2026年8月25日火曜日

ミャンマー人留学生対象の就職セミナーを開催(8月20日)

 8月20日(木曜)は、午前9時から学生全員(290名)が登校する成績手交日でした。前期の成績が担当教員より手渡され、達成感を感じるもの、反省し奮起を誓うもの、それぞれが前期の学修をふり返り、後期に向けて目標を立てました。

国際観光ビジネスコースでは、成績手交の後に留学生を対象にした寮生活の指導や、キャリア支援委員会による就職セミナーがありました。今回の就職セミナーは、国別で最も多いミャンマー人(97名)を対象とし、大講義室で開催したところ約90名の参加がありました。すでに2年生の中には内定をもらった学生がいる一方で、熱心に活動を続けるもの、どうしようかと迷うもの…と、まだ決まっていない学生が多く見受けられます。1年生については、ようやく日本での生活に慣れてきて、心にゆるみが出始めた頃なので、目標を明確にして早めの準備を促すねらいがありました。



そこで、特定技能1号の斡旋や支援に力を入れているKUROFUNE株式会社の社員をお招きし、ビルマ語をまじえながら、外国人には理解しづらい特定技能1号の制度説明や取得に向けたプロセスをご説明いただきました。これまでは、「やさしい日本語」で説明を行ってきましたが、学生たちの理解の助けになればと、同社人材紹介部のミャンマー人社員にご登壇をいただきました。全体説明終了後に個別相談も行ったところ、数名の学生が社員に質問を投げかける姿が見られました。



セミナーの感想を数人に訊ねたところ、「ビルマ語で行ってもらえてとても分かりやすかった」「知りたいと思うことが今回聞けてとても参考になった」「こういうセミナーがあれば良いと思っていたので、とてもいい経験になった」「ホテルの特定技能を考えているので、相談できて良かった」「次回は技人国ビザについての説明をビルマ語で聴きたい」などの返答がありました。現在は夏休み中ということもあり、留学生たちはアルバイトにいそしんでおりますが、その経験を生かして特定技能1号につなげていくというやり方もあります。当然、N2以上の資格を有することで、企業から内定をもらい、技人国ビザを取得することを学生たちには推奨しております。しかし、愛媛県や今治市における求人・職種との兼ね合いもあり、支援や指導に対しては難しい一面もあります。ミャンマー人留学生には、英語のコミュニケーション能力も磨くよう、指導しているところです。後期の秋にも、留学生を対象にした企業セミナーの開催を計画中です。







2026年8月18日火曜日

大学公開講座 いまばり博士検定対策講座(8月11日)

 8月11日(祝日)午前中に本学3号館(333教室)で大学公開講座を開催したところ、44名の受講者(ほか教職員5名)がありました。例年、「いまばり博士検定」(今治商工会議所主催)が近づくお盆前の「山の日」頃に対策講座を開催しておりますが、これまでで最高人数の参加者があり、驚いております。この日、講師は同検定の監修者である大成経凡先生が務めました。

 受講者にリピーターが多いのは、何度も検定に挑戦し、これを生涯学習と位置づける高齢者たちの存在があります。初級編・中級編・上級編・プレミアム編とステップアップを目指す中で愛郷心も育まれていきます。広く浅く、広域的な今治市の歴史・産業・お祭り・行事・人物、しまなみ海道の知識を把握することで、ボランティアガイドの力量も培われます。今年で検定は第17回を迎えますが、久しぶりにジュニア編で小学生2名の受検があるようです。そのうちの一人が、お父さんと一緒に講座に参加してくれました。県外出身者が6名もいましたが、このうち半分は帰省客で、縁もゆかりもなく近畿地方からご当地検定ハンターとして参加された方も2名いました。そのハンター曰く、「近年、ご当地検定は下火となり、やっていてもWEB受検といった具合で、いまばり博士検定のような会場形式のスタイルはなくなってきている」とのことでした。全編の問題を作成している大成先生としては、〝継続は力なり〟が実感できたようです。

 ちょうど今年度から、本学では地域未来創生コースの創設にともない、その必修科目として前期8コマ授業の「いまばり博士検定対策」が誕生しました。その履修者6名は8月23日に全員が初級編への受検を予定しており、この日はそのうち5名が検定対策として参加しました。FC今治高校里山校の教員・生徒も1名ずつの参加がありました。特にプレミアム編の受検を予定している方は、この講座で公式ガイドブックには載っていない時事問題の把握に努めます。今治市では、毎年のように新たな施設やイベントの誕生があり、出題ネタには事欠きません。愛媛新聞や広報いまばり、フリーペーパー「まいたうん」などから情報収集に励むことが求められますが、その1年間に起きた出来事の要点をこの講座では紹介してくれるのです。

例えば、FC今治に新たなマスコットが誕生しましたが、その名は「セイルン」。また、イオンモール今治新都市に「しまなみ木のおもちゃ美術館」もオープンしました。今治を舞台にした凪良ゆうさんの小説『汝、星のごとく』を原作とする映画が今秋10月9日に公開されますが、主演俳優の広瀬すずさんが高校生役で着用する制服は今治西高校女子生徒用…といった具合に、見逃してならない情報が盛りだくさんでした。学校法人今治明徳学園が創立120周年(ルーツは今治技芸女学校)ですが、これに関する出題もあるのでしょうか(笑)。過去に、本学から初級編を受験した学生が何名かいたようですが、大成先生によるとまだ誰も合格していないようです。今年は傾向と対策をしっかりこなしたことで、数名の合格者が誕生することを願っております。


