2025年7月7日月曜日

幼児教育学科  今治市の子育て支援について学びました! 

幼児教育学科1年生からの授業報告です。

 6月16日、「地域と子育て支援Ⅰ」の授業の一環で「今治市の子育て支援」について学びました。

講師は今治市の子ども未来課こども政策係の福壽絢人先生です。

まず、今治市の子育て支援について講話がありました。令和4年度からスタートした「今治版ネウボラ」は、妊娠期から18歳までの子どもがいるすべての家庭を切れ目なくサポートできるように組織されているとのことでした。なお、「ネウボラ」とは、フィンランド語で「相談の場所、アドバイスの場所」という意味だそうです。

 次に、「今治版ネウボラ」の子育て支援の動画を見せていただきました。令和6年度から開設したこども家庭センター、専門職による伴走型相談支援、今治市独自の取り組み、今治版ネウボラ拠点施設整備、木育の推進などについてわかりやすく説明されていました。こちらの動画作成は、福壽さんが担当されたそうで、YouTubeで配信されています。

 その後、今治市の「2025年度版子育て応援ガイドブック」をもとに、3つの事例から、使える子育て支援を探すワークショップが行われました。学生たちは、3グループに分かれて、それぞれ、ガイドブックを参照しながらワークに取り組みました。事例をもとに検討することで、今治市の子育て支援について、具体的に学ぶことができました。

福壽先生、ご講義いただき、ありがとうございました!

 今治市は「住みたい田舎ベストランキング」(*)で3年連続4部門(**)すべて1位を獲得しています。このように、子育て世代を含む全世代に魅力のある今治市で、よりよい保育者になれるよう私たちも日々、学んでいきたいと思います。

(*宝島社『田舎暮らしの本』2月号「2025年版 第13回 住みたい田舎ベストランキング」より。

**「人口10万人以上20万人未満のまち」では愛媛県今治市が、3年連続で【若者世代・単身者部門】【子育て世代部門】【シニア世代部門】【総合部門】全4部門すべて1位を獲得。)


 最後に、この授業の学生たちの感想を抜粋します。


「ネウボラ」を初めて知りました!

・ネウボラという言葉を初めて聞きましたが、不安や悩みを相談できる大切な場所だと思いました。

・ネウボラ課では、妊娠期から18歳まで支援されていて、子育て相談もできることを初めて知りました。

・初めてネウボラという言葉を知りましたが、すごくよい取り組みだと思いました。


今治市子育て応援ガイドブック・母子モはすごく便利です!

・子育て応援ガイドブックを見ると、いろいろな情報が1冊に載っていてとても便利な冊子だと思いました。

・子育てをするうえで不安だったり、地元ではなかったりすると知らないこともあり、ガイドブックを見たり、母子モを登録することでわからないことが解決するきっかけになると思いました。

・母子手帳がデジタル化し、母子モに発展しているのが機能的でとてもよいと思いました。保護者にとってもすごく便利だと思います。


今治市の手厚い子育て支援に驚きました!

・第1子誕生で20万円分の商品券を支給されることに驚きました。

・今治市で子どもを産むと20万円分の商品券をもらえることに、そんなにもらえるとは思っていなかったので驚きました。

・「しまなみの子どもを育む交通費支援事業」については、今治市特有でとてもよい手当だと感じました。

・今治市には、私が思っているよりも様々な制度や支援、遊び場があることを知りました。

・今治市には、他の市と比べても地域子育て支援拠点事業所の数が多いことがわかりました。

・今治市が住みたい田舎ランキングでなぜ1位なのかと思っていましたが、これほどサポートが手厚いなら、1位になることも理解できました。


今後、今治市の子育て支援制度を利用したり、周りに勧めたりしていきたいです!

・自分も子どもが生まれたら、制度とか施設を利用していきたいです。

・どんな困った状況でも何らかのサポートがあったりするので安心して今治で子育てできると思いました。これらの支援を本当に困ってしまう前に知ることや事前登録しておくことの大切さを知ることができました。

・子育てをしている親の皆さんにたくさんの制度を知ってもらうために、学生の自分たちが何か発信できる機会があればよいと思いました。

・いつ、どんなサービス・支援が受けられるか、どんな施設があるかをしっかりと理解し、保護者の方に提案できるようにしたいです。




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