2023年5月30日火曜日

授業紹介 地域活性化論の学外授業(5月25日)

  5月25日(木曜)の地域活性化論の学外授業は、バリシップ2023の開幕に合わせて今治港観光桟橋へ寄港した帆船「みらいへ」を見学しました。21名の学生(うち留学生11名)が参加しましたが、今月入国したばかりのインドネシア人留学生・ベニカさんにとっては、今治の魅力を知るいい機会となり、今治市みなと交流センター(はーばりー)屋上からの眺めに〝beautiful!〟と感動していました。国際海事博覧会のバリシップは、日本最大の海事都市を標榜する今治市にとっては、同市の造船・海運・舶用機工業の海事産業を広くアピールする絶好の機会です。日本の自動車メーカーが大都市圏でモーターショーを開催するように、日本の海事産業界は今治市で2年おきにトレードショーを行っているのです。この日ばかりは、市内宿泊施設はその関係者で満室となり、松山市に宿泊するビジネスマンも多くいるほどです。



 つづいて、今治市波方町波方(なみかた)の大角(おおすみ)海浜公園へ学園バスで移動しました。今治市陸地部は、松山市の高縄山からのびる高縄半島に位置し、その最北端にあるのが大角鼻(おおすみのはな)です。来島海峡航路に向かって突き出た場所にあり、行き交う船舶や沖合の多島美の景色を楽しむことができます(電光表示の潮流信号所も設置されている)。平成の波方町の事業で、海水浴が楽しめる公園として整備されましたが、コロナ禍以降はキャンパーで賑わう観光名所に変貌しています。年間通して、岩礁や波止で釣りを楽しむ観光客もよく見かけます。学生たちには、すぐ目の前の島が広島県域(呉市)であることなどを解説し、20分ほどフリータイムにしたところ、潮のひいた岩礁でカニ獲りに夢中になる中国人留学生もいました。



 最後は、春祭りを3日後に控えた波方港そばの玉生(たもう)八幡神社へ。この地域に船主が多いことで、境内には金刀比羅神社の分社がまつられていることや、大正時代初めに船主が寄進した赤レンガ造の灯明台(ライトハウス)について解説しました。しまなみ海道が開通して10年後の平成21(2009)年3月末、波方港と広島県竹原港を連絡する「中・四国フェリー」が運航を廃止しました。赤い桟橋は撤去され、今は切符売り場や食堂・売店のあった港務所がサイクリストの簡易宿泊所にリノベーションされています。



 以上、海や船つながりで3つの場所を訪ねましたが、学生たちには何が印象に残ったのか、後日の授業の中で振り返りたいと思います。


2023年5月29日月曜日

食物栄養コース 栄養College Life Vol.3 授業紹介 健康共育実践演習

 


◇◆5月8日(月)◆◇

この日も畑の作業は大忙し。

●いちごの収穫!そら豆の収穫!

●耕して土作りする場所作り、マルチをして苗を植える場所作り。

●そがべ花園さんで購入した苗を植えて、ポタジェガーデン作りの準備をしました。


他にも、カラービーツ、カラーピーマン&ジャンボピーマン、南瓜の苗を植えました。

残った作業は、来週頑張ります!



◇◆5月15日(月)◆◇

思っていたより、いちごが沢山収穫出来てビックリしました!


◇◆5月22日(月)◆◇

この日の作業は、

●マイクロトマト・とうがらしの苗を植えました。

●ポタジェガーデンには、新たにバタフライピ―、マロー、レモンバームが仲間入りしました♪

●いちごの収穫!そら豆の収穫!

●草刈り(めちゃくちゃ頑張りました!)




2023年5月22日月曜日

食物栄養コース 栄養College Life Vol.2 授業紹介 健康共育実践演習

 

今年度の「健康共育実践演習」

めいたんベジファームでは、昨年度に引き続き、野菜を育てます。


・自分の好きな夏野菜を仲間と一緒に育てる。

・ポタジェガーデン(野菜・花・果樹など様々な植物を混在して作る)に挑戦します。

・栽培した野菜を、食育講座・健康教室等で地域の方々との交流に活用予定。













2023年5月19日金曜日

幼児教育学科 令和5年度 幼児教育学科 ×FC 今治 コラボ授業 開幕!


