は、調理師専修科と愛媛県東予地方局今治支局産地戦略室が連携した活動の一環で、オリーブの収穫体験を通して、学生の食材に関する知識を深めることが目的です。


学生たちは、まず3つの班に分かれ、ポパイズクラブの方々に収穫の手ほどきを受けたのち、オリーブの収穫を体験しました。


【収穫の手順(一斉摘み取り)】

①木の下にブルーシートを敷く



②ワイルドに実を全部落とす

③収穫した実をあつめる



途中、オリーブオイル搾油現場見学で、搾りたてのオリーブオイルの試飲をさせていただきました。新鮮な素材の味を知る貴重な体験です。





オリーブオイルは料理で口にしていても、なかなか飲むという経験はしたことがないため、未知の世界。おそるおそる口に運んでみると、独特な苦みとともに、爽やかな風味が口に広がり、とても味わい深いものでした。


オリーブの実は収穫時点から酸化と発酵が始まるため、収穫後24時間以内に加工を行わなければなりません。また、そのままでは食べられないため、洗ってすぐに絞り、ピュアオリーブオイルにしたり、あく抜きをし、ひたすら水換えをしてオリーブの塩漬けにしたりするそうです。


収穫がひと段落すると、虫食いやシワシワになった実などを除く選別作業も行い、オリーブオイルになるまでの一連の工程を学ぶことができました。




今回のポパイズクラブの方々との収穫と選別作業を通して、食材の知識だけではなく、地域の方々が力を入れている町おこしや地産地消の取り組みについても伺うことができ、学び多き一日となりました。



 

動画リンク 



2021年12月28日火曜日

調理師専修科 『本学自慢の取り組み』が全調協ニュース特集コーナーへ掲載

”本学の自慢の取り組み” が 全調協ニュース 特集コーナーへ 掲載されました!


 全国調理師養成施設協会では、毎月月刊全調協ニュースが発行されており、その中には特集コーナーや全国の調理師学校について、技術考査・食育教室について等掲載されています。

 昨年12月~今年1月に実施された「2020年全調協ニュースアンケート」において、ニュースの特集コーナーで紹介して欲しい自校の取り組みを回答したところ、本学が紹介されることになりました。

テーマは、「他学科との共同授業で互いの学びが深まる食育教室」
     「他大学との共同授業で地域のジビエ活用の活性化へ」についてです。


幼児教育学科との共同授業により、”今治の食育教室といえば今治明徳短期大学”と思われるように、認知度を上げていきたいです。







そして、岡山理科大学獣医学部との共同授業においては、家庭で気軽にジビエ料理をおいしく食べる機会を提供するため、2月に保存食品(缶詰)にする料理の試作に取り組む予定です。






2021年12月27日月曜日

幼児教育学科 地域と連携した「教職実践演習(幼稚園)」③

 地域と連携した「教職実践演習(幼稚園)」の授業内容を紹介します!③

③地域の保育現場での音楽実践

 幼児教育学科2年次後期には、教職課程の最終統括科目として「教職実践演習(幼稚園)」が開講されています。その中で、地域と連携した授業内容を三例、シリーズで紹介します。  


三つ目の内容は、「保育現場での音楽実践」です。

 10月中旬から11月にかけて4つのグループに分かれ、計画、準備を進めてきた音楽活動を12月1日および8日に、地域の幼稚園、こども園で実践させていただきました。

 てあそび、読み聞かせ、歌、ゲームなどを組み合わせた30分程度の音楽活動プログラムでした。学生たちは子どもたちの元気な歌声に助けられながら、楽しい時間を過ごすことができました。

後日、この活動の振り返りを行い、保育者になるために必要な指導力、ピアノ伴奏力、間を考える、子どもたちのいいところを見つけてもっと褒める等の課題を確認しました。卒業までに園でよく歌う曲は暗譜するくらい練習していくことが行動目標です。

 ご協力いただいた幼稚園、こども園の皆様、ありがとうございました!


