2023年2月22日水曜日

公開講座 「おうちカフェを楽しみましょう!~コーヒー飲み比べ~」

2月19日午前、松山市在住のコーヒー店開業経営アドバイザー・家村高志先生を講師にお招きし、本学本館第2調理実習室で公開講座「おうちカフェを楽しみましょう!~コーヒー飲み比べ~」を開催しました。大洲市出身の家村先生は、かつて松山市内で喫茶店とコーヒー豆専門店を経営していた経歴をもち、平成26年度から本学スイーツカフェコースの非常勤講師もされてきました。現在は〝コーヒー店開業経営アドバイザー〟というお立場で、すでに5人の後進がそれぞれ独立を果たし活躍しております。今治市国分で自家焙煎のコーヒー豆専門店を営む越智商店の店主・越智亮太さんも、家村先生から薫陶を受けた経営者の一人です。その越智さんが中心となって2月5日に志島ヶ原(桜井地区)で開催した「珈琲縁日」は、コーヒー好きの若者が集うイベントとして大盛況でした。

さて、本講座には定員20名のところ23名の受講者があり、本学学生も5名(食物栄養4名、幼児教育1名)が参加しました。先生の奥様・家村まゆみさんも助手で講座を支えてくれました。講座冒頭に、家村先生からは〝どの豆が美味しいとか、どんな淹れ方がいいとかではなく、それぞれに合った楽しみ方を見つけて欲しい〟〝急須でお茶を淹れる感覚で楽しんで欲しい〟とアドバイスがあり、参加者はホンジュラス・エチオピア・ケニアの3種類の豆からなる「カッピング」とペーパー・ステンレス・プレスの3通りの「ドリップ」を2時間かけて体験しました。先生との距離が近いこともあり、実演の度に質問が投げかけられ、双方向のアットホームな雰囲気の講座となりました。コーヒーが苦手ながら参加した本学食物栄養コースの学生も、飲み比べが貴重な経験になったようです。中には、生後数か月の赤ちゃんとともに参加した若い夫婦もいて、育児の中でも楽しめる講座になりました。


全体説明

カッピングでにおいのかぎ分け

ドリップの飲み比べ


ドリップを体験


2023年2月17日金曜日

東予地域における農業者の「環」プロジェクト交流会

2月14日午後、農林水産省中国四国農政局愛媛県拠点主催による「東予地域における農業者の『環』プロジェクト交流会」が本学大会議室で開催されました。この会議には、坂井地方参事官・田縁統括農政推進官様ら農政局職員6名と今治市内で有機農業などに励む農家の皆様7名が出席し、本学学生4名(ほか教職員3名)も若者の消費者目線から意見発表の機会をいただきました。


最初に坂井地方参事官より、わが国の農業の現況や農林水産省のミッションについてご説明があり、〝地方からの視点で政策に反映させるためのご意見を賜りたい〟とのことでした。これを受けて、参加者全員が〝私が農林水産大臣なら〟というテーマで発表を行い、本学ライフデザイン学科食物栄養コースの1年生4名も意見を述べさせていただきました。宮川楓真さんは「食料安全保障」、松田幹也さんは「イノシシの駆除とジビエ料理」、鈴木明日香さんは「地産地消」、大田美冬さんは「農業の6次産業化」をテーマに発表を行い、農政局の方々からは〝政策の種になりそうなヒントをいただいた〟と、とても好評でした。


最後は、フリートークによる意見交換会があり、地元の農家と本学とがつながるいい機会となりました。そして交流会終了後は、参加者に本学の「めいたんベジファーム」をご見学いただき、ざっくばらんな会話の中で互いの距離を縮めることができたように思います。


大三島上浦町の花澤家族農園(花澤伸浩さん)や波方町宮崎の「ギッコンファーム」(越智千保子さん)の農園、のまうまハイランドそばの「和牛 新」(新開俊之さん)の牛舎は、次年度の共通教育科目「地域活性化論」や食物栄養コースの授業で早々にお訪ねしたいものです。また、農家さんをゲスト講師で本学へお招きし、職業セミナーや公開講座でご講演をいただく機会も増やして参りたいと思います。地域との連携を積極的に進めていく中で、学生たちに〝気づき〟や〝学び〟の機会を増やしたいものです。


