2024年5月30日木曜日

食物栄養コース  栄養College Life Vol.2 1年生 調理学実習Ⅰの授業










国際観光ビジネスコース 交通安全講話を聴きました

 5月20日 国際観光ビジネスコース 交通安全講話を聴きました


国際観光ビジネスコースでは、今年も中国やネパール、ミャンマーなど多くの留学生を迎えました。外国人留学生が日本に来て困惑することのひとつが「交通ルール」です

そこで、5月20日に今治警察署交通課と警備課の警察官にお越しいただき、日本の交通ルールや万一事故等があったときの通報のしかたなどについて講演していただきました。

日本では、最近は特に自転車事故が増えていて、取り締まりや罰則も厳しくなりつつあります。普段、自転車を利用する学生も多く、日本の交通ルールは母国と違うところもあります。事故の写真なども見せていただきました。事故の怖さを実感しました。みなさん、今日学んだことをしっかり理解して、交通ルールを守りくれぐれも事故にあわないように、楽しい学生生活を送ってくださいね。







2024年5月29日水曜日

国際観光ビジネスコース 授業紹介 マーケティング論

 5月18日 今治市中心市街地&今治港で商店街の実態と活性化について学びました


 マーケティング論では、店舗の形態や中心市街地の衰退について学んでいます。5月18日に今治の中心市街地の「今治銀座商店街」に行きました。中心部のドンドビ交差点から今治港までを歩いて、商店街の現状を見学しました。閉鎖された店舗やデパートの跡地などもあり、市街地の厳しい現実を目の当たりにしました。留学生の多くや商店街に来るのは初めてという学生も多く、今治出身の日本人学生もほとんど来ないとのことで、商店街の現状について学ぶことができました。今回の研修を踏まえて6月4日には公開講座として市の職員の方をお招きして、今治の産業や活性化についてさらに学んでいき、地域活性化について考えていきたいと思います。









2024年5月27日月曜日

国際観光ビジネスコース  5月12日 1年生琴平研修

5月12日、2年生と2023年秋入学生に続き、1年生(2024年春入学生)が琴平に行きました。


バスを降りた後、記念撮影をしてから、山頂の金刀比羅宮を目指して早速上り始めました






階段が続き、一気に駆け上がる人や途中で休みながら登る人、お土産?を買いながら登る人、思い思いに散策しました。途中の旭社では、水瓶に1円玉を浮かせるのが人気でした。



山頂まで上がるのは大変だったけど、上からの絶景に感動していました。4月に来日したばかりの学生も多くいて、日本の文化や観光地について知ることができました。



この日は、生憎の天気でしたが、下山するまでは雨に降られずに散策できました。


下山後はそれぞれ名物讃岐うどんや持参した弁当を食べたり、足湯に浸かったりと思い思いの時間を過ごしていました。




琴平は、香川を代表する観光地で、9月の国内旅行業務取扱管理者の国家試験を受験する学生は実際に訪問したり、名物料理を実際に食べることでより理解できたのではないかと思います。いろいろなところに行って見分を広めて、みなさん良い結果を残してほしいです。来日したばかりの留学生はこれからいろいろなところを見て、日本の文化や観光地などについて学んでほしいです。


2024年5月24日金曜日

調理ビジネスコース 立花地区で地域の配食づくりに参加

 5月16日(木) 調理ビジネスコース2年生が、「集団調理実習」の一環として、立花カルチャーセンターでの昼食作りに参加させていただきました。

 同地区は子供からお年寄りまで楽しめるイベントを活発に行っており、会配食も高齢者の交流の場として年に何回か開催されています。

 今回は90食の昼食を、ボランティアのご婦人方にご指導いただきながら一緒に作らせていただきました。作り甲斐のある量と、時間を守って仕上げることに大いに奮闘しました。12時からの食事時間にはテーブルにお邪魔してお話もさせていただきました。




 突然の参加だったにもかかわらず、温かく受け入れてくださった立花地区の皆さま、本当にありがとうございました。






2024年5月23日木曜日

5月オープンキャンパス

 5月19日(日曜)10時より、本学の5月オープンキャンパスがあり、昨年度とほぼ同数の17名の参加がありました。今年度から、同好会「めいたんプロモーションクルー」に所属する学生たちが当日のサポート(キャンナビ)を担うこととなり、受付・掃除・誘導・撮影などに汗を流しました。


 まず、入試広報委員長の大成先生から学校説明がありました。今年度入試から食物栄養コースが募集停止となりましたが、次年度入試から新たに「地域未来創生コース」を設けるべく準備中の旨が報告されました。現在、本学の在学生の約半数が留学生となる中、既存の国際観光ビジネスコースの科目や探究型の共通教育科目を生かしながら、実社会(企業活動・まちづくり)で即戦力として活躍できる日本人の人材育成を新コースでは目指したいと考えております。


