2024年9月13日金曜日

今治版ネウボラ地域子育て支援基盤事業 中核リーダー保育者研修

8月27日 今治版ネウボラ地域子育て支援基盤事業 中核リーダー保育者研修を開催しました。


前回、6月18日に第1回目として若手リーダー保育者研修を実施しましたが、今治市保育幼稚園課のご協力のもと、第2回目を下記の日程で実施しました。


令和6年度 第2回目の研修(午前の部)令和6年8月27日(火)10:00~12:00

講師:今治明徳短期大学 講師 松田文春先生

「配慮を必要とする子どもの支援」をテーマに、講演とワークショップを行いました。


前半は、座学を中心として、「発達とは何か」、「発生的認識論」、「運動と感覚の関係」、「感覚機能(7感)について」などについてお話をしていただきました。

<ポイント> 

・運動は、感覚相互のネットワークによってコントロールされる。この感覚間のネットワークは運動することによってのみ発達していく。

・個々の子どもの発達に沿った支援を心がけることが、教育・保育の基本である。



 後半では、前半の講義をもとに実践をしました。

【ステージ1】予行演習

  ①一本足立ち(A:目を開けて、B:目を閉じて)

  ②抗重力姿勢(A:伏人臥位伸展、B:背臥位屈曲)

  ③ベグさし、 ④ビー玉つかみ

【ステージ2】

  ⑤ボタンはめ、⑥バランスクッション、⑦バランスボール

【ステージ3】

  ⑧トランポリン、⑨竹馬、⑩輪投げ、⑪キャッチボール(2人で)、⑫縄跳び(1人で)

【ステージ4】

  ⑬線上歩行、⑭しっぽとり




【受講生の感想】

 ・人間の発達には順序があり、それぞれ個人差があること、大人のものさしだけで子どもたちを見てはいけないと改めて感じた。

 ・一つ一つの運動にたくさんの発達のポイントとなる動きがあることを知った。子どもの発達段階を理解し、育ちに繋がる活動内容を工夫してきたいと思った。

・感覚統合の大切さを知ることができた。自分の感覚特性を理解することで、他人を理解できることにもつながることを知り、勉強になった。すべてうまくいくことは、難しいが、やらなければ次のステップへは進めないという言葉が心に残った。

・感覚機能には7感あり、その中でも大切なのは、触覚・前庭覚、固有受容覚ということを知り、配慮が必要な子どもにかかわらず、運動面ではトランポリン、なわとびを保育に取り入れ、楽しく鍛えればと感じました。


 第2回目の研修(午後の部)はIT教材作成をテーマに講義を実施しました。


令和6年8月27日(火)13:00~16:00 

講師:今治明徳短期大学 講師 角田 泰啓先生


第1部は、Wordを活用して、図形の挿入、ワードアート、写真活用をしながら、園だよりを完成させていきました。

 

 第2部は、Excelを活用して、基本操作・入力から計算、便利な関数、時短できるショートカットキーなどの紹介を行いました。





【受講生の感想】

 ・普段使用しているWordやExcelの便利な活用方法について知ることができてとてもためになった。

 ・園だよりを作ることなかったが、今回作ってみることで、どうすれば保護者が見やすいかわかりやすいかを考えて作るということを経験することができて良かったです。

 ・使ったことのない機能があったので、これから活用していきたいと思います。

 ・基本的なワードやエクセルの使い方を教えていただき分かりやすかった。クラス便りを作成中だったので、活かしていきたい。




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