オリエンテーションも終わり、前期授業がはじまりました。
まだちょっと緊張気味の1年生ですが、週末には早速、明短の介護福祉コース伝統の行事、島四国遍路の体験に出かけます。
島四国遍路は、約200年前、四国八十八カ所になぞらえた霊場を大島にも設け、世の人々を救う願いをおこそうと、医師・毛利玄得、庄屋・池田重太、修験者・金剛院玄空の3人が開創したといわれるものです。
大島の住民が200年以上もの間、大切に守り、受け継ぎ、伝えてきた“お接待の心”を実際に体験することで、介護や福祉の世界を目指す学生たちにとって大切な“人と人との関係”を学ぶ機会になればと、介護福祉コースでは『人間関係』の授業に、島四国遍路の体験を取り入れてきました。
1年生にとっては、入学早々の学外での授業。その準備として、島四国心のふるさと会会長の矢野都林さんにお越しいただき、島四国の歴史についてお話していただきました。当日は先達として、毎年明短生と一緒に歩いてくださっており、今年もとても楽しみにしてくださっているとのことでした。
また、当日は「遍路体験」と「足浴体験」の2つのチームに分かれ、遍路チームはお接待を“受ける”体験を、足浴チームはお接待を“する”体験をします。その為、1年生は足浴の練習もはじめました。何度も手を止め、確認しながら練習を繰り返す初々しい姿に、1年前を懐かしく思い出しました。2年生はそんな1年生をリードできるように、自主練がんばりましょう♪
大島の自然の中、みんなで最高の体験ができるよう、絶賛準備中です!