2018年4月24日火曜日

介護福祉コース はじめての島四国遍路体験に向けて1年生絶賛準備中!




 オリエンテーションの日程を終え、前期授業が始まりました。

 いい緊張感を持ちながら、でも和気あいあいと和やかな雰囲気の1年生。早速、めいたん☆かいごふくしコース伝統の行事、島四国遍路の体験に向けて準備をはじめました。


 島四国遍路は、約200年前、四国八十八カ所になぞらえた霊場を今治市・大島にも設け、世の人々を救う願いをおこそうと、医師・毛利玄得、庄屋・池田重太、修験者・金剛院玄空の3人が開創したといわれるものです。

 大島の住民が200年以上もの間、大切に守り、受け継ぎ、そして伝えてきた“お接待の心”を実際に体験することは、介護や福祉の世界を目指す学生たちにとって大切な“人と人との関係”を学び、地域住民やお遍路さんとの交流を通して“地域に根ざした福祉”を考えるきっかけにもなります。島四国遍路は、めいたん☆かいごふくし伝統の行事であると同時に、大切な学びの時間です。



 1年生にとっては、入学早々の学外での授業。その準備のひとつとして、島四国心のふるさと会 会長の矢野都林さんにお越しいただき、島四国の歴史や巡礼の意味、地域に根ざす文化についてなど、たくさんお話を聴かせていただきました。
 四国に住んでいても、学生たちにとって島四国や四国遍路はまだ馴染みのあまりないことのようでしたが、矢野さんが子供の頃から見てきたこと、感じてきたこと、そして伝えられ伝えてきたことや想いを、時にユーモアたっぷりにお話していただき、あっという間の90分だったようです。




 そしてもうひとつ大事な準備も開始しました。こちらもめいたん☆かいごふくし伝統のお接待“足浴”の練習です。
 足浴は、文字通り足をお湯につけて温めながら洗うことですが、お遍路さんの疲れた足を癒すだけでなく、リラックスしていただきながら、ひとときのコミュニケーションを楽しむ時間でもあります。何度も手を止め、確認しながら練習を繰り返す1年生の初々しい姿も、この時期恒例です。




 矢野さんが仰っていたように、それぞれのお大師さん見つかるように、しっかり準備をして臨みたいですね。2年生は1年前を思い出しながら、1年生のリード、よろしくお願いします。

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