2024年4月30日火曜日

FC今治高校里山校で出張講義

 4月19日(金曜)、FC今治高等学校里山校に出張講義へ行きました。短大から歩いて5分もかからない場所にあり、新たな船出をする1期生34名の動向が同じ学校法人としてとても気になっていました。応援したいという気持ちから、出張講義の依頼を快諾しました。

 県外出身者も含まれることで、まずは今治のことを知ってもらおうと「今治の歴史を学ぼう ~入門編~ 」と題して、いまばり博士のケイボン先生こと、本学地域連携センター長の大成経凡先生が地理歴史の科目で50分の授業をさせていただきました。

 まずは、「〝お国自慢をしよう〟のお国って?」という話題から入り、愛媛県が旧国名で伊予国と呼ばれること、その愛媛県が柑橘で有名なこと、ご当地ゆるキャラのみきゃんやバリィさんの特徴など、知っているようで知らない身近な話題で関心を持たせました。つづいて「愛媛県の地名の由来」と「今治の地名の由来」を解説。愛媛や今治での新生活で、身近な地域に関心を持たせる工夫を散りばめました。

 好奇心旺盛な生徒が多く、とても表情豊かで、講義する側も楽しく感じられる50分間でした。東京からはるばる入学したというある男子生徒は、里山校の理念にあこがれて今治へやって来たと胸を張って語ってくれました。確かに、今治は学びのフィールドとして題材に事欠かず、次回の出張講義では海事産業やタオル業、食品産業などをとりあげ、日本や世界とつながるグローバルなテーマを取り上げる予定です。

 今年度は、里山校に限らず、同じFC今治高等学校の明徳校でも、体験授業や出張講義を多く取り入れて参りたいと思います。



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