7月17日(金)午前中、防災をテーマにした大学公開講座を本学3号館大講義室で開催したところ、57名の参加者がありました(一般16・学生37・教職員4)。演題は「災害を知り、災害に備える ~自分の命は自分で守る~」で、昨年につづいて今治市防災危機管理課の福田一弘参事補が講師を務めました。本講座は介護福祉コースの授業も兼ねていたことで、同コースの全学生27名が参加するとともに、地域づくりの観点から地域未来創生コースの全学生4名、今治市に住む外国人の目線から日本語上級クラスのミャンマー人6名も参加しました。
まず、どんな種類の災害を想定しておかなければならないのかの説明があり、南海トラフ大地震だけでなく、過去に今治市を襲った土砂災害・洪水・高潮の危険性にも触れました。また、災害がいつ起きても大丈夫なように、これを最小限に食い止められるよう〝減災〟の意識を持つよう説明がありました。
具体的な安全対策として、災害が起きたときに家族で避難場所・経路・手段の確認をしておくことや防災セットを準備しておくことなどのアドバイスもあり、木造家屋の耐震改修や家具転倒防止用具設置費用等の助成を今治市がおこなっている紹介もありました。ちょうどこの7月からは、緊急時生活快適性向上支援や災害時持出品整備支援の新たな防災対策支援が今治市で始まりました。防災用品の購入費用の一部が補助されるようになり、申請や問い合わせの連絡が同課で増えているとのことでした。防災情報の入手も大切で、今治市防災情報ポータルの活用や今治市緊急告知ラジオの紹介がありました。このラジオは各支所などで、2,200円で購入ができます。また、福田参事補がパーソナリティを務めるFMラヂオバリバリ(78.9MHz)の防災情報番組「守るぞ☆IMABARI☆」(木曜17:00~17:15、再放送土曜11:00~11:15)の紹介もありました。
最後に、介護福祉士を目指す学生たちへのアドバイスとして、「災害時には災害弱者や要配慮者と直接向き合うことになり、自らの判断で目の前の人の命を守る必要がでてくる。まずは、自分の命を守ってください。要配慮者等のために何をしなければならないか、その時の状況に応じて判断し、行動して欲しい」とのことでした。まさに、防災に関する知識を深めることが大切で、今治市が実施している防災士養成講座の案内もありました。令和8年3月末現在、愛媛県には28,318名(今治市は1,342名)が防災士の資格を取得しており、その数は東京都に次ぐ全国2位とのことでした。
講演会終了後、参加者は陳列された防災グッズにも興味を示していました。身につけるものだけでなく、非常食もありました。また、FMラヂオバリバリの情報番組の収録もあり、インタビューに答える留学生もいました。1年生は、来年も受講する機会がありますので、防災への意識を高めて欲しいと思います。





