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2026年10月23日金曜日

授業紹介 「地域交流演習」野間馬とお供馬を視察(10月15日)

10月15日(木曜)の「地域交流演習」(大成経凡先生)は、34名の履修生をともない、来る18日に開催される行事〝お供馬の走り込み〟(愛媛県指定民俗文化財)の練習視察のため、菊閒町浜の加茂神社を訪ねました。お供馬の語源は、神輿渡御の際、これをお供する神馬のことをいいます。

この神馬は、ただお供するだけでなく、宮出し前の余興として少年がまたがり参道を駆け抜けるのです。時に、競馬のように競走する馬々もいて、その勇壮さや愛らしさに観客は心惹かれます。行事本番の1ヶ月前から練習は始まりますが、1週間前には参道に馬場を設け、毎日夕方に走り込みの練習をします。本学では、5年前から毎年この時期に学外授業で視察に訪れ、地方色豊かな今治の行事に関心を持たせています。

そして神社参詣の直前には、野間馬ハイランド(今治市野間)を訪ね、日本在来馬で最小の野間馬を知って、お供馬の走り込みに出走する元競走馬の外来馬・サラブレッドとの体格差の比較をしています。まさに馬づくしの授業となりますが、どちらも今治市の大切な文化資源であり、野間馬については今年1月に愛媛県の天然記念物に指定されたばかりです。現在、同所には54頭の野間馬が飼育されていて、東京上野動物園や県立とべ動物園でも分散飼育されています。


のまうまハイランド


入園料無料の野間馬ハイランドでは、飼育員さんの心遣いで、学生たちはニンジンのえさやり体験をすることができました。より近くで接することで、野間馬への理解が深まったことでしょう。園内にはモルモットの飼育施設もあって、愛らしい仕草と鳴き声に学生たちは癒されていました。

 野間馬ハイランドから加茂神社へは、国道196号線の海岸通りではなく、信号機が1本もない広域農道「で愛ふれ愛ロード」を走行しました。途中、菊間緑の広場公園を訪ね、全国でも珍しい瓦を葺いた体育館とジャンボ鬼瓦のモニュメントを視察。瓦のまち・菊間を身近に感じることができました。

加茂神社 社殿


 参道入口に到着すると、ちょうど練習が始まったばかりでした。スタート地点の一の鳥居から勢いよく馬が駆け出していきました。学生たちは、見学の前に加茂神社を参拝し、その後はゴール付近のため池土手からお祭り会場を俯瞰。最後の急な坂道を駆け上がる馬のパワーに驚いた様子でした。その後は、撮影スポットの馬場まで移動し、乗り子の少年たちと交流(小・中学生)。特に、少年たちは留学生に興味津々で、片言の英語を使うなど、コミュニケーションを楽しんでいる様子でした。それでこそ〝地域交流演習〟です。馬主である菊間愛馬会の皆さんも、いつも見学を温かく迎え入れていただき、ありがとうございます。この行事が、今後も末永くつづいていきますように!


お供馬の走り込み




2026年9月18日金曜日

令和8年度 学位記授与式(秋卒業)

 9月11日(金曜)午前中、本学大講義室で令和8年度学位記授与式が開催され、7名の留学生が卒業するはこびとなりました。国際観光ビジネスコースの留学生は秋の入学が認められていて、2年かけて秋に卒業する学生もいれば、2年半で春に卒業する学生もおります。

 この日は、ミャンマー人の卒業生5名の出席があり(中国人2名は欠席)、同コースの教員らがその門出をささやかに祝いました。学位記授与の後、泉浩徳学長からは、「帰国する方は、卒業後も日本や本学のことを忘れないで欲しいし、ミャンマーと日本の架け橋となって活躍して欲しい」と励ましの言葉がありました。



 今後の進路を訊くと、帰国して母国の日本語学校で働きたいという学生もいれば、帰国後にビザを切り替えて再入国してから日本で働きたいという学生もいて、本学で学んだことを生かしてそれぞれの道で活躍して欲しいと願います。