この度、貴重な機会をお与え下さいました農政局愛媛県拠点様、そして参加された農業経営者の皆様、本当にありがとうございました。








2023年2月10日金曜日

食物栄養コース 栄養College Life Vol.23 給食実務学内実習報告会

 


令和5年2月1日(水)給食実務学内実習報告会が行われました。

1年生にとっては、初めての報告会。

ドキドキしながらも、みんな頑張りました!

2年生は、自分たちの頃を思い出しながら発表を聞きました。


◆◇◆学生感想1年生◆◇◆
・スライドが、それぞれ個性があって良いと思いました。たまに字が小さかったり、細かかったりして、見にくいのもありましたが、全体的に見やすいスライドが多く良かったと思います。
内容は、反省、改善点を分かりやすく話せている人が多く、他の人の反省なども含めて、来年の校外実習では今回の報告会で学んだ事も活かしていきたいと思います。自分の反省では、発表態度があまり良くなかったと思います。、パソコンの画面ばかり見て、前を向くことが出来ませんでした。スライド作成では、文字が多すぎた事、もう少しアニメーション等を使えたら良かったと思います。そして、もう少し大きな声で発表出来たら良かったと思います。

・自分も含めて、グループの報告会は工夫してまとめれていて分かりやすかったです。パワーポイントを作成する際には、文字を大きくしたり、アニメーションで動きをつけるなどといった作る人一人一人の個性が出るので、もっとフル活用していきたいと思いました。また、一人一人反省や改善を話すことが出来ていてすごく良かったと思います。この事を校外実習に活かす事ができれば、より良いものになると思います。



◆◇◆学生感想2年生◆◇◆
・報告を聞いて、内容、構成とも分かりやすくまとめられていた。時間配分では、7分以上の発表もできており、10分以内という点ではマイナスなのかもしれないが、10分以上の発表が出来ていた方は素晴らしいと思った。資料は全体的に見やすかったが、文字に色を付ける、文字を太くする、写真を使用する、もう少し写真を大きくする等すればさらに良くなると思った。あとは、配布資料の見やすさを考えて作れるようになれば、2年生での校外実習報告会は問題なく行えれると思う。話し方については、みんな上手に話せていたが、もう少しゆっくりと話すことが出来たら、もっと良くなる人がいた。気になったのは、話すときの姿勢と視線、前を向こうとしている努力は感じられたが、全体的に下を向いている人が多かったので、もう少し前を向ける時間を増やしていければよくなると思う。2年生での校外実習報告会では、この発表をふまえて頑張ってほしい。

・すごくしっかりした発表が出来ていたと思いました。発表の時間は勿論、話す時のメリハリも、間のとり方など上手だったと思います。この学内実習中で、実習中の気をつけたポイント、見るべきポイント、反省点など、学ぶことが多かったと思います。きっとその経験は2年生の校外実習で役立つと思います。次回の報告会では、皆さんが1年生のお手本となるような発表が出来るよう頑張ってください。

・どの人も、スライドの作り方が上手だなと感じました。表やグラフを使用していて、ただ文字を並べるだけでなく工夫して作っていて見やすかったです。発表の声も、ほとんどの人が大きくて聞こえやすかったです。ただ、前を向いて発表が出来ている人もいれば、パソコンを見ての発表になっている人もいたので、みんなが前を向いて発表できるようになったらいいと思います。発表内容を聞いていると、自分たちの時より試作を何度もしていたり、デザートにケーキを作ったり、「真珠蒸し」という珍しい料理を取り入れていて、凄いなと思いました。これからの実習と、校外実習に向けて今回の報告会の体験を活かして頑張ってほしいです。