  本学では、令和4年度からFC今治とコラボ授業を展開し、それぞれの専門を生かし、協働しながら分野を越えた多様な体験を通して、地域と関わり合うことで地域に貢献し、既存の専門科目だけでは得ることができない新たな「力」を育てることに挑戦しています。

FC今治コラボ授業の詳細はこちら


 令和5年度、幼児教育学科とFC今治のコラボ授業では、1年生が、学生同士で協力しながら子どもが惹かれる運動遊びを実践できるようになることを目標にし、FC今治ホームグロウングループのコーチとともに学び合います。

 それでは、初回の授業の様子を報告いたします。


 5月16日、快晴。幼児教育学科1年生が今治里山スタジアムに。学生たちがコラボ授業に向け意欲を高められるように、FC今治のホームを見学させていただきました。その後、隣接する市営スポーツパークでFC今治のコーチのもと、学生自身が運動遊びを体験しました。

(前半)今治里山スタジアム見学

FC今治のスタッフから、エンブレムに由来する村上水軍、スタジアムが船をモチーフにしているという話等、施設にまつわる様々な説明をしていただきました。



普段は入ることのできない選手のロッカールームやピッチも見せていただきました。一つひとつ、設計のこだわりのストーリーに学生たちは感嘆の声を上げていました。

スタジアム横に里山カフェがオープンしていて、学生たちは興味津々の様子でした。


<施設の見学、説明後の学生の感想>

・施設がとても広くてきれいでした。

・施設自体にものすごく工夫をしていて、感動しました。

・スタジアム自体が海賊の船をモチーフにしていることを初めて知りました。

・私はワンピースが好きなので、海賊の末裔だと聞いて、かっこいいと思いました。

・(スタンドが)応援の声が大きくなるよう工夫されていて、応援の声や満員率で勝率が変わると知りました。

・関係者しか入れないロッカールームやいろいろな場所に入れて貴重な体験ができました。

・ただ、サッカーをする、見るだけではなくて、ランニングや犬の散歩をするなど様々な人が来ることができ、地域活性化につながると思いました。

・FC今治というチームで、いろいろな人が交流の場となると思いました。


(後半)運動遊び体験

運動遊び体験では、FC今治ホームグロウンチームの安倍亮太コーチと土橋功コーチにご指導いただきました。


学生による「ちょっとだけ体操」のウォーミングアップの後、安倍コーチのリードで「忍者ごっこ」「世界一周」という身一つでできる運動遊びを行いました。伸び伸びした環境で、コーチからのわくわくする言葉がけに学生たちは子どものように、大はしゃぎ。ステキな笑顔が見られました。


次はビブスを使って遊びます。高く飛ばして、手をたたきつつ、キャッチできるかな?


ボールを使った遊びでは、土橋コーチから様々なお題が出されました。

一人一人、それぞれに工夫し、楽しみながらミッションをクリアしようとしていました。

最後に全員が輪になり、ボール回し体験をし、かけ声のもと、皆で息を合わせる体験をさせていただきました。


<運動遊びを体験しての学生の感想>

・忍者ごっこなど、みんなでキャッキャと騒いだことが楽しかったです。

・ボールを使って体を動かしたり、スキップをしたり、子どもたちと遊んだら、絶対楽しいと思いました。

・コーチたちがおもしろくて、優しく、とても楽しめました。

・安倍コーチや土橋コーチが工夫をしてくださっていることがよくわかりました。

・FC今治の人と関わることがなかったのですが、(今回)関わり、とても楽しかったです。

・(子どもには)最初から全て教えるのではなく、自分で発見し、ゴールを目指すことを学びました。

・幼児に伝えたり、集中して聞いてもらったりできるようなコツを知りたいと思いました。


<今回の活動を通しての学生の感想>

・FC今治を応援しようと思えた体験でした。

・これからのFC今治とのコラボ授業が楽しみです。

・今まで、サッカーや今治にそれほど興味がなかったけど、歴史やサッカーをもう少し知りたいと思いました。

 



 安倍コーチ、土橋コーチ、FC今治のスタッフの皆様、ありがとうございました!

