2024年4月29日月曜日

今治西高校で出張講義

 4月17日(水曜)、今治西高校の総合的な探究の時間「ZEST」に、いまばり博士でお馴染みのケイボン先生こと、本学地域連携センター長の大成経凡先生を講師に派遣しました。同校では、令和8年度から国際科の設置が決まっており、それを先取りする形で、国際(グローバル)および地域(ローカル)に関するグローカル分野の講座を設置することになりました。

大成先生が担当する講座には2年生17名(うち男子1名)が参加し、5班に分かれて課題を設定し、今後、調査研究を深めていくというものでした。大成先生は4月から12月の期間に7コマ招かれ、生徒の進捗にアドバイスを加えながら、本学の留学生も同行して生徒たちとの交流を図る計画です。

まずは各班の代表が調査テーマを発表しましたが、地域活性化の方策や外国人サイクリストの動向、今治市に住む外国人労働者の実態などに興味関心が見られました。当初は、今治市の特性や地域課題の現況をスライド説明する予定でしたが、生徒たちの課題認識の把握に努めることとし、情報提供やアドバイスをさせていただく中で50分の講義はあっという間に終了しました。次回は6月12日に2コマ連続で出張講義を行いますが、その際は、英語が話せるインドネシア人・スリランカ人の留学生や日本語が堪能な中国人の留学生を同行させようと考えております。

グローバルな視点を持つためには、足元のローカルな知見がとても大切になってきます。いくら英語が上手に話せても、自らの国や地域の歴史文化を誇り(自信)を持って語れないようでは国際人としては認められません。そのことをまとめの一言でお話させていただいて、初回の出張講義は終了となりました。次回までに2か月近く時間が空きますので、その都度、質問に応じたいと思います。



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