2023年2月6日月曜日

幼児教育学科 地域と子育て支援 報告会開催

1月24日、「地域と子育て支援」の報告会を開催しました。報告会には、今治市から5名(こども未来課3名、健康推進課2名)の方々にお越しいただきました。

「地域と子育て支援」は幼児教育学科の2年間にわたる地域志向科目です。この科目では、地域での実践活動の計画・準備・実践・振り返り・改善のサイクルを回す質の高い学びを目指しています。そして、その学びを地域で貢献できる保育者を養成することにつなげています。

今年度、今治市との連携で行う「おでかけ児童館」と「めいたん広場」、FC今治とのコラボ授業、イオンモールでの実践活動や保育所のこどもたちとの交流会等、様々な地域での実践活動を行ってきました。今回の報告会は、「地域と子育て支援」での地域活動を通して学んだことを学生自らが発表する会です。

報告会の様子を順に紹介いたします。


報告会の運営

司会・進行等、運営は全て2年生が行いました。1・2年生とも真剣に取り組みました。


1年生の発表

「おでかけ児童館」「FC今治コラボ授業」からの学びを学生それぞれ、発表しました。

子どもや保護者への支援、連携のあり方などを実践から具体的に学ぶことができたことが報告されました。また、2年次に向けて「活動の完成度を高めること」「誰もが過ごしやすい環境づくり」「親子で楽しむ活動」が課題として挙がりました。


1年生への質疑応答

2年生から「保護者とのコミュニケーションはどう工夫したのか」との質問があり1年生が応答する場面がありました。また「2年次の子育て広場は1年次の反省を生かした活動ができると思う」「活動ごとに成長する様子が感じられた」などの意見や感想が1年生に寄せられました。


2年生の発表

2年間の地域での実践活動の概要を代表者が説明した後、一人ひとりの学びを一言でまとめた画用紙を提示し、それぞれ発表しました。保護者や子どもが安心して過ごせる環境づくりの大切さ、自分たちで計画・プログラム作りをし、全体の流れを把握することが重要であることを実践から学ぶことができたと報告しました。



2年生への質疑応答

 1年生から、子どもや保護者とのコミュニケーション、劇活動での役作りなど具体的なアドバイスを求める質問があり、2年生が応答しました。


意見交換

参加していただいた今治市の職員の皆様からそれぞれ、コメントをいただきました。今治市との取組や地域での活動が学生の学びに大きくかかわっていることを喜んでくださり、今治市の資源を積極的に生かしてほしいと励ましの言葉をいただきました。

 今治市の皆様、本当にありがとうございました。


1年生においては、2年次に向けてさらに地域との連携を意識し、これまでの学びを生かした活動を重ねることで、地域に貢献できる保育者を目指していきたいと思います。

 卒業を控えた2年生は、今後、保育者として、地域での学びを生かした保育を実践していきたいと思います。

 コロナ下にありながらも、このように地域での実践活動ができたことは、地域の子どもや保護者、関係する方々のおかげです。心より感謝いたします。


2023年2月1日水曜日

調理ビジネスコース 郷土料理を学ぶ





今治郷土料理普及協議会による郷土料理教室を開催しました。

講師の先生は、会長である阿部寿史先生、伊予調理師会杉村先生、伊藤先生のご指導のもと、鯛めし・鯛のあらだき・鯛ざんき・いぎす豆腐・潮汁の5品を調理!!


先生に教えていただきながら、鯛をさばくことからスタート!

みんなで協力して、調理から盛り付けまで頑張りました。

試食時は、学生が「いただきます」とあいさつ。

試食のあと、質疑応答にうつり、学生2名から質問をしました。

「どうして調理師を目指そうと思ったのか」「鯛料理以外で自分が好きな料理はなんですか?」など


その後、学生の代表者が郷土料理教室のお礼の言葉をあいさつし、ライフデザイン学科学科長である藤田先生と会長の阿部先生より一言いただきました。


今治の食文化をプロの料理人の方から教えていただき、学生達は「こんな美味しい料理を学べたので、ぜひ友達や家族に伝えてあげて喜んでもらい、食文化として伝えていけたらよい。」と話していました。


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