6月19日の「マーケティング論」の授業では、地域活性化とマーケティングについて学ぶため市役所産業振興課の職員をお招きして、今治の産業と課題について講演していただきました。国際観光ビジネスコースと地域未来創生コースの学生62人が参加し、今治の産業であるタオルと造船についてや、中心市街地の抱える課題について耳を傾けていました。これに先立ち、6月7日に商店街見学を行っており、現状とこれからの今治について考えることができたと思います。また、大成先生の「地域活性化論」を受けている学生は、前日に今治造船(株)の本社工場の見学をしており、今治と造船について理解できたのではないかと思います。留学生をはじめ今治市外からの出身の人が多いため、今治を知ることができる機会になったのではないでしょうか。
明短WEB新聞
2026年7月6日月曜日
2026年7月4日土曜日
第2回サッカーでお結び会に参加(6月28日)
6月28日(日)、今治市大西町九王の新来島どっく総合グラウンドで、大西地域の多文化共生推進を目的とする「第2回サッカーでお結び会」(大西きずな推進会主催)が開催されました。同地域は、新来島大西どっくを中心に造船業・舶用機工業が盛んで、そこで暮らす人々の中には技能実習生のフィリピン人が多いことで知られています。少子高齢化が進む地方にあって、コミュニティの維持が難しくなる中、今治市でも外国人居住者の数が増える地区が見られるようになりました。同地域以外では、波止浜地区・吉海地域・伯方地域などで外国人労働者をよく見かけます。いま、今治市で最も多い外国人はフィリピン人で、つづいてタオル産業で働くベトナム人が多いようです。
| 熱戦の様子(フィリピン対ネパール) |
そこで昨年度、大西地域では試験的に同イベントを開催し、地元の高齢者・小学生らと造船関連会社で働くフィリピン人らがウォーキングサッカーを通して交流をしました。お互いを知らない関係では偏見も生まれ、交通マナーやゴミ出しなど生活習慣の違う外国人との間で軋轢も生まれます。ひとたび甚災が起きれば、共助の関係がないと危機を乗り越えることもできません。昨年度、吉海地域では防災運動会を開催することで、こちらも試験的に外国人と地元住民の交流をはかりました。本学の大成経凡先生(今治市多文化共生推進プラン検討懇話会座長)が両イベントの責任者に訊いたところでは、やる前は実効性に半信半疑だったようですが、やってみて良かったというのが率直的な感想だったようです。
| 小学生チームと対戦 |
そこで、同地域の第2回大会にサッカーが大好きな本学ミャンマー・ネパールの男子留学生に声かけをしたところ、20名余りが参加に意欲を示しました。このサッカーは特別ルールが設定され、高齢者も小学生も参加できるように6人制の小さなコートで、4号ボールを使って行います。走ることやアグレッシブなボディタッチは避け、ウォーキングサッカーの10分間で勝敗を決めます。最初は全18チーム(約210名)が4つのリーグに分かれて総当たりの予選リーグを戦い、各1位が決勝トーナメントに進むというものです。本学からは4チームが参加し、ミャンマーA・B、ネパールA・Bのチーム構成となりました(ミャンマー13名・ネパール11名)。小林裕一郎先生とクリス先生が引率し、地域未来創生コースの齋藤友亮さんはボランティアでスムーズな運営を支えました。また、試合の勝敗以外にも、キックターゲットの得点で賞品を獲得する催しもありました。
一方、同日に本学では来学型の6月オープンキャンパスが開催され、地域未来創生と国際観光ビジネスの両コースが学園バスに乗って、体験授業の一環で留学生たちの勇姿を見学に訪れました。それこそ、多文化共生社会をテーマにした授業であり、本学に留学生が多いことを知ってもらえたかと思います。見学に訪れた時、本学の留学生はキックターゲットの最中でしたが、巧みな足技に参加者は驚いた様子でした。
| キックターゲット |
大会の最終結果は、なんと優勝がめいたんミャンマーAで、準優勝がめいたんネパールBとなり、決勝戦は同門対決となりました。両チームには楯と賞状が、そして優勝チームにはワールドカップを模したトロフィーが贈られました。このトロフィーは、地元の小学生が欲しがったのでプレゼントしたようで、そりゃ〝メッシみたいっ〟て声かけされたら気分よく応じることでしょう。試合の後は近くの九王集会所に場所を移して、地元の婦人会が用意した枝豆とトウモロコシが入った「おむすび」を召し上がることに。キックターゲットの景品で野菜やお米などをいただいたりもしました。留学生たちにとっては、仲間との親睦を深めるとともに、地域住民との交流を通じて多文化共生の良さを体感することができたように思います。
| おむすびタイム |
2026年7月3日金曜日
6月オープンキャンパスを開催(6月28日)
6月28日(日)10:00~13:00にオープンキャンパスを開催したところ、31名の参加者(高校生29・社会人2)がありました。コロナ禍以降の6月オープンキャンパスでは最も多い集客があり、キャンナビを務めた「めいたんプロモーションクルー」(プロモクルー)や授業補助をした学生たちにも活気が感じられました。