学校説明を聴く参加者(大講義室)


 学校説明の後は、体験授業の前に学内を巡るキャンパスツアーで参加者にはリラックスしてもらいました。事務所前の券売機&掲示板・PCラウンジ・めいたんキッズファーム・ピアノレッスン室などを巡りました。幼児教育学科の学生たちが利用するピアノレッスン室に、たくさんのアップライトピアノが並んでいる光景には驚きの声があがりました。


 体験授業の各学科コースのテーマは、幼児教育学科が「子供の頃ってどんな感じだった?~子どもの視野と動きを体験しよう~」(相澤先生)、ライフデザイン学科の介護福祉コースが「車椅子でレッツゴー!」(藤井先生)、調理ビジネスコースが「ふわとろオムライスに挑戦」(竹田先生&大西先生)、国際観光ビジネスコースが「Excelで履歴書を作ろう」(角田先生)というものでした。調理ビジネスコースでは、作ったオムライスがそのまま昼食となりました。

介護福祉コースの体験授業

調理ビジネスコースの体験授業

国際観光ビジネスコースの体験授業

幼児教育学科の体験授業


 体験授業の後は「めいたんホール(食堂)」へ移動し、調理ビジネスコース以外の参加者は、教員・学生との交流が楽しめるカフェタイムとなります。軽食を食べながら、当日の感想や今後の入試に向けた相談など、垣根を越えてコミュニケーションを楽しみました。次年度から学内寮は留学生のみの入寮になったため、寮生活を希望する参加者はFC今治高校明徳校前の学園寮を見学しました。そして、午後のオプショナルツアーを希望しない参加者はカフェタイム終了後に解散となりました(また会おうね!)。


カフェタイム(めいたんホール)

 ツアー参加者14名は学園バスで大島へ向かい、急流体験(株式会社しまなみ)・よしうみバラ公園・亀老山展望台を観光しました。ちょうど、バラ公園では「よしうみバラ祭り2024」が開催されていて、本学介護福祉コースの学生たちが地元の矢野都林さんと一緒に〝お接待うどん〟に精を出していました。ツアーに同行した学生たちの多くは〝花より団子〟で、満開のバラよりも露天のカステラ・からあげ・ジェラートに視線が向いていたように思います。


急流体験(波止浜湾)


よしうみバラ公園


介護福祉コースのお接待に合流(バラ公園)

亀老山展望台

 次回のオープンキャンパスは6月16日(日曜)となりますが、今回の反省点を生かしがら、参加者にご満足のいただける運営を心がけたいと思います。プロモーションクルーの学生たちの成長に期待しつつ、日頃の学生指導・教育の質向上を図って参りたいと思います。










2024年5月22日水曜日

日本を学ぶⅠ(5月17日) 四国八十八ヶ所霊場「近見山延命寺」へ

 5月17日(金曜)午後、初夏の陽気に誘われて、32名の学生たちと最寄りの四国八十八ヶ所霊場「近見山延命寺」(54番札所)を徒歩で訪ねました。本来、遍路は歩きが基本。本学から延命寺さんまでは15分あれば十分です。いつもは教室で講義形式の授業となるため、たまには体を動かせて視点を変えた授業形式をとるのもいいですね。ねらいが的中し、学生たちの素の表情が見てとれ、いつもとは違った環境でコミュニケーションを楽しむことができました。

 参加した学生の国籍の内訳は、多い順にネパール13・中国8・ミャンマー8・ベトナム4・日本2というものでした。延命寺では、境内にある真念〝道標(みちしるべ)〟と武田徳右衛門〝丁石(ちょうせき)〟を解説。真念は、江戸時代後期の遍路ブームのきっかけをつくった僧で、一般にはそのガイドブック『四国邊路道指南』(1687年)の著者で知られますが、お遍路さんが道に迷わないよう、分岐点などに道標を建立した功徳者としても知られています。その道標が今治市内には数基確認できるようで、そのうちの1基が延命寺に残されています。

真念道標とミャンマー人留学生

 真念道標が左右どちらの方向へ進めばいいのかを示す標石だったのに対して、徳右衛門の標石は札所までの距離〝里〟〝丁〈町〉〟を示すものでした(1里は約3.9㎞、1丁は約109m)。徳右衛門は、現在の今治市朝倉上出身の富農家で、真念よりも後の時代に生きた人物です。自身が遍路行脚を重ねるなかで、左右の標石だけでは不十分と感じて、旅程の参考となる丁石の建立事業に1794年から着手しました。今でもその徳右衛門丁石は四国全域に100本近く確認できるようです。彼らが生きた時代、徒歩で八十八ヶ所を巡礼しようものなら、距離にして1,400㎞、約50日の行程を要しました。今日では、バスや自家用車で巡礼をする人々が増え、こうした標石はあまり意味をなしません。しかし、歴史を振り返る際は、とても重要な歴史文化遺産ととらえることができます。