 今後ともよろしくお願いいたします。

第2回FC今治コラボ授業は6月に実施予定です。


国際観光ビジネスコース 高知研修

 5月13日 国際観光ビジネスコースでは、高知研修に行ってまいりました。

 まず、向かったのは、四国を代表する景勝地「桂浜」です。少雨の中、龍馬像の前で記念撮影をしました。




はるばるやってきた太平洋を感慨深く眺める学生もいれば、海辺でわいわい楽しんでいる様子も見られました。

 


続いてやって来たのは、ひろめ市場です。土曜日でイベントが開催されているとあって、にぎわっていました。今年は、観光関連の科目で高知の郷土料理などを学ぶ機会があり、多くの学生が、ご当地グルメに挑戦していました。


残念ながら、雨天での研修でしたが、明るく前向きに研修に参加している学生が多く、また、仲間同士で支え合うという場面も見受けられました。観光地の知識だけでなく、様々なことを学び、成長に繋げてほしいと願っています。


2023年5月18日木曜日

食物栄養コース 栄養College Life Vol.1 1・2年生交流会

 



4月21日(金)

 2年生が企画した『1&2年生合同の交流会』を行いました。

最初は『3グループ対抗!絵しりとりゲーム!!』
みんなの絵の出来はどうだったでしょう?
最後の人まで、しりとりがつながったのでしょうか?!




その後は、フルーツバスケットをして盛り上がりましたました。

 ・真ん中に立つ事になった人は、まず自己紹介!
紹介のあとは、「質問Box」から1枚カードを引き、その質問に答える!!
その後、「お題Box」から1枚カードを引き、そのお題に当てはまる人は
座っていた席から離れて、他の空いている席に座る。
この時、真ん中に立っていた人も空いている席を見つけて座る。そんなゲームです。

先生たちも参加して、席を奪い合う!なかなかハードなフルーツバスケットになりました。
いろんな質問カードがあり、みんな答えるのに悩んだり、笑ったり(^^)/♪と楽しく過ごしました。




2023年5月17日水曜日

幼児教育学科 おでかけ児童館 4月18日

4月18日(火)に第1回「おでかけ児童館」を開催しました。


当日は天気にも恵まれ、朝早くから児童館のスタッフのみなさん、そして2年生の学生が大講義室で準備を行いました。プログラムは以下のとおりです。


内容:工作「こいのぼりの紙コップけん玉」

   読み聞かせ「くーすけのこいのぼり」

   自由遊び ボールプール・こいのぼり風船・春の生き物みっけ・ピクニック遊び

      

予約されていた14組が参加され、この時期にちなんだ「こいのぼり」のプログラムをメインに実施しました。児童館のスタッフの方やお母さんお父さん方にもご協力いただき、お子さんたちは手遊びや工作、自由遊びに時間いっぱい笑顔で楽しんでくれました。

 


次回は5月30日(火)に「めいたん広場」を開催予定です。お申し込みはこちら

2023年5月16日火曜日

幼児教育学科 FC今治ホーム戦ボランティアでキッズルームに挑戦!

\2023.04.02ボランティアレポート/

幼児教育学科2年生の有志が、FC今治ホーム戦でキッズルームの運営と工作教室を行いました。

今回、キッズルームは初挑戦!あれもいるかな?これもいるかな?初めてのことなので、たくさん準備してきました。


たくさんの子どもたちが遊びにきてくれて、ミサンガをつくったり、キッズルームでまったりしたり…試合開始まで一緒に楽しい時間を過ごすことができました。


試合が始まったらスタジアムで応援!








2023年5月10日水曜日

授業紹介「地域活性化論」の学外授業

 4月27日 「地域活性化論」の学外授業

 これまで、何度も官民協同で活性化事業の展開が見られた今治市玉川町鈍川(にぶかわ)の「鈍川温泉郷」ですが、しまなみ海道開通の1999年こそ特需に沸くも、その後は施設の老朽化や競争力低下もあいまって、宿泊客の低迷がつづいております。しかし、湯の泉質は〝伊予三湯〟や〝美人の湯〟のキャッチコピーが物語るように、全国名湯にひけをとりません。周辺の自然環境や観光スポットとのリンクで、浮上のきっかけがあるはずです。


鈍川温泉の身近なルーツは、明治初年の今治藩主・久松定法が湯治目的で開設した楠窪(くすくぼ)冷泉浴場にさかのぼります(今も冷泉をボイラーで温めて使用)。しかし、廃藩置県で知藩事の定法が今治を去ると、その後は賑わいを失いました。復活するのは大正14(1925)年9月18日のことで、鈍川村有志が地域振興で〝鈍川温泉〟を開場させたのです…。そんな事前学習をへて、学生たちは鈍川温泉組合所属の4つの温浴施設・旅館をハシゴリレーで見学することになりました。20名の学生が参加し、そのうち10名は中国人留学生でした。