 卒業生は、記念品を中山コース長から受け取った後、当初の予定にはなかった学生代表の挨拶があり、お祝いに駆けつけた同期生や中山コース長からの贈る言葉もありました。7名の旅立ちの一方で、今月下旬には新たに46名の留学生(ミャンマー41・スリランカ3・中国2)の入学が予定されております。

 日本人の来年春入学に向けましては、2つの専願受験が今秋予定されております。10月18日(日)に総合型選抜マッチング方式の受験が、11月29日(日)には学校推薦型選抜の受験があります。総合型選抜マッチング方式をお考えの高校3年生で、7・8月の来学型オープンキャンパスに不参加の方は、9月25日(金)19:00~20:00のオンラインオープンキャンパス(面談含む)も専願の対象となりますので、参加をオススメいたします。詳細は、本学入試課までお問い合わせください。



2026年8月25日火曜日

ミャンマー人留学生対象の就職セミナーを開催(8月20日)

 8月20日(木曜)は、午前9時から学生全員(290名)が登校する成績手交日でした。前期の成績が担当教員より手渡され、達成感を感じるもの、反省し奮起を誓うもの、それぞれが前期の学修をふり返り、後期に向けて目標を立てました。

国際観光ビジネスコースでは、成績手交の後に留学生を対象にした寮生活の指導や、キャリア支援委員会による就職セミナーがありました。今回の就職セミナーは、国別で最も多いミャンマー人(97名)を対象とし、大講義室で開催したところ約90名の参加がありました。すでに2年生の中には内定をもらった学生がいる一方で、熱心に活動を続けるもの、どうしようかと迷うもの…と、まだ決まっていない学生が多く見受けられます。1年生については、ようやく日本での生活に慣れてきて、心にゆるみが出始めた頃なので、目標を明確にして早めの準備を促すねらいがありました。



そこで、特定技能1号の斡旋や支援に力を入れているKUROFUNE株式会社の社員をお招きし、ビルマ語をまじえながら、外国人には理解しづらい特定技能1号の制度説明や取得に向けたプロセスをご説明いただきました。これまでは、「やさしい日本語」で説明を行ってきましたが、学生たちの理解の助けになればと、同社人材紹介部のミャンマー人社員にご登壇をいただきました。全体説明終了後に個別相談も行ったところ、数名の学生が社員に質問を投げかける姿が見られました。



セミナーの感想を数人に訊ねたところ、「ビルマ語で行ってもらえてとても分かりやすかった」「知りたいと思うことが今回聞けてとても参考になった」「こういうセミナーがあれば良いと思っていたので、とてもいい経験になった」「ホテルの特定技能を考えているので、相談できて良かった」「次回は技人国ビザについての説明をビルマ語で聴きたい」などの返答がありました。現在は夏休み中ということもあり、留学生たちはアルバイトにいそしんでおりますが、その経験を生かして特定技能1号につなげていくというやり方もあります。当然、N2以上の資格を有することで、企業から内定をもらい、技人国ビザを取得することを学生たちには推奨しております。しかし、愛媛県や今治市における求人・職種との兼ね合いもあり、支援や指導に対しては難しい一面もあります。ミャンマー人留学生には、英語のコミュニケーション能力も磨くよう、指導しているところです。後期の秋にも、留学生を対象にした企業セミナーの開催を計画中です。







2026年7月22日水曜日

留学生 今治西高校生と国際交流(7月18日)

 7月18日(土曜)午後、県立今治西高校の螢雪会館で、同校グローカル研究部による留学生インタビューがあり、本学の5か国(ミャンマー・中国・ネパール・インドネシア・スリランカ)からなる留学生5名が出席しました。同校では、今年度から新たに国際科が誕生し、グローバル×ローカルな視点で広い世界や身近な地域社会を見つめる力を育成しております。

