10月9日(金曜)午後の「日本を学ぶⅡ」(大成経凡先生)は、17名の学生を引率し、大島へ学外授業に出かけました。17名の内訳は日本7・中国5・ミャンマー5となり、このうちミャンマー4名が先月下旬に入学したことに配慮し、来島海峡大橋を渡って〝しまなみ海道気分〟を味わうことにしました。
しかしそこは授業のため、大島を代表する村上海賊の歴史を事前学習し、能島村上氏が拠点とした海城「能島城跡」(国指定史跡)を最短距離の対岸から眺めました。ちょうど潮流が川のように流れていて、不思議に思ったミャンマー人女子学生が大成先生に「ここは海でしょうか?」と質問。対岸道路はサイクリングロードにもなっていますが、多くのサイクリストは急潮流であっても、先を急いでその場で立ち止まろうとはしません。これは実にもったいない話で、大成先生からは「今日は、これでも遅い潮流スピードです。今度来た時は、また違った流れを見ることができるから楽しみにしていてください」との解説がありました。
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| 能島城跡対岸 |
NPO法人・能島の里の「映日果農園」も訪ねました。実は、その農園周辺の丘陵地が、村上海賊の陸の拠点・宮窪城(仮称)があった場所と考えられているのです。例年であれば、同園は「地域交流演習」の授業で訪ねていましたが、今回は村上海賊ゆかりの地としての訪問に。今がクロイチジクの収穫時期で、蚊に刺されながらも園内でしばらく奮闘し、満足するまで食を堪能しました。中国人留学生は好物だったようで、ミャンマー人4名はそもそもイチジクを食べるのが初めてでした。何事も経験が大事で、一般的なイチジクよりも糖度の高いクロイチジクは市場には余り流通しておらず、足が早い特性を考慮して能島の里ではジャムに加工しているようです。
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| クロイチジク狩り |
少し農園でリフレッシュできたところで、この日は今治を舞台にした映画「汝、星のごとく」の公開日!まさに宮窪漁港周辺は主人公の横浜流星さん&広瀬すずさんが住むまちとして何度も登場します。2人が通う高校は、今治西高校伯方分校(現、しまなみ高校伯方キャンパス)がロケ地となりましたが、本学の学生数名がエキストラとして参加しました。そうしたことにも配慮して、主人公のラブシーンで登場した名駒(なごま)漁港や自転車で疾走する椋名(むくな)海岸を訪ねることにしました。快晴の陽射しが強くて、名駒漁港から今治市街はぼやけて見えましたが、映画のシーンでは〝おんまく花火〟が幻想的に見えるビュースポットの設定でした。映画がヒットすれば、恋人の聖地として訪れる観光客も増えることと思います。
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| 名駒漁港 |
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| 椋名海岸 |
学生たちには、学外授業を実施する中、今治市の魅力を一つでも多く知って欲しいですね。また、魅力に気づく感性も培って欲しいと思います。本科目の後期授業は始まったばかりですが、今治を通じて日本の良さを学ぶ、そんな「日本を学ぶⅡ」にしていきたいと思います。


















