2019年11月18日月曜日

介護福祉コース めーたん☆かいごふくしの公開講座が開かれました




 11月11日の『介護の日』を目前にした11月9日(土)、公開講座を開き、めいたん☆かいごふくしの『介護の日』としました。


 講師にお越しいただいたのは、本学でご講演いただくのは今年で5回目となった、株式会社大起エンゼルヘルプの理学療法士であり、一般社団法人日本介護技術協会理事の田中義行先生。毎年、大変好評をいただいている講座です。

 田中先生は、理学療法士として勤務する傍ら、介護技術の開発や、介助の困難事例の対応方法など、更なる技術や知識の向上の研究をされています。その知識と技術を、介護現場で活躍されている方々と共有することでより良い介護を目指し、全国で研修やセミナーを行っておられます。

 今年は『根拠と体験で理解する腰痛対策』と題し、講演と実技の2部構成でご講演いただきました。



 第1部の講演の部には、地域の皆様や、介護や福祉の現場で働いている方々など、たくさんの方にご参加いただきました。お話を聞くだけではなく、ちょっとした実践や動きを取り入れながら、わかりやすくお話していただいたおかげで、まだまだ学びの途中である1年生も、とても分かりやすく、また楽しく学ぶことができました。




 特に、2年生は午後からの実技の部にも参加させていただき、午前中の講演でお話していただいたことや動画で見せていただいたことを、田中先生にご指導いただきながら実践する機会に恵まれました。文字通り「根拠」と「体験」で学ぶ時間の中で、これまで苦手だったことが田中先生のアドバイスで上手に出来るようになったり、小さな意識が利用者さんはもちろん自分も守ることを身をもって感じられたりして、学生たちの目は、心なしかいつもの授業よりもイキイキと輝いていたような気も…?(笑)
 根拠を学んで経験してみる。経験から根拠を理解する。様々な気づきと発見があった今回の講演は、間もなく社会に出ていく2年生にとっては特に、貴重な機会になったように思います。学校や実習先で学んだ知識や技術だけはなく、これからは利用者さんに教えられることもきっと増えていくはずです。社会に出ても、前向きに学ぶ姿勢を持ち続けられる介護福祉士であってほしいです。

田中先生、今年もお越しいただきありがとうございました。


このページの先頭へ戻る