(学生の反省点)(抜粋)

もっとピアノの技術を上げる。子どもたちのいいところを見つけてしっかり褒める。

・ピアノをもう少し練習しておくべきだった。

・ピアノの技術が足りず、遊びをスムーズに行えなかった。楽器等をもう少し工夫した計画を練れたらよかった。

・子どもたちの良い行動を見逃さずに褒め、主体的に動けるように促せるようにしたい。

・体を動かすときの注意点や配慮が足りなかった。







幼児教育学科 地域と連携した「教職実践演習(幼稚園)」②

 地域と連携した「教職実践演習(幼稚園)」の授業内容を紹介します!②

②幼児期からの性の学び

 幼児教育学科2年次後期には、教職課程の最終統括科目として「教職実践演習(幼稚園)」が開講されています。その中で、地域と連携した授業内容を三例、シリーズで紹介します。  


二つ目の内容は、「幼児期からの性の学び」をテーマとしています。この授業には、2年生とともに1年生も参加しました。


12月6日、食愛♡Kitchen~くうらぶ♡キッチンを主宰されている菊池準子先生におこしいただき、「包括的セクシュアリティ教育で『こころとからだの主人公』に」を大テーマとして幼児期からの性の学びについて講和をいただきました。

最初に「性の学び」がなぜ必要なのかを具体的な事例で学生から意見をもとにお話いただきました。

「性」の場面においても人権意識をもち、お互いを尊重した行動がとれる人を育てること、それは男女の区別がつき始める幼児期からはじまるとのお話。また、性の学びの根幹には、人権、性の人権、多様性、ジェンダー平等というキーワードがあり、それぞれ説明されました。「性」の教育は自分が好き、いわゆる自己肯定感が根底にあり、一人ひとりが「こころとからだの主人公に」なることであることを学びました。

菊池先生、ご講義ありがとうございました!


(学生の感想)(抜粋)

性教育は幼少期から始まる。保育者として子どもの性の質問にもしっかり応えたい。

・講演を聴いて、小さいころから正しい性教育を伝えていくことで、自分自身の身を守ることだったり、望まない妊娠だったり、犯罪というものを防げるのだと感じた。そのためには、大人や親が子どもたちに言葉を濁すことなく、恥ずかしがることなく、わかりやすく伝えていくことが大切だと思う。

・性教育は、思春期ぐらいから学ぶイメージだったが、人への信頼や自分に自信をもつとか当たり前のことと思っていたことが子どものころから将来につながっていくので声掛けなど関わりを大切にしていきたいと思いました。

・性教育はどの年代にも必要であることがわかりました。事例をふまえながら具体的に考えることができてわかりやすかったです。

・性について子どもは素朴な疑問を投げかけてきます。その時に大人は拒絶せずにしっかりと受け止め、答えることが大切だとわかりました。

・子どもの質問をしたことに対して否定をすると質問をしたことに対して、マイナスなイメージをもってしまって、次から口に出して質問をしなくなってしまうので、保育者になったときに聞かれたら答えるようにしたいです。

・性について権利があることを初めて知ることができたため、しっかりと覚えておきたい。性について正しい知識をしっかりと身に付けておき子どもに対して恥ずかしがらず伝えられるような大人になりたい。




幼児教育学科 地域と連携した「教職実践演習(幼稚園)」➀

 地域と連携した「教職実践演習(幼稚園)」の授業内容を紹介します!①

~①先輩保育者からの学び

 幼児教育学科2年次後期には、教職課程の最終統括科目として「教職実践演習(幼稚園)」が開講されています。その中で、地域と連携した授業内容を三例、シリーズで紹介します。  


一つ目の内容は、「先輩保育者からの学び」をテーマとしています。

 11月29日、西条市のこども園で保育教諭をされている一色麻里先生に来年4月から保育者になる学生に先輩の立場から講和をしていただきました。

 授業では、3歳児クラスでよく遊んでいる玩具を学生自身が体験し、その意味を考えたり、一色先生が新人保育者のときのお話をいただいたり、これから保育者になるうえでのアドバイスなどをいただいたりしました。授業の後半では、学生からの質問にも答えていただきました。一色先生、西条市の関係者の方々、本当にありがとうございました!


