10月14日(水曜)午後、今治西高校で開催された2年生対象の地域探究ZESTで、本学地域未来創生コース長の大成経凡先生が出張講義を行いました。大成先生が担当するにはグローカル講座の生徒たちで、本講座に関係するのは3年目です。今年度は12名の生徒が3つのテーマに分かれて、身近な地域の課題をグローバルな視点から解決に導こうとしています。今回は3回目の講義となり、プレゼンの中間発表がありました。
それぞれのテーマは「多文化共生の推進」「持続可能な島四国」「今治の食を世界へ」というものですが、多文化共生と食のグループは、本学の留学生に聴き取りやアンケートを夏休み中に行い、その分析結果を研究の中身にすえていました。どのグループも進展の様子がうかがえましたが、改善の余地は十分ありそうです。
多文化共生のグループは、実際に第4回講座までに外国人との交流にかかわり、そこからモデルプランの提案につなげたとのことでした。大風呂敷を広げて、絵に描いた餅とするよりも、既存のイベントを活用し、そこから課題解決のヒントを探る方が近道です。島四国のグループは、下調べにかけた苦労が感じられただけに、いま一度、プレゼンの表記をスリムにする必要があります。知っている情報をすべて記すのではなく、裏打ちされた自信たっぷりのトークでそこは補えばいいと思います。また、比較研究で取りあげた先進地(小豆島)の事例で、大島の四国にも参考になりそうな取り組みを提示して欲しいと感じました。食のグループは、まさに今治市が取り組もうとする〝今治版ガストロノミー〟推進の方向性と合致しており、今治の食を磨き上げることで、今治市が旅の目的地に選ばれるような、そんな提案になればいいと思います。地元住民と外からの観光客とでは、嗜好に対する価値観が違い、区別して取り扱う必要もあります。今治のB級グルメ〝焼豚玉子飯〟の表記を〝焼き豚卵飯〟と誤っていたことには注意が与えられました(笑)。
最後に全体へのアドバイスとして、それぞれが取り組もうとする提案が、「第3次今治市総合計画2026-2035」のどの施策に当てはまるのか、その概要版コピーを配布し、確認させました。俯瞰して、客観的に自分たちの立ち位置を知ることも大切です。また、SDGsでいえば、どの目標を達成できるのかを認識しておく必要もあります。12月9日の最終プレゼンは、トークも大切になってきます。原稿に頼らず、自分の言葉でしっかり発表できることを期待したいと思います。






