 まず、この日参加した高校生13名(1・2年生)は、1時間ほど本学の大成経凡先生から、今治市が昨年度策定した多文化共生推進プランの概要について説明を受け、今治市にフィリピン人・ベトナム人が多いことや、その多くの在留資格が造船業やタオル産業で働く技能実習生・特定技能で、大西地域・北郷地区・吉海地域・伯方地域などに多く住んでいる特徴について学びました。また、本学では290名の全学生に対して70%の204名が留学生で、多い順にミャンマー97名・中国42名・ネパール42名・インドネシア19名・スリランカ4名であることを説明しました。そして、増える外国人に対して、やさしい日本語の普及や交流機会を増やす取り組みが大切と説き、昨年度以降、試験的に始まった大西地域の「サッカーでお結び会」や吉海地域の「防災運動会」などの事例を紹介しました。本学でも、大成先生の学外授業などで、留学生に集団行動の規律を学ばせる事例や、おんまく・水軍レースなどの地域イベントに積極的に参加して、市民との交流機会を増やす事例が紹介されました。




 つづいて、円座になって、あらかじめ高校生たちが用意した質問を留学生に投げかけます。印象的だったのは、ちょうど高校生たちにとっては夏休み初日ということで、外国でもたくさん宿題が出されるのかということでした。県内有数の進学校ゆえの悩みなのでしょう。同校OBの大成先生もそこはよく心得ていて、文武両道はなかなか難しいものです。他にも、日本へ留学しようと思った理由や、日本のアニメや音楽に興味があるのか、どこでアルバイトをしているのかなど、高校生目線での質問が相次ぎました。一同の笑いを誘ったのは、お国柄によっては宗教上食べることのできない牛豚肉の話題でした。牛丼チェーン店でのアルバイトはできるのかという疑問に対し、ネパールとミャンマーの留学生からは、自分たちがその動物を殺したわけではなく、精肉された材料を調理するので、食べさえしなければ大丈夫というものでした。


円座でインタビュー

 和んだところで、今度は5つのグループに分かれ、食文化についての質問を投げかけていました。どんどん深掘りしていく様子を見ると、この日は食文化が重点テーマだったようですね。例えば、福建省出身の中国人留学生が刺身を食べないと答えると、では、どんな魚をどのように調理して食べているのかという質問となりました。〝黒い魚〟と返答されるも、高校生がイメージできたのはクロダイ(チヌ)。そこでスマホを使って検索したら、それがライギョと分かり、それこそギョギョ⁉です。他のグループでも、スマホ検索でお互いが距離を縮めていく様子が微笑ましく感じられました。留学生も、日本の高校生たちの反応を通じて、自国文化の特徴を再認識でき、お互いにとってウィン×ウィンの関係が交流によって生まれたように感じられました。


個別にインタビュー

 食文化をテーマにした地域探究については、大成先生が指導する同校2年ZESTのグローカル班も、このほど本学留学生180名余りからアンケート調査を行ったばかりです。この日のインタビュー成果との相乗効果に期待したいと思います。


2026年7月18日土曜日

留学生が「NHKのど自慢」に出場しました!

🎤プロモクルーのインドネシア留学生2名が、西条市で開催された「NHKのど自慢」に出場しました!


「先生、私たち、今日から毎日練習します!」

二人はそう宣言し、書類選考を通過してから本番まで、約束どおり毎日コツコツ練習を続けました。

予選当日も、大講義室でリハーサルをしてから会場へ向かいました。


緊張しながら会場へ向かうと、

「ここは親戚が集まったカラオケ大会ですよ」

司会の方のその一言で、一気に緊張がほぐれました。


初対面の出場者の方からも

「みんな親戚だからね。頑張ろうね!」

とエールをいただき、地域のみなさんのあたたかさに触れることができました☺️


歌い終わった後には、「すごくよかった!」「感動した!」

という声をたくさんいただき、人とのつながりや応援の力をあらためて感じました。


本選に進めるのは、予選約200組の中からわずか20組。

17時30分の結果発表を、みんなで祈るような気持ちで待ちました。


そして…

二人の番号が呼ばれ、本選出場が決定!