(学生の感想)(抜粋)

現場の先生の生の声から就職後のイメージをもつことができました

・実際に現場に出ている先生からお話を聞くことで、就職後の1年目の動きをイメージすることができた。1年目は「見て、聞いて、真似る」ことが大切だと学んだ。

・1年目も10年目も保護者や他の人たちは同じ保育者として見られるので保育者としての自覚を持つことは大切だと思いました。

不安に感じていた保護者対応について、そのポイントを学びました

・保護者対応、連絡帳への記入など、来年度から働くにあたって気になっていたことを聞くことができ、とても勉強になりました。

・保護者対応は不安でしたが、子どもたちの様子を観察し、楽しそうにしていることを伝えてあげるだけでも保護者は安心するといっていたので先輩保育者の対応をまねし、保護者や子どもたちから信頼される保育者を目指していきたいと思います。

保育者として連携・チームワーク、そして、先輩に頼ることも大事

・自分で全て背負わずに、先輩保育者に頼ることも大切だということを改めて思いました。

・保育はチームワーク、チームプレイがとても重要になるとお話されていたので、今よりも少しでも人に頼れるようになっておきたいと思いました。


・今日の講義で学んだ様々なことを生かして4月から保育者として頑張ろうと思います。








2021年12月25日土曜日

国際観光ビジネスコース 第18回留学生日本語スピーチコンテストin愛媛2021

 第18回留学生日本語スピーチコンテストin愛媛2021


2021年12月19日

南海放送にて『第18回留学生日本語スピーチコンテストin愛媛2021』が開催されました。


本学からは、1年生の劉振平さんが出場しました。8月から原稿を書き始め、それから、何度も練習を重ねてきました。本番では、ペットに救われた自らの経験からペットと人間が共存する社会の実現が大切であることを堂々と丁寧に語りました。

 結果、「佳作賞」と「南海放送リスナー賞」を受賞することができました。2つの賞を受賞したのは、今回が初めてです。おめでとうございます!




 今回のスピーチコンテストは次のURLから見ることができます。


【南海放送HP】

https://www.rnb.co.jp/event/node/011625.php


【Youtube】


https://www.youtube.com/watch?v=DUAzyBNNFYg

◇劉振平さんは7番目(1時間1分頃からです) 


ぜひご覧ください。


2021年12月24日金曜日

国際観光ビジネスコース 2021年度「総合旅行業務取扱管理者」国家試験に合格しました

 2021年度「総合旅行業務取扱管理者」国家試験に合格しました


2021年10月24日(日)、広島市で「総合旅行業務取扱管理者」国家試験が実施されました。本学から国際観光ビジネスコースの2年生2名(いずれも国内旅行業務取扱管理者有資格者)が受験し、近藤五十鈴さんが合格しました!おめでとうございます!


今回の試験は、例年に比べて難しく、合格率はわずか6%(国内有資格者でも17%)と難関でしたが、見事合格しました!


 4月から対策をはじめ、前期の講義や補習、夏休みの集中講義などで合格を目指して勉強しました。

「旅行業務取扱管理者」は、旅行に関する唯一の国家試験で日本国内を扱う「国内」と、海外旅行も扱う「総合」があり、「総合」は旅行に関する最高峰の資格です。旅行業法により、「旅行業」扱う営業所では、各営業所に1名以上の旅行業務取扱管理者を配置することが義務付けられています。



調理師専修科 デコレーションケーキコンテスト

12月21日 調理師専修科ではデコレーションケーキコンテストを行いました。

学生11名がデコレーションしたケーキを学生と教職員で評価し、展示しました。




2021年12月23日木曜日

幼児教育学科 2年生 & スイーツ・カフェコース 1年生「今治福祉園」の皆さんとクリスマス交流会

 幼児教育学科2年生とスイーツカフェコース1年生が 「今治福祉園」にお邪魔して利用者の皆さんとクリスマス交流会をしました。


冬空のひろがる12月17日(金)、幼児教育学科2年生とスイーツカフェコース1年生が、今治福祉園の皆さんとクリスマス企画を行いました。

スイーツカフェコースは、「マジパン体験」で、あらかじめ学生が用意したカラフルに色づけされたマジパンで、利用者の皆さんが好きな形、好きなものを形作っていただきました。小一時間にわたって楽しいひと時を過ごしていただいた様子で、安堵しました。

幼児教育学科はクリスマスにちなんだ内容をと、ハンドベル演奏、『サンタのおまじない』のパネルシアター、大型絵本、そして手作り楽器を利用者の皆さんとともにそれぞれ手にして「ジングルベル」「あわてんぼうのサンタクロース」を歌いました。

