2017年12月26日火曜日

めいたんパーク 活動日記 11月 『さつまいも たくさん とれたよ』

めいたんパーク活動日記  11月

11月は、『さつまいも』 にちなんだ季節感満載の活動でした。

11月21日(火)めーたんクッキング
11月28日(火)サーキットあそび      やきいも

 めいたんパークの畑でみんなが掘ったお芋を使って、クッキングをしたり、おいもほりにつなげたサーキットあそびをしたり、やきいもをしたりして楽しみました。

「このよでいちばんすきなのは  おりょうりすること  たべること  ぐりぐら  ぐりぐら」
子ども達の大好きな絵本、のねずみの『ぐりとぐら』の初めに出てくる一節です。
子どもも大人も、食べることは大好き💕  心も体も元気一杯、幸せな気分になりますね。
みんなで一緒に旬の味覚を味わいながら、食べることを通して色々な方との出会いがありました。

【めーたんクッキング】
      メニュー:さつまいもクッキー
                     さつまいもとパイナップルの茶巾絞り
                     さつまいもとリンゴのオレンジ煮



 今回は、地元JA女性部の方のご指導のもと、本学スイーツカフェコースの学生、幼児教育科のコラボでクッキングを行いました。
 クッキングを始める前に、それぞれのメニューの材料や作り方をペープサートで説明してくれたことで、料理のイメージが掴みやすかったようです。学生達は、各テーブルにそれぞれ分かれて入り、地域の方に、目の前で実演して教えていただきました。クッキーの生地は粘土のような要領で平たくしたり、茶巾絞りはサランラップにくるみギュっと絞って丸めたりするなど、色々な感触を手で味わいながら、過程を楽しみました。
  さて、いよいよ試食です。皆さん、満面の笑顔でお話も弾みながら「おいしい!」の連発です。色々な人とふれあいながら楽しいひと時を過ごしました。

 保護者の方からこのようなお声をいただきました。
・とても楽しく参加することができました。
・いろいろなメニューを楽しませてもらいました。家でも子どもと一緒に作ってみたいと思います。
・とても和やかな雰囲気でした。また、地域の方や学生さんと交流を深めたいと思います。ありがとうございました。


【サーキットあそび    やきいも】



 今回の サーキットあそびは、高低差のついたマットを越える・転がる→ブーブークッションを踏む→コーンバーを越える(ジャンプ)→平均台を渡る→滑り台を滑る→トンネルをくぐる→箱舟に乗って引っ張ってもらう、このような流れで行いました。それぞれのゾーンで体全体を動かすことの心地よさを繰り返し味わっていました。終わりの綱引きは、「うんとこしょ、どっこいしょ」の掛け声でおいもが掘り出され、みんな大喜び。そのおいもを持って畑に出かけて行くことでやきいもにつながっていきました。
  畑に近づくにつれ、おいもの焼ける香ばしい匂いに引き寄せられます。元気いっぱい体を動かせた後は、程よくお腹もすいてきた頃で、みんなで一緒にホカホカのお芋をほおばりました。

 旬の味覚を満喫しためいたんパークでした。



2017年12月22日金曜日

学生祭★2017 絆 ~私たちが繋ぐ瞬間~

 12月9日(土)、10日(日)の2日間、学生祭が行われました。

 今年も、地域の皆様をはじめ、各学科・コースの実習先施設の皆様や卒業生など、たくさんの方にお越しいただきました。いつもよりちょっぴり遅い開催となり、とても寒い2日間でしたが、クリスマス前ということもあり、サンタさんの格好をしたちびっこ達の可愛らしさや子供達の賑やかな声が、心をほかほかにしてくれました。







 イベントや模擬店、展示など、この日に向けて毎日少しずつ準備をしてきた学生達。精一杯のおもてなしをしながら、自分達も思いっきり楽しんでいる様子でした。今年のテーマ『絆~私たちが繋ぐ瞬間~』に相応しい、たくさんの『絆』を繋ぐ2日間になりました。

 寒い中、お越し頂きました皆様、ありがとうございました。

2017年12月8日金曜日

調理師専修科 『高齢者の食べやすいお弁当』 一緒に楽しくお弁当を食べました!!