打ち合わせを終えた頃にはもう夜遅く。

翌日も朝早くから集合でしたが、車の中でも歌いながら会場へ向かいました😊


本選当日は、先生やセンパイ、みんなが駆けつけて、二人の背中を押しました。


チャンピオンを目指して一生懸命練習してきた二人。

それに応えるかのように合格の鐘が鳴り響きました。


チャンピオンにはなれなかったけど

「楽しかった!」

そう話す二人の表情は、とても晴れやかでした。


放送は終了しましたが、NHK ONEで1週間の見逃し配信があります📺

ぜひご覧いただき、二人の挑戦を応援していただけるとうれしいです!


また、今回の「NHKのど自慢」の特集は、2026年7月15日(水)午後6時10分からのNHK松山「ひめポン!」で放送予定とのことです!








2026年7月4日土曜日

第2回サッカーでお結び会に参加(6月28日)

 6月28日(日)、今治市大西町九王の新来島どっく総合グラウンドで、大西地域の多文化共生推進を目的とする「第2回サッカーでお結び会」(大西きずな推進会主催)が開催されました。同地域は、新来島大西どっくを中心に造船業・舶用機工業が盛んで、そこで暮らす人々の中には技能実習生のフィリピン人が多いことで知られています。少子高齢化が進む地方にあって、コミュニティの維持が難しくなる中、今治市でも外国人居住者の数が増える地区が見られるようになりました。同地域以外では、波止浜地区・吉海地域・伯方地域などで外国人労働者をよく見かけます。いま、今治市で最も多い外国人はフィリピン人で、つづいてタオル産業で働くベトナム人が多いようです。

熱戦の様子(フィリピン対ネパール)

そこで昨年度、大西地域では試験的に同イベントを開催し、地元の高齢者・小学生らと造船関連会社で働くフィリピン人らがウォーキングサッカーを通して交流をしました。お互いを知らない関係では偏見も生まれ、交通マナーやゴミ出しなど生活習慣の違う外国人との間で軋轢も生まれます。ひとたび甚災が起きれば、共助の関係がないと危機を乗り越えることもできません。昨年度、吉海地域では防災運動会を開催することで、こちらも試験的に外国人と地元住民の交流をはかりました。本学の大成経凡先生(今治市多文化共生推進プラン検討懇話会座長)が両イベントの責任者に訊いたところでは、やる前は実効性に半信半疑だったようですが、やってみて良かったというのが率直的な感想だったようです。


小学生チームと対戦

そこで、同地域の第2回大会にサッカーが大好きな本学ミャンマー・ネパールの男子留学生に声かけをしたところ、20名余りが参加に意欲を示しました。このサッカーは特別ルールが設定され、高齢者も小学生も参加できるように6人制の小さなコートで、4号ボールを使って行います。走ることやアグレッシブなボディタッチは避け、ウォーキングサッカーの10分間で勝敗を決めます。最初は全18チーム(約210名)が4つのリーグに分かれて総当たりの予選リーグを戦い、各1位が決勝トーナメントに進むというものです。本学からは4チームが参加し、ミャンマーA・B、ネパールA・Bのチーム構成となりました(ミャンマー13名・ネパール11名)。小林裕一郎先生とクリス先生が引率し、地域未来創生コースの齋藤友亮さんはボランティアでスムーズな運営を支えました。また、試合の勝敗以外にも、キックターゲットの得点で賞品を獲得する催しもありました。




 一方、同日に本学では来学型の6月オープンキャンパスが開催され、地域未来創生と国際観光ビジネスの両コースが学園バスに乗って、体験授業の一環で留学生たちの勇姿を見学に訪れました。それこそ、多文化共生社会をテーマにした授業であり、本学に留学生が多いことを知ってもらえたかと思います。見学に訪れた時、本学の留学生はキックターゲットの最中でしたが、巧みな足技に参加者は驚いた様子でした。