冒頭は学校説明があり、各学科コースの紹介に加え、保育士・介護福祉士を対象にした愛媛県・今治市の支援制度の説明や専願の入試制度、本学独自の助成制度などの説明がありました。新たな助成制度(募集要項P18参照)としましては、本学が定める資格を取得して入学した場合に3万円を奨励金として給付するというものです。これには、家庭科技術検定1級(保育・食物調理)や英検・漢検2級以上などがあります。また、入学後にTOEIC600点以上や日商簿記検定2級以上などを取得した場合も、その程度に応じて奨励金の支給があります。入学前、入学後それぞれで、目標に向かって努力を惜しまない姿勢を評価したいと考えております。
学校説明の後は、プロモクルーらによるキャンパスツアーの後、各学科コースによる体験授業となりました。それぞれのテーマは、介護福祉コース「医療的ケアって何? 喀痰(かくたん)吸引にチャレンジ」(渡邉康之先生)」・調理ビジネスコース「親子丼 わらび餅」(竹田貴好先生・大西望先生・阿部ひかる先生)・国際観光ビジネス&地域未来創生コース「YOUもいまばり博士になろう!」(大成経凡先生・小林裕一郎先生)・幼児教育学科「ピアノって難しい? 歌は苦手です、の対策」(十河治幸先生・寺川夫央先生)というものでした。国際・地域合同の体験授業は、バスに乗って大西町九王地区へ向かい、多文化共生のイベント「サッカーでお結び会」を見学しました。そこでは、本学ミャンマー&ネパールの男子留学生たちがウォーキングサッカーを通じて地元の高齢者・子どもたちと交流を行っていました。
体験授業の後は、調理ビジネスコース以外は「めいたんホール」へ移動し、カフェタイムを楽しみました。質問カードを用意したことで、高校生たちが気軽に在学生や教職員に話しかけ、フレンドリーでアットホームな雰囲気のもと、軽食をとりながらめいたんの特長をつかむことができたはずです。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
次回の来学型オープンキャンパスは7月25日(土曜)10:00~13:00を予定しており、希望者については13:00から大成ケイボン先生のオプショナルツアーも予定されています。また、総合型選抜マッチング方式の面談もありますので、専願入試の同方式での受験をお考えの方は、オープンキャンパスお申込みの際にエントリーシートの提出も忘れずお願いいたします。今年度から、エントリーシートは短大WEBからでも申込み可能となりましたので、ご利用いただけたらと思います。
2026年7月2日木曜日
2026年6月25日木曜日
授業紹介「地域創生探究Ⅰ」「コミュニケーション学」しまなみ海道でサイクリング体験(6月19日)
6月19日(金曜)の「地域創生探究Ⅰ」(大成経凡先生)と「コミュニケーション学」(小林裕一郎先生)は、梅雨空の曇りの中、両科目が合同でしまなみ海道のサイクリングに挑戦しました。参加した学生は10名いて、内訳は地域未来創生コースの日本人4名と国際観光ビジネスコースのミャンマー人6名となります。アテンド役は、ご当地検定「いまばり博士」監修者であり、しまなみ地域通訳案内士の講師をつとめる大成先生ですから、頼もしい限りです。10名はサンライズ糸山でクロスバイクをレンタルし、来島海峡大橋を経由して大島の道の駅「よしうみいきいき館」を折り返す往復約9㌔のコースを走破しました(タイムリミット2時間)。
| サンライズ糸山から出発! |
意外ですが、今治市民であっても来島海峡大橋のサイクリング未経験者は多く、これまでも授業の一環で学生たちに体験させたことがありました。ここ2年余りは、留学生が増えたこととレンタサイクルの費用が値上がりしたことで(1台3,000円)、履修生40人前後の大成先生の科目「地域活性化論」「地域交流演習」では体験ができませんでした。そうした中、新コースの「地域未来創生コース」が誕生したことで、サイクリングガイドも視野に入れた少数精鋭での体験がかないました。これに、日本語上級クラスの留学生をミックスさせ、お互いが国際交流の親睦を意識したサイクリングを心がけるようにしました。
ふだんは、学外授業で市内島しょ部へ行く際に来島海峡大橋(3つの橋桁からなる吊り橋)をバスで走行しますが、車窓から眺めていたサイクリストたちに、今度は自分たちがなる番です。第2・第3大橋の橋桁の高さは海面から65㍍もありますから、地上から橋桁までのぼるスロープでは脚力を使います。留学生たちは、ふだんの交通手段がシティサイクルですから、タイヤが細く、変速ギアのクロスバイクなら楽々のぼれたようです。むしろ、自転車に乗らない日本人学生(徒歩&自家用車通学)の方が苦労している印象を受けました。当初は、糸山公園から大島までは、馬島バスストップ付近で休憩を1回だけ入れるつもりでした。しかし、各自の体力面を考慮し、途中で海上自衛隊艦船や大型コンテナ運搬船など、立ち止まって見たら楽しめそうな被写体を見つけたら休憩を入れました。マイナスイオンの潮風を浴びながらの空中散歩は、とても爽快に感じられたようです。