 まず、公営浴場として市民利用客の多い「鈍川せせらぎ交流館」を訪問。こちらは、日帰り入浴とお食事処の経営が主で、宿泊施設ではありません。現在、指定管理の「ありがとうサービスグループ」のもと、懐かしの駄菓子コーナーや珍しいメダカの鑑賞室を設けるなどして、お子様連れの入浴客が喜ぶ仕掛けを行っております(屋外のサウナテントもあり)。同グループは、鈍川温泉郷最大の施設であった旧鈍川温泉ホテル(現在、休業中)の施設を購入し、今後、時間をかけて同所をリニューアルし、温泉郷全体の活性化に寄与していくとのことです。


鈍川めだか水族館(せせらぎ交流館)


 次に、香港・台湾などのインバウンド利用客が多い宿泊施設「美賀登」(みかど)へ。菅波社長夫妻から中国語と日本語で歓迎のあいさつを受け、個室・宴会場・大浴場など、施設をひと通り見学させていただきました。いずれも、窓から鈍川渓谷の美観が目に飛び込み、各所に生け花などを供えておもてなしの工夫が見られました。菅波社長によると、「この施設が出来た当時は、今治で一番高い7階建ての建物だったんですよ」とのことで、1階のフロントから川床に向かって建物が地下にのびる、渓谷を生かした設計となっています。サプライズは、インターンで来日して同所で働くベトナム人女性2人で、とても愛嬌があって、一生懸命働いている姿が印象的でした。


美賀登の和室

美賀登館内の風流

渓谷沿いに立地する美賀登の大浴場


 3施設目はカドヤ別荘へ。ちょうどこの日は定休日でしたが、快くご対応下さり、個室・宴会場・大浴場を見学させていただきました。大浴場は、車いす客でも廊下から脱衣所へ入室しやすいよう、段差をなくすリフォームがされていました。また、〝温泉むすめ〟や〝eスポーツの合宿所〟など、新たな取り組みをこれまで仕掛けてきたことに感心しました。温泉むすめとは、全国の温泉産地をキュートな女性で擬人キャラ化したもので、せせらぎ交流館には鈍川温泉むすめのボードが設置されていました。eスポーツは、オンラインゲームやビデオゲームでの対戦をスポーツの競技としてとらえたもので、大会によっては億単位の高額賞金が設定されるものもあるとか。その実証実験を、過去に同所において合宿形式で開催したところ、参加者にとても好評だったようです。

カドヤ別荘の大浴場
 

鈍川温泉の擬人キャラ〝温泉むすめ〟(せせらぎ交流館

 4施設目は皆楽荘へ。こちらは、新来島どっくグループが経営する宿泊所となり、個室・宴会場・大浴場をひと通り見学させていただきました。コロナ禍の間に、バリアフリーの改修を済ませていて、清潔感のある会議室もありました。そして同所も、各部屋から渓谷美を楽しむことができ、絵画やソファなどのインテリアにも力を入れているようでした。最後は、中川社長からのアドバイスで、同所より少し上流にある逆アーチ橋の「湯の花橋」周辺を散策。まさにインスタ映えするスポットで、はしゃぐ学生たちの姿が印象的でした。要所で雑木の伐採を行うなど環境整備を行えば、森林浴を兼ねて散策してみようという気分に駆り立てられるでしょう。

皆楽荘のバス・トイレ(バリアフリー対応)

皆楽荘の懇談室

鈍川渓谷を散策

 次回の授業では、この日の振り返りを行い、学生たちが何を感じたのかを検証し、鈍川温泉郷の活性化のヒントを探りたいと思います。


2023年5月8日月曜日

国際観光ビジネスコース 半島四国八十八か所ウォーキングに参加しました

2023年4月29日 ライオンズクラブ主催の「半島四国八十八か所ウォーキング」に留学生6名が参加しました。

こちらのイベントは、「信仰・観光・健康」をモットーに昭和32年に開場され、4月のこの時期に波方町一円で行われています。毎年、国際観光ビジネスコースは当イベントに参加しています。

今回はコロナ禍のため3年ぶりの開催となりました。



あいにくの雨模様でしたが、留学生たちは元気に約20か所の札所を巡りました。


 今回のお遍路体験を通して、この土地ならではの伝統文化を体験することの意義や、文化継承の大切さを学ぶことができました。



ライオンズクラブの皆様、ならびに地域の皆様には、留学生たちを温かく迎えていただき心より感謝申し上げます。大変お世話になり、ありがとうございました。



このページの先頭へ戻る