キックターゲット


 大会の最終結果は、なんと優勝がめいたんミャンマーAで、準優勝がめいたんネパールBとなり、決勝戦は同門対決となりました。両チームには楯と賞状が、そして優勝チームにはワールドカップを模したトロフィーが贈られました。このトロフィーは、地元の小学生が欲しがったのでプレゼントしたようで、そりゃ〝メッシみたいっ〟て声かけされたら気分よく応じることでしょう。試合の後は近くの九王集会所に場所を移して、地元の婦人会が用意した枝豆とトウモロコシが入った「おむすび」を召し上がることに。キックターゲットの景品で野菜やお米などをいただいたりもしました。留学生たちにとっては、仲間との親睦を深めるとともに、地域住民との交流を通じて多文化共生の良さを体感することができたように思います。


おむすびタイム


優勝したミャンマーAチーム



2026年6月5日金曜日

授業紹介「地域活性化論」今治タオルのショップめぐり(5月28日)

   5月28日(木曜)の「地域活性化論」(大成経凡)は、今治市を代表する地場産業〝タオル業〟を学ぶべく、市内のタオルショップ2か所を学外授業で訪ねました。参加した学生は28名で、国別内訳は日本7・中国1・ミャンマー20となります。前回の授業(座学)では、今治タオルが国内産シェア日本一(5~6割)であることや、ブランディングによって低迷期からV字回復を遂げたことなど、現況について簡単に解説を行いました。産地のブランド化で大きな役割を果たしたのがクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏で、以後はメーカーごとでの自社ブランドの開発が進んでおります。

 今回は、今治有数のタオルメーカーであるコンテックス(株)の直営店〝コンテックスタオルガーデン〟(今治市宅間)を訪ねました(同社と本学は包括連携協定を締結)。同店の特徴は、本社・工場敷地内にあるレンガ造平屋の旧織物工場をリノベーションした点にあります。ノコギリ屋根の形状は採光に配慮したもので、昭和20年代に建造された昭和戦後の時代を感じさせます。同社2代目の近藤憲司(後の日本タオル工業組合連合会理事長、今治商工会議所会頭)は、若かりし頃〝経営の神様・松下幸之助〟のもとで働いた経験があります。しかし、家業のタオル工場を継ぐべく松下電器産業を辞め、昭和24(1949)年に乃万村へ帰郷しました(そのご縁などで、コンテックス敷地内に松下幸之助の銅像がたつ)。そして、昭和27(1952)年に社長に就任し、この新築したノコギリ屋根工場でタオル製造を始めることとなります。高度成長期には、この工場からたくさんのタオルが製造されたわけですが、令和時代の今も取り壊すことなくショップとして使い続けているのです。モノを大切にする社風を感じさせ、眞子内親王が平成29(2017)年の愛媛国体の際、同社工場およびショップをご視察される栄誉にも浴しました。

コンテックスタオルガーデン

コンテックスタオルガーデン(外観)


 学生たちには、そうした歴史背景の詳細は説明しておらず、地域活性化の視点から、リノベーションした旧織物工場の建屋に注目してもらいました。レトロ感ある建物が同社のタオル商品とうまくマッチングしているように感じました。同社の商品は、ベビー用品やサウナタオルがとても人気で、その場で刺繍のサービスも行ってくれます。出産祝いなどでは、赤ちゃんの名前入りを贈ると、とても喜ばれるようです。早速、ミャンマーからの留学生が、彼氏のためにタオルハンカチを購入し、刺繍(別途料金)をお願いしていました。ハンカチだと500円ほどで購入できるため、高品質の今治タオルは刺繍も入るとお得感(特別感)があります。

 つづいて、今治タオル工業組合の事務所にもなっている〝テクスポート今治〟(今治市東門町)を訪ねました。現在70社近い組合員がいるとのことですが、その組合員の自社ブランド商品を同施設内のショップ「今治タオル本店」で購入することができます。コンテックスのように自社ショップを有するメーカーはむしろ珍しいといえます。ショップの内装デザインは佐藤可士和氏によるもので、とてもオシャレです。色とりどりの商品があり、学生の目が輝いていました。休日は県外ナンバーの車両がよく停まり、お土産や贈答用に買っていく光景を見かけます。店内で注目して欲しかったのは、白を基調とした商品の陳列棚です。各メーカーがバスタオルやフェイスタオルを自社の技術・デザイン力を生かして製造し、自社の感性で価格をつけています。最も高いバスタオルは、4万円弱の大成タオルでした。つまり、高いのには訳があり、そこは各メーカーのこだわりを感じることができるのです。