| 来島海峡大橋をサイクリング |
さすがに夏ですから暑かったです。海峡大橋では、ヘルメット着用が定められていますから、汗をかきました。よしうみいきいき館では、ソフトクリームやソーダ水で涼をとり、少しだけ旅行気分を味わいました。インバウンドのサイクリストにもすれ違いました。復路は疲れを感じながらの走行となりましたが、学生たちは好奇心の方が勝っていたように思います。サンライズ糸山へ戻った後は、将来的にリゾートのコテージなどが建つ場所を下見した後、海岸の砂浜に降り立って海峡大橋を下から眺めました。海峡大橋の下は航路にもなっていますから、通航する船舶を見て、改めて来島海峡が1日約500隻の船が通る海上交通の要所と感じたしだいです。帰校の車中で、「これまでの授業の中で、今日が一番楽しかった!」と感想を述べる学生がいました。一度は雨で順延になりながらも、催行できて本当に良かったです。
| 橋の下を通過する大型船 |
2026年6月24日水曜日
授業紹介「地域活性化論」今治造船㈱ 本社・今治工場見学(6月18日)
6月18日(木曜)の「地域活性化論」(大成経凡先生)は、30名の学生が今治造船㈱本社・今治工場を視察で訪れました(日本9・中国1・ミャンマー20)。同社の工場見学は今年で5年目となります。前週は、同じく海事産業の舶用機メーカー・BEMAC㈱の本社・みらい工場を見学しました。
業界1位の建造量を誇る今治造船(通称名/イマゾウ)は、今年1月に業界2位のJMU社(ジャパンマリンユナイテッド)を子会社とすることで、国内シェア約51.5%、世界シェア約7.2%に躍進を遂げました。それでも、世界的にみれば1位の中国・2位の韓国から大きく水をあけられており、かつて日本が世界1位だったことをふまえると、看過できないものがあるようです。日本政府も、国家の成長戦略として、わが国の造船業界の復権を目標に掲げており、リーディングカンパニーである今治造船の果たす役割はますます大きくなっています。
| ドライドックで建造中の大型船 |
| 工場内に据え置かれたブロック |
報道機関の取材もありました。今年は読売新聞と毎日新聞が帯同し、読売新聞が翌19日の紙面地方欄、毎日新聞も翌19日にデジタル記事(ヤフーニュース)が掲載されました。コメントしたミャンマー人留学生によると、すべてが初めて見る光景で、鉄板を曲げて流線型とする技術や二酸化炭素の排出量を減らす次世代型燃料船開発への挑戦に驚いた様子でした。工場見学後の質疑応答では、日本人学生から、「香川県の御社工場で全長600㍍のドックが出来たと知りましたが、これは600㍍の船を造るためでしょうか」については、「当社の建造船は、全長約400㍍のコンテナ船が最大サイズです。そのドックは1隻造っている船の後方で、次の船のエンジン回りの主要ブロックを建造し、スピード化をはかるためのものです」というものでした。
5年つづけて見学することで、造船業界の変化も冒頭の企業VTRを見ながら感じとることができました。学生たちの第一印象としては、とにかく船のサイズが大きいということでしょうか。東京ドーム約3個分の今治工場では、約1ヶ月ごとに進水式を行っており、進水式を終えた船は船主への引渡式までは艤装岸壁に係留し、機器類等の最終調整を行います。今回は全長約200㍍の大型船バルクキャリア(ばら積み運搬船)が係留され、これをバックに記念写真を撮影しました(厳密には199㍍。200㍍を超えると巨大船という)。波止浜湾には、同社で建造された船だけでなく、ほか4つの造船会社(浅川造船・檜垣造船・矢野造船・新来島波止浜どっく)で建造された鉄鋼船も係留されています。また、建造中の光景が、水門や対岸の道路、観光桟橋などから間近で観察することができ、産業観光の魅力も備えているのです。その光景を地元では〝造船長屋〟と称し、海事都市・今治を象徴する場所にもなっています。学生たちには、工場見学の後は波止浜湾で産業観光を楽しんでもらいました。シュールな光景ですが、それが今治市の日常でもあり、夕方5時を過ぎると退社した工員が家路に急ぐラッシュの光景は圧巻です。ラッシュに巻き込まれては困るので、一行は波止浜観光桟橋を17時の終業サイレンと同時に離れることとしました。
2026年6月23日火曜日
国際観光ビジネスコース 香川研修(金刀比羅宮)に行きました
5月9日、10日、16日、17日、30日に国際観光ビジネスコースの学生188人が5日間にわかれて、金刀比羅宮に行きました。1300段の階段を最上段まで登り切った学生もいて、頂上からの景色を眺めたり、参拝したり、香川名物のうどんを食べたりして楽しんでいました。4月に日本に来たばかりの学生もいて、県外に来るのは初めての人もいました。日本の観光資源について学んで楽しめたと思います。

