3月5日(水曜)午後、特定非営利活動法人リハケアリングネットワークの香川寬理事長を講師にお招きし、「これから必要な介護と生活の可能性について」をテーマに大学公開講座を開催したところ、本学の介護福祉コースの学生と市内の介護施設の職員を中心に24名の参加者がありました。
作業療法士の立場などから、現場に即したお話をされたことで、実際に現場(施設・家庭)で理論にもとづいて介護や看護にあたっている受講者には、試行錯誤の中に確かなヒントや可能性を感じとれる内容だったようです。最後の質問タイムも、実情に即した内容が投げかけられ、それに丁寧に答える香川先生のお姿が印象的でした。声も大きくて聴き取りやすく、ご年輩の参加者にもとても好評でした。
学生のアンケートを見ると、「利用者さんの可能性を見つけ、伸ばすことが大切だと感じた」「福祉器具を工夫して使用することで、利用者さんにとって負担にならないような介護ができると感じた」「介護の仕事にやりがいを感じる良い機会になった」「一人一人の可能性を大切にし、介助を行っていくという必要性が心に残った」と、収穫の大きい講座となったようです。
講演する香川寬先生 |
![]() |
熱心に質問する受講者 |