今治タオルLAB


 ショップに隣接する実験棟「今治タオルLAB(ラボ)」にも立ち寄りました。そこでは、実際にジャガード織機の実演を鑑賞できます。職員の解説で、どのような仕組みでタオルが織られているのかを学びました。今治タオルの吸水性を試す実験〝5秒ルール〟も、2名の学生が体験をさせていただきました。
現在、本学では中国人とベトナム人の卒業生数名が、今治のタオル会社に通訳業務で勤務しております。引き続き、地場産業の視察を通じて、学生の職業意識の醸成につなげて参りたいと思います。


今治タオル本店


2026年5月28日木曜日

第二回KUROFUNE ONE DAY CUP in 今治

 ゴールデンウィーク真っ最中の5月3日、KUROFUNE株式会社様主催の『KUROFUNE ONE DAY CUP in 今治』に今年も参加してきました!今治市在住の外国人によるフットサル大会です。


今年は総勢28名のミャンマー、ネパールの留学生たちが参加しました。サッカーは、ミャンマーでもネパールでもとても人気があるそうです。

試合直前に「やっぱり自信がない……」と不安がっていたネパール人女子学生が、なんと見事にゴールを決めました!おめでとうございます!なんと女子のゴールは1点ではなく「2点」ゲットという特別ルール。チームに大きく貢献しました。


今年はすべての参加者がまんべんなく散らばる混合チーム編成だったため、あっちの試合でもこっちの試合でも、明徳短大の留学生たちの活躍を見ることができました。

「去年より上手になったね?」と声を掛けたら、「練習したよ!」と満面の笑み。曇り空で少し肌寒いお天気でしたが、精いっぱい走り回る学生たちの笑顔がこぼれる、白熱した大会となりました。










スタジアムグルメを堪能し、同日開催していたワールドフェアで同級生たちの踊りを見た後は、いよいよFC今治の試合観戦です!

FC今治の選手を迎えるウェルカムピッチフラッグにご招待いただき、満員の観客から歓声を受けながら、プロと同じ芝生を踏みしめる貴重な体験をさせていただきました。


さらにハーフタイムには、『KUROFUNE ONE DAY CUP』の優勝チームがピッチで表彰式を行い、スタジアムの大画面に映し出される中、明徳短大の留学生がトロフィーを授与されました!


あいにく試合中はずっと雨が降る中での観戦となりましたが、「雨の中で観るのもまたサッカーの醍醐味!」とばかりに、雨を吹き飛ばすような声援で最後まで全力で応援を楽しみました

今回はたくさんの素晴らしい晴れ舞台を用意していただき、やり切っ
た留学生たちの笑顔がまぶしく、「楽しかった!」という喜びにあふれた、まさにサッカー尽くしの1日となりました。






2026年5月11日月曜日

FC今治キャンパスフェスタに参加(5月6日)

 長かった今年のGWも、あっという間に過ぎ去りました。みなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか? めいたんプロモーションクルーは、FC今治のホーム戦が開催された5月3日・6日にアシックス里山スタジアムへ出張。3日は、ミャンマー&インドネシア留学生たちが、スタジアム外の里山プラザのステージで民族舞踊や国歌斉唱を披露。また、隣接する今治市営スポーツパーク・サッカー場では、在住外国人による国別対抗サッカー大会「第2回KUROFUNE ONE DAY CUP in 今治」が開催され、本学のネパール&ミャンマー留学生たちのチームが出場しました。


5日は、「キャンパスフェスタin今治」がスタジアム外のサウスストリートであり、本学以外にも岡山理科大学今治校・今治看護専門学校・波方海上技術短期大学などの参加がありました。参加校すべてに5分ほどのPRタイムが用意され、ステージで学校の特色を発表することができました。司会者の質問に対して、調理ビジネスコースの2年生と幼児教育学科の1年生が回答しましたが、本学を選んだ理由や将来の目標など、堂々とした受け答えをとても頼もしく感じました。昨年度以降、ラヂオバリバリさんによるインタビュー動画の撮影でトークを鍛えた甲斐がありました。ちなみにこの日も、ラヂオバリバリの番組とインタビュー動画の両方を一石二鳥で収録させていただきました♪