過去問を解く参加者

講座の様子


2026年8月7日金曜日

授業紹介 「日本を学ぶⅠ」大三島を視察(8月3日)

 8月3日(月曜)午後、共通教育科目「日本を学ぶⅠ」(大成経凡先生)は前期最後の授業となり、2コマの補講(14:30~17:40)を使って今治市北端の大三島へ学外授業に出かけました。本科目は時間割では16:10開始のため、これまで実施した学外授業は1コマで行くことができる市内陸地部に限定されました。2コマあれば市内島嶼部にもアクセスでき、しまなみ海道有数の観光地・大山祇神社を訪ねることができるのです。日本人の精神文化を考えるとき、神道や仏教の影響は大きく、かつて〝日本総鎮守〟の格式を誇った大山祇神社は学びの教材が多いと考えました。

 参加した学生は45名で、このうち39名が留学生(ミャンマー38・インドネシア1)でした。今春入学した1年生は、大三島を訪ねるのが初めてのため、広島県境に位置する同所はプチ旅行といえなくもありません。しかし彼ら彼女らを待っていたのは、大三島で観測史上最高気温38.5度という、酷暑に一歩手前の猛暑だったのです。境内では、なるべく木陰を移動するよう心がけましたが、予想以上の暑さに学生もタジタジ。斎田(さいでん)そばの絵馬堂で、大成先生から最初の解説がありました。すでに境内にいるため、他の参詣者(観光客)に迷惑をかけないよう、団体行動のマナーを守るよう忠告。荘厳な雰囲気を台無しにしないよう、大声の私語を慎むよう伝えました。参道での食べ歩きやスマホもダメ。その理由として、神道の神様は目に見えない存在であることを理解してもらいました。


御神木の大楠


二の鳥居と「大楠の老木」前で記念撮影をしました。これも団体行動の訓練の一環で、すみやかな行動を心がけました。その大楠に綱が巻かれ、依り代という白い紙が付いているのは、大山祇神社のご祭神〝大山積神(オオヤマヅミノカミ)の分け御霊〟が宿っていることを意味します。さらに、国指定天然記念物でもあるため、幹はもちろん枝葉を許可なくさわってはいけないのです。また、大山積神は〝山の神〟や〝田の神〟でもあるため、境内には斎田という田んぼがあり、そこで収穫した酒米は醸造されて「白鷺」(しらさぎ)というお神酒へと変わります。日本では古来、山の神は春になると麓へ降りてきて田の神となり、秋の収穫を終えると山へ戻っていくという思想があります。それを体現したのが、同社の御田植祭と抜穂祭であり、稲の精霊と人間の力士が相撲3番勝負をとる「一人角力」(県指定無形民俗文化財)は有名です。学生たちには、神道のナニコレを少しアカデミックな観点から理解してもらいました。


大山祇神社 二の鳥居


拝殿では、希望者のみが参拝をしました。神道の作法である〝二礼二拍手一礼〟を知ることも授業の一環でした。恥ずかしいと感じる学生は、他の学生がおみくじを引いたり、陰で涼んでいる隙に少人数で参拝をしていました。おみくじは、今回もまた凶を引き当てた学生がいて、いい戒めとなりました(笑)。おまけ付きのおみくじが女子留学生には人気でした。そして神社観光の目玉の一つ、〝生樹の御門〟(いききのごもん/県指定天然記念物)を目指しましたが、拝殿前からわずか数百㍍の道中が暑さのピークだったような気がします。それでも、老楠の根上がりアーチの下が参道という珍景には目を奪われた様子でした。


生樹の御門

生樹の御門が散策の折り返し地点となりました。二の鳥居近くのコンビニ駐車場にバスは待機していましたが、学生たちにとってはまさにオアシスへの民族大移動でした(笑)。せっかくなので、帰途に多々羅しまなみ公園でも少し休憩をとりましたが、16:30を過ぎても暑さは半端なく、体感をもって日本の夏を学ぶ、猛暑の印象が強く残る学外授業となりました(それも日本!)。大三島再訪があるとすれば、後期の「日本を学ぶⅡ」or「地域交流演習」で涼しいor寒い時期をねらいたいと思います。

2026年8月5日水曜日

7月9日(木) 丹原高校での出張講義☆彡

愛媛県立丹原高等学校 園芸科学科の2年生と一緒に、

高校の畑で収穫して保存しておいたじゃがいも、トマト、いちごを使って調理する実習をさせていただきました。


マッシュポテト→ニョッキとバスク風チーズケーキ

トマト→ニョッキのトマトソース

いちご→チーズケーキに添えるソース


慣れない作業もあったと思いますが、みなさん丁寧に仕上げてくれました。

明るく素直でテキパキ動き互いにフォローし合える、とても素敵な生徒さんたちでした♡

準備や片づけにご尽力いただいたご担当の先生にもお礼申し上げます。


「食材を大切にする気持ち」でつながりをいただき、感謝しております。

今後も、SDGsな取り組み、研究を重ねて地域に役立つ活動をしていきたいと思っております。




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