2020年6月18日木曜日

【今治地域農産物地産地消推進緊急プロジェクト】 調理師専修科×今治産小麦粉

みなさんの使っている小麦粉はどこの産地ですか?
多くの方が外国産の小麦粉を使って料理されていると思います。

実は、ここ、今治市でも、小麦粉が生産されているのです。
ご存知でしたか?

小麦粉の生産は、今治市の農家さんの、「今治の子供たちに、安心・安全な食品を届けたい」という想いからはじまりました。
そのほとんどが学校給食のためのものですが、平成30年から生産量が増え、一般にも販売できるようになっているそうです。

しかし、現在コロナウイルスの影響で、学校給食用の小麦粉がたくさん余っているとのこと。
今後も継続して、地域のこどもたちに安心して食べられる地元の食品を届けるためには、Withコロナによる需要減少を乗り切らなければなりません。

そこで、本学でも今治産の小麦粉(ミナミノカオリ)を使う取り組みが始まりました。

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6月4日、この取り組みの一環として、今治市長、県職員の小麦担当の方、地元イタリアンレストランの方にお越しいただき、調理師専修科による今治産小麦粉を使ったラザニアとパスタの試食会を開催しました。
ラザニアのミートソースが好評で、モチモチした食感でとてもおいしかったです。






また、外国産小麦粉と今治産小麦粉で作ったパスタを、茹でて塩味のみの状態で比較して試食しました。
学生からは、「外国産の方が後味はあっさりしている」や「今治産の方が小麦の香りがあり、味に深みを感じる」などいろいろな意見がでました。

今治で生産され、新型コロナウイルスの影響を受けている品目は小麦の他にもたくさんあります。
・高級食材となる農産物(牛肉等)
・業務用仕向がある農産物(米、玉ねぎ、レモン等)
・花木(バラ、さくらひめ等)

今後も、地産地消に力を入れ、地元の農家さんも、地域の方もみんながHAPPYになるような取り組みをしていければと思います。



【生パスタをつくろう】

6月4日の授業で作った生パスタレシピです。
今治産の小麦粉(ミナミノカオリ)の強力粉を使用してつくりました。
ぜひ、挑戦してみてください!

 
(材料:2人分)
・強力粉 160g
 ―A―
 卵 1個
 水 25cc
 塩 1g
 オリーブオイル 2g 



(つくりかた)
①台の上に小麦粉を山形に置き、真ん中に手を入れてくぼみをつくる。
②ボウルに(A)を溶き、①のくぼみに流し入れる。
③手で混ぜ合わせて、生地がまとまれば捏ねていく。
④生地がなめらかな状態になれば、打ち粉をしながらパスタマシーン(または麺棒)で薄くのばす。
⑤きしめん状に切り、塩を加えた湯で1~2分茹でる。


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