 調理師専修科では 
夏休みから「高齢者の食べやすいお弁当」のメニューを考え
後期授業では 試作し試食・改善を繰り返してきました。




 完成したお弁当を今治食生活推進委員のメンバーの皆さんに食べていただき
感想や意見交換を交え楽しい交流を行う事ができました。




2017年12月6日水曜日

介護福祉コース 授業レポート☆その⑥『救急処置法』




 後期初の授業レポートは2年生の『救急処置法』です。

 救命処置や応急手当に関する基本的な知識と技術を実践的に学習する授業です。

 学校や福祉施設など、人がたくさん集まる場所で働こうと考えている人は、応急処置の方法を身につけていることが望まれます。特に介護や福祉の現場を目指すめいたん☆かいごふくしの学生にとって、不慮の事故や急病に対応できるよう、適切な応急処置の方法を身につけていることはとても大切なことです。


 11月16日(木)は今治消防署の方々にお越し頂き、心肺機能蘇生術を学びました。

 まずは胸骨圧迫(心臓マッサージ)の方法、続いて人工呼吸の方法、そしてAEDの使い方と、その都度、大事なことやポイントを教えて頂きながら、順に学んでいきました。お手本を見せて頂いた後は、訓練用のダミー人形を使って学生達も実践開始。各班に1名ずつ、救急救命士の方が加わり、ひとりひとりに丁寧に指導をしてくださり、学生達はみんな真剣に取り組んでいました。時にユーモアを交えながら指導してくださったので、緊張感を持ちつつも、とても和やかな雰囲気で学ぶことができました。

 また、ダミー人形やAED(訓練用なので電流は流れませんよ♪)に触れながら学ぶことができ、とてもいい経験になったようです。




 最後は傷病者を発見してから救急車が到着するまでの一連の流れを通しで繰り返し実践しました。
 救急車が到着するまで適切な救命処置を行えるかどうかが、傷病者の救命の可能性に大きく左右されるそうです。とはいえ、救命処置の現場に居合わせた時、例えその方法を知っていても、躊躇わずに行動に移せるだろうか…。命の危険がある方を目の前にして、本当に処置ができるだろうか…。実際には、不安に思うことの方が多いと思いますが、「慌てず、自分にできる限りの救命をしてあげてほしい」との言葉に勇気を頂きました。

 今回受講を終えた学生には『普通救命講習修了証』が交付されます。介護の現場ではたくさんの命と向きあいます。そんな現場で働く人だからこそ、もしもの時に、積極的に救命に関われる介護福祉士になってほしいと思います。


2017年12月1日金曜日

介護福祉コース “認知症”を体験?!





 11月15日(水)、2年生は、愛媛県介護福祉士会で開催された『VR認知症体験会』に参加させて頂きました。

 VRとはバーチャルリアリティの略で、人間の感覚器官に働きかけ、現実ではないが実質的に現実のように感じられる環境を人工的に作り出す技術の総称です。ヘッドマウントディスプレイとヘッドフォンを装着すると、音と共に360度見渡せる映像が流れ、この映像と音響の効果で、ユーザーの身体を3次元空間に投影し、空間への投入感を生じさせることができます。先日、この機能を持つゲーム機が発売されて話題になったので、ご存知の方も多いですよね。
 ゲーム業界だけでなく、様々な業界で大注目の最新技術を実際に使用し“認知症体験”ができるのが、VR認知症プロジェクトを手掛ける株式会社シルバーウッドさんの『VR認知症体験会』。福祉の“今”と“未来”を終結させたイベントとしても開催されている注目の体験会が愛媛県でも開催されることを知り、是非!と参加を希望し、2年生全員で行ってきました。



 もちろん授業では「認知症」について学んでおり、また、実習を通して実際に認知症の方と接する経験を得ている学生達ですが、「認知症」を「体験」するとはいったいどういうこと???と、まったく想像のできない状態で会場に到着。机には既にヘッドマウントディスプレイとヘッドフォンがセットされており、なんだかワクワクするような雰囲気もあったのですが………。





 そんな、どこかウキウキした気持ちは、1本目の動画で悲鳴に変わりました。
 自分が柵のないビルの屋上に立っていて、「大丈夫、右足からいきますよ」なんて笑顔で話しかけられたり背中を押されそうになったら、誰だって悲鳴が出ますよね。次の瞬間、映像は車から降りる様子に切り替わります。この映像は、認知症の高齢者が、介護施設の送迎車から降りるのを極端に怖がり「屋上から落とされそうになった」と話したことを基に作られたそうです。

 風邪であれば、誰でもひいた経験があるから、他の人が風邪をひいた時にはその辛さを理解したり、気づかいや配慮ができる。けれど認知症は経験したことがないから、その辛さや不便さを理解することができない。認知症でない人がVR空間内で、認知症の中核症状を疑似体験することで、理解を深め、偏見を溶かしたい、それが株式会社シルバーウッドさんの『VR認知症プロジェクト』なんだそうです。


 今回は合計3本の動画で認知症の疑似体験をさせて頂きました。これまで学校で認知症について学んできた学生達ですが、その特徴や症状を知識としては知っていても、実際、実習中にはどう接すればいいかわからないと思っていたこと、認知症の方の気持ちにはまったく寄り添えてなかったこと、などを体感、痛感したようでした。

 想像していたよりもはるかにリアルな体験に、それぞれ様々な学びを得る貴重な機会となりました。「相手の気持ちに寄り添う」というものが、この体験を通じて、より「寄り添える」ものになってほしいなあ、と思います。


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