ハンドベル演奏の練習風景は、ホームページに載っていますので、そちらもご覧ください。

皆さんによいクリスマスとお正月がきますように。来年もよろしくお願いいたします。








2021年12月22日水曜日

幼児教育学科 1年生 今治市ダウン症の親のつどい「ひまわりの会」に参加

 幼児教育学科 1年生が今治市ダウン症の親のつどい「ひまわりの会」に参加させていただきました。


 冷たく強い風が吹いた12月17日(金)の午後、幼教1年生が今治市中央保健センターで開催された「ひまわりの会」で参加された親子の皆さんと交流させていただきました。




 体を動かしたり歌を歌ったりして楽しもうということで、「手のひらを太陽に」「赤鼻のトナカイ」などの振り付き歌唱や、パネルシアターなどを行いました。今後ももっと研鑽して、子どもたちが中心の実践を身につけていきたいと思います。




2021年12月21日火曜日

幼児教育学科 12月14日 めいたん広場

今年度最終の学生プログラムによるめいたん広場を開催しました

山もすっかり色づいて、晩秋らしい景色がひろがる12月14日に、今年度最後の学生プログラムを実施しました。

親子ふれあい遊びでは、わらべうたを取り入れ、ゆったりとした時間を過ごしました。子育て講座では、「歯の健康」ということで、歯磨きの大切さ、正しい歯磨きの仕方などを歯科衛生士の越智先生に教えていただき、参加したお母さんから熱心な質問が出ていました。その後、なつかしの影絵に挑戦し、本日のプログラムを終了しました。


これで、今年度の「めいたん広場」は終了しますが、来年1月18日火曜日には、「おでかけ児童館」がありますので、ぜひお越しください。







2021年12月14日火曜日

幼児教育学科 1年生の学外実践

 幼児教育学科1年生による学外実践を行いました。


2021年12月3日金曜日に、バリっ子広場にて学外実践を行いました。緊張した面持ちで、声もいつもの調子では出せない様子でしたが、15組の親子の皆さんの参加を得て、子どもたちの元気な様子に支えられ、用意してきたプログラムを何とかこなしました。これから実習を重ね、学びを深めてより良い実践を行えるよう、努力していきたいと思います。






2021年12月13日月曜日

幼児教育学科  12月7日「めいたん広場」を行いました。

 令和3年度の学生プログラム「めいたん広場」を行いました。

12月7日火曜日、幼児教育学科2年生による学生プログラムを実施しました。参加者は5組で、クリスマスに向けてのツリー製作をしました。穏やかな雰囲気で、ゆったりとした時間を過ごし、子どもたちも保護者から離れて学生と遊ぶ様子が見られました。子育て講座として市健康推進課の西岡さんに「乳児の食事について」お話をいただきました。

来週14日にも学生プログラムを行います。参加枠にもう少し余裕がありますのでよろしかったらお申し込みください。






2021年12月8日水曜日

大学公開講座 介護福祉コース 「コロナ禍の介護技術」 ~利用者を感染させないポイントについて~

 大学公開講座2021 11月13日(土)

「コロナ禍の介護技術」 ~利用者を感染させないポイントについて~

株式会社大起エンゼルヘルプ 介護事業部 部長補佐 理学療法士 田中義行先生

第1部 講義   9:00~12:00  第2部 実技指導13:30~16:30


毎年、11月11日(介護の日)に合わせて、介護に関する公開講座を実施しています。

今年は、11月13日(土)に株式会社大起エンゼルヘルプ 介護事業部 部長補佐 理学療法士 田中義行先生を講師に迎えて新型コロナウイルスの感染対策を取りながら大学公開講座を実施しました。

