9月25日(金曜)午後、今治市立北郷中学校で開催された1学年対象のふるさと学習で、本学地域未来創生コースの大成経凡先生が講演をしました。この学習会は、今治市教育委員会のふるさとキャリア教育に沿った北郷中学校独自の取り組みで、座学で校区の地域史の魅力を学んだ後、後日は班に分かれて自転車で校区の名所・旧跡めぐりを行うというものです。大成先生は、この学習会に10数年連続で講師に招かれ、数年前からふるさと巡りのガイドを波止浜地区の龍神社でも行っています。北郷中学校は、波方小学校と波止浜小学校の卒業生が通う学校で、大成先生は波方小学校卒業生で、現在は波止浜地区に住んでいます。
今回、学習会に参加した生徒は80名余りで、波止浜小卒業生は4年生時にも大成先生から郷土の歴史を学んでいます。あとで感想文を見ると、江戸時代の入浜塩田開発で波止浜が誕生し、周辺地域を巻き込んで大きな変化があったことに生徒たちは興味をもったようです。ふだん、何気なく通っている場所が塩田跡であり、塩田の影響で海運業や造船業が発展していったグローカルな展開にも関心を寄せていました。また、郷土が生んだ偉大な先輩として、同校卒業生の洋画家・智内兄助画伯(波方小→北郷中→今治西高)の活躍を紹介し、村上海賊の来島城主・村上通康や近代に海運業で財をなした八木亀三郎ら、校区を代表する偉人にも想いをめぐらせました。
大成先生のねらいとしてはシビックプライド(愛郷心)の醸成があり、身近な地域に関心を持つことの大切さを伝えたかったようです。クイズを織り交ぜて約1時間講演した後、補足説明を含めて30分余り質問に答えましたが、活発な質問にいまばり博士の大成先生も感心した様子でした。講演の中には登場しなかった太平洋戦争に関する質問もあり、平和学習に関心のある生徒もいました。クイズの景品は、1週間前に河野美術館の市展で帰郷した智内画伯に依頼し、サイン色紙を書いてもらいました。他にも、いまばり博士検定の公式ガイドブックや本学のオリジナルグッズ(クリアファイル・カラーペン)を上位者にプレゼントしました。感想文を見ると、楽しみながら学べたことで、後日(10/21)のふるさと巡りに対してモチベーションが高まったようです。ふるさと巡り当日は、地域未来創生コースの学生4名も、波止浜地区の塩田で栄えた港町を巡検予定です。