 一方、本学ブースでは「フライパン返し」「タナカ体験」「竹ダンス体験」「応援グッズづくり」など、各学科コースの特長を生かした盛りだくさんのおもてなしを提供。特にお子様連れのご家族に様々な体験をしてもらい、好評でした。フライパン返しに挑戦した方には、本学が包括連携協定を結ぶ日本食研の商品をプレゼントさせていただきました。ミャンマーのタナカは、天然の化粧品・日焼け止めとして知られますが、頬や腕に葉っぱやサッカーボールの模様を施すお手伝いをさせていただきました。竹ダンスは、一定のリズムで動く竹格子の間を飛び跳ねる遊びで、インドネシア留学生による〝1・2〟〝1・2〟のかけ声に合わせて、こどもたちが楽しむ姿を微笑ましく感じました。応援グッズづくりでは、FC今治のサポーターだけでなく対戦相手の高知ユナイテッドSCのサポーター父子の参加もあり、交流を楽しむことができました。

竹ダンス


ミャンマー人留学生のダンス


インドネシア人留学生のダンス


 各校PRタイムの後は、元サッカー日本代表・本田圭佑選手のものまねで有名なマキヒカさんによるトークショーとサイン会がありました。それが終わると、空いたステージで本学インドネシア留学生6名(男女3人ずつ)が国家斉唱と民族舞踊のパフォーマンスを披露。3日よりも大勢の来場者が足をとめてくれ、本学のPRにもつながったように思います。この日は、18名の学生が、学科コースの枠を越えてプロモクルーとして活動。1年生が多かったように思いますが、ワンチームとしてまとまりを感じました。今回の経験を生かして、つづく5月24日(日曜)の来学型オープンキャンパスでも、楽しく、まとまりをもって励んでもらえたらと思います。



フライパン返し


応援グッズづくり



2026年3月19日木曜日

南海放送ラジフェスに出展(3月14日)

 3月14日(土曜)、昨年につづき松山市大街道商店街で開催された「南海放送ラジオフェスタ」に、本学有志がミャンマー風 混ぜうどん〝ナンジートゥッ〟の試食ブースを出展しました。参加した学生6名の内訳は日本人3名(国際観光2・幼児教育1)・ミャンマー人留学生3名(国際観光3)で、中山光成先生と小林裕一郎先生が引率しました。日本人学生がアンケートの聴き取り&呼び込みを行い、留学生がうどんを調理しました。


めいたんブース


 昨年同様、本学の認知度調査のアンケートを実施し、回答いただいた方にナンジートゥッを提供しました。4月から新たに「地域未来創生コース」が誕生することもあって、「今治市といえば〇〇〇?」「今治市で推しのスポットは?」の質問以外に、「ミャンマーで知っていることは?」など、本学で最も多く在籍する留学生の母国・ミャンマーの認知度調査も実施。今後の活動に生かせる情報収集となりました。

60名からの回答が得られ、回答者の多くが松山市を中心とする中予地区の方でした。今治市で知名度があるのは「造船」「タオル」「焼豚玉子飯」「FC今治」「バリィさん」などで、推しのスポットは「しまなみ海道」「タオル美術館」「今治城」などでした。ミャンマーは「かつてビルマだった国」「軍事政権の国」「アウンサンスーチー」「ヤンゴン」「わからない&無回答」などの回答が見られました。

ナンジートゥッ


今回も高校生の集客には苦戦しましたが、中予地区の方々に本学の活動を知っていただくよい機会になったかと思います。不思議な味のナンジートゥッも、とても好評でした。また、ミャンマーの国旗をブースに貼っていたことで、県内在住のミャンマー人の方も立ち寄ってくれました。途中、南海放送ラジオの江刺アナ・キャピー宇都宮さんによる生放送インタビューもあり、ミャンマーの郷土料理が得意なナンダーゾーさんが笑顔で応じてくれました。