武田徳右衛門丁石とネパール人留学生


 せっかくなので、延命寺では本堂と大師堂それぞれで〝日本の歴史文化を学ぶ〟一環でお参りをしました。偶然、池口ご住職さんが境内にいて、留学生たちに話しかけてくれました。「お寺はどんな感じ?」と。これに対してミャンマー人の女性が「お寺の漢字は難しくて分かりません」と答えて、笑いを誘う一幕も。

延命寺本堂

延命寺大師堂

延命寺で休憩なう


 少し境内で休憩した後、旧遍路道を通って阿方貝塚史跡公園を目指すことにしました。阿方貝塚は、かつて北四国を代表する弥生時代の遺跡として考古学者の間ではとても有名でした。このため、しまなみ海道(西瀬戸自動車道)の高架をそばに建設する際、改めて周辺地域を発掘調査し、遺跡を保護、価値を周知する観点から現在の公園がつくられました。出土品の土器がモニュメントになっていて、そこで集合写真を撮って、この日の授業は終了しました。次週、この日の振り返りを行い、今後の学外授業に向けた準備を進めて参りたいと思います。


阿方貝塚史跡公園



2024年5月21日火曜日

地域活性化論(5月16日)大島の観光スポットを巡る

 5月16日(木曜)午後、初夏の陽気に誘われて、見頃を迎えている「よしうみバラ公園」(吉海町福田)を観光するため、今治市大島へ学外授業に出かけました。ちょうどその週末(18・19日)、よしうみバラ祭りが開催されるとあって、その混雑を避けて平日に観賞する人(特に中高年)も多かったように思います。バラ祭りは初夏のこの時期と秋に開催されていて、大島が賑わうイベントの一つにもなっています。約2.8haの園内には400種3,500株のバラが植樹され、学生たちはそれぞれがお気に入りの場所で撮影に興じていました。


バラ公園(日本人)

バラ公園(留学生)

 この日の参加学生(A班)は31名いて、国籍別の内訳は多い順に日本10・中国10・ミャンマー8・ベトナム3となります。ちょうど、めいたん生が到着した頃、神戸のインターナショナルスクールの学生たちが、サイクリングの途中で同園に立ち寄っていました。本学の学生も加えると、その時間帯は外国人が多かったように思います。そんなバラ目当ての観光客をターゲットにするのがアイスクリームを看板商品とする売店です。この日は天候にも恵まれ、学生たちの多くが喉を潤すべくジェラートやソフトクリームに舌鼓を打っていました。そうした体験を通じて、観光客のマインドを理解し、観光地のあり方を探究するきっかけにしてもらいたいものです。

ソフトクリームと中国人留学生

 バラ公園を30分ほど楽しんだ後は、大島石の採石場があるカレイ山(宮窪町宮窪)へ移動しました。大島といえば、庵治石(高松市)らと並ぶわが国を代表する花崗岩(かこうがん)の産地で、歴史的建造物では日本銀行本店(明治29年)や赤坂離宮(明治42年)などに大島石が使用されています。道後温泉本館(明治27年)の浴槽石も大島石であります。訪ねたのは、水の谷石材の採石場で、経営者の村上直也氏のお世話で露天掘りの現場を視察することができました(関係者以外立入禁止)。同所で採れた石は、小割にして、高級墓石の原石として出荷されます。風化しにくい硬さがセールスポイントの大島石ですが、その石割体験を次回訪問した際はお願いしたいと思います。

大島石採石場(水の谷石材)

 最後は、全国展望所ランキングで第2位にもなった亀老山展望台(吉海町)を目指しました。来島海峡を見下ろす標高300メール超の絶景ポイントです。オススメは夕陽ですが、季節や時間、気象条件で様々な光景を楽しむことができ、何度訪ねても飽きない魅力があります。この日は、人間があおられるほどの強風で、展望台に長時間滞在することができませんでしたが、初めて訪ねた留学生たちはその景色を楽しんでいる様子でした。


隈研吾氏設計の亀老山展望台

亀老山展望台と来島海峡

この日は、観光資源や地場産業について考察する学外授業となりましたが、次回の授業ではしっかり振り返りを行い、観光と地域活性化について深く掘り下げたいと思います。


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