ライフデザイン学科 介護福祉コースの学生と一般の方を合わせて20名が受講しました。


今回の講座は、「コロナ禍における感染対策の考え方や介護技術への応用について学ぶ」という目的で、第1部は講義、第2部は実技指導の2部構成で進められました。


講義では、新型コロナウイルスの特徴や濃厚接触者の定義からはじまり、介護する側が注意すべきポイントについての説明がありました。

〇介助者の心構えと感染を防ぐポイント

「換気」、「マスク」、「手指消毒」といった基本的感染対策の徹底はもちろんのこと、

・自身が「無症状感染者」である可能性を考慮し、「濃厚接触」を避ける、

・「介助に時間をかけない(時間短縮)」、

・「利用者との距離をとる(低接触)」が重要となっている。


〇食事介助のポイント

 ・食材の大きさは小さすぎず、その人にあった大きさとし、2cm角より小さめ(通常、咽頭から食道に落としこめる食べ物の大きさは最大2cmと言われている)がよい。

 ・飲み込んでから次に進む

 ・姿勢が特に重要(前傾姿勢にならないようにする。)

 ・早く終わらすということが良い介護ではない。

安全にむせることが少なくなるように。(飛散予防)

 

 田中義行先生によると、コロナ禍は落ち着きつつあるが、今後も感染再拡大の可能性もあり、今後の介護技術は優先順の上位に「感染予防」が必要となる。

 そのためには、これからも低接触、時短ができる方法を検討していく必要がある。とのことでした。


 介護福祉コースの学生は、介護福祉士取得に関わる施設での介護実習においても、大いに役立つ講義と実技指導となりました。








2021年12月7日火曜日

国際観光ビジネスコース 学外研修 四国鉄道記念館、無人駅見学

四国鉄道記念館、無人駅見学 学外研修に行きました


「観光と地域経済」の講義では、中四国地方の公共交通の課題や観光活用について取り組んでいます。11月27日(土)に、公共交通への理解を深めることを目的に、履修者14人がJR伊予西条駅に併設する四国鉄道記念館と伊予小松駅を訪問しました。


記念館では、ガイドの方から説明を受けて、新幹線や在来線の歴史、安全システムなどについて学びました。西条市は日本初の新幹線計画を実現した十河信二さんゆかりの地で、愛媛と新幹線との関わりについても知ることができました。記念館からは、実際の伊予西条駅構内や車庫も見えて、多くの列車が停車している光景も見られました

四国の鉄道をイメージしたジオラマコーナーや列車の運転席見学が人気でした。11月13日にコースセミナーの研修で訪問した大歩危・小歩危に列車が走る光景もありました


その後は、伊予小松駅を見学して無人駅の現状やワンマン列車の利用方法について学びました。慣れてないと、四国で列車を利用するのはちょっと難しそうですね。


日本で鉄道やバスなど公共交通機関を利用したことのない留学生もいて、旅行気分を満喫しながら、日本の鉄道、公共交通について学べました。これから、就職や進学で公共交通を利用することもあると思うので、今日学んだことを活かして利用してください。








2021年12月6日月曜日

大学公開講座 介護福祉コース 音楽療法ってなに?

 
「音楽療法ってなに?」


11月11日(木)10:30~12:00

幼児教育学科 十河治幸先生による

「音楽療法ってなに?」の大学公開講座が開催されました。

コロナ禍ということもあり、介護福祉コースの学生20名他教職員が授業の一環で受講しました。


日本音楽療法学会の「音楽療法」の定義は、“音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、音楽を意識的、計画的に使用する”ことだそうです。簡単に言えば、音楽を通してコミュニケーションを図り、健康の回復をサポートする療法です。



音楽療法の目的として、1.治療、2.リハビリテーション(教育)、3.QOL(生活の質の向上)、4.予防、5.自己発見、自己成長が挙げられています。

今回は、5.自己発見、自己成長のテーマで講座が進められていきました。

音楽療法の方法には、能動的音楽療法(歌う・楽器を使う音楽療法)や受動的音楽療法(聴く音楽療法)があり、受動的音楽療法の中でも音楽を聴くことで自分を調整するRMT(調整的音楽療法)を受講生は体験しました。


「G線上のアリア」のCDを聴く前の気分、例えば、落ち着かない、悲しい、疲れたなどの30項目のチェックを行い、その後、同じ項目でCDを聴いた後の気分をチェックしていきました。項目を点数化してその結果によって緊張、不安状態が自分にどのように影響するかを見ていきました。


これまでに聴いた音楽や歌ってきた曲を意識することで心身共に、影響を受けやすいということが理解でき、介護福祉コースの学生は、音楽療法を介護にどのように活かせるかを理解する機会となりました。



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