試食のおもてなし

参加した学生たちに感想を訊くと、とても楽しかったとのことで、自分たちが在籍する学校や母国をどうPRするか、貴重な体験にもなったようでした。来年は学生を増員して、今年よりもパワーアップしてのぞみたいと思います。


インタビューに応じる留学生




2026年3月16日月曜日

マイナビeカレ ~esports全国大学選手権 2026~ 参加

2月15日

ゲーム好きの国際観光ビジネスコースの学生、日本人🇯🇵✖️中国人🇨🇳✖️中国人🇨🇳の学生3人がチームを組んでマイナビeカレ ~esports全国大学選手権 2026~大学対抗部門に出場しました。

2人は短大から、1人は自宅からオンラインで「Apex Legends」を戦いました。


残念ながら、予選敗退。

みんな強すぎました😭

お疲れ様でした。







2026年3月11日水曜日

留学生交通安全講習会に参加(3月4日)

3月4日(水曜)午後、今治市サイクルシティ推進協議会主催の留学生交通安全講習会が開催され、本学の留学生11名が参加しました。春休み期間中ということで、希望者を募ったところ、Ⅰ部に4名(ネパール4)・Ⅱ部に7名(ミャンマー6・ネパール1)の参加がありました。本学では年に2回(春・秋)、留学生が多く在籍する国際観光ビジネスコースで今治警察署を招いた交通安全セミナーを開催しておりますが、今回はしまなみ海道で自転車文化の普及に励むNPO法人「シクロツーリズムしまなみ」が講師役を務めました。

日々の生活の中で、ほとんどの留学生が移動手段に自転車を用いています。しかし、日本の交通マナーを知らないことで、危険な場面に遭遇し、地域の皆様にご迷惑をかけることもあります。この日参加したネパール人男子学生も、事故に遭った反省から今回の講習会に参加してくれました。


自転車ルールを学習

まず、出発に先だって、良くない自転車マナーの学習をしました。4月から自転車の交通違反にも青切符が導入されるため、ながらスマホや並走・二人乗りなどをしっかり認識してもらいました。また、一時停止や歩行者専用道路の標識なども知ってもらい、実際に市街を走る中で確認を重ねました。走行ルートは、JR今治駅前のサイクルステーションを出発し、FC今治高校明徳校前の学園通りを抜けて常盤通りへ出ます。ここで、二段階右折について学び、常盤通りを進んで県道桜井・山路線との交差点を右折。ちょうどこの付近に、本学留学生の男子寮があることから、通学路と重なってきます。そこから「そよら」まで進んで交差点を通過し、本学へ向かいます。本学が近づいたところで、阿方地区のパン屋「アーリーバード」で折り返し(休憩)。このパン屋はサイクルオアシスにもなっていて、パンクした場合は空気入れの貸し出し・給水・トイレの使用などをサポートしてくれます。


これより出発!


交差点を横断

その後、浅川流域沿いに今治北高校を目指し、その近所にある「宮脇交差点」に立ち寄りますが、ここがとても危険な交差点とのことでした。以前まではスクランブル交差点でしたが、今治駅前から糸山までのサイクルロード整備で、ルールが変わったようです。交差点を渡ろうとする自転車が巻き込み事故に遭う危険性が高いとのことでした。


走行体験を終えた後、学生たちは交通マナー遵守の誓約書を読み上げました。この日の感想を訊くと、楽しみながら学べたのがとても良かったとのことでした。参加の特典として、学生たちにはアーリバードのパンがプレゼントされましたが、こちらもうれしかったようです。学生以外で参加した市役所職員や引率の大成経凡先生らは、これまで普通に走っていた歩道が、実は自転車が走ってはいけない区間と知り、驚いた様子でした。特に、宮脇交差点のルール変更は知らず、今回の講習会は日本人学生にも受けさせたいと感じたしだいです。今後も、今治市と連携し、自転車の交通安全講習会に参加したいと思います。


二段階右折の説明


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