2025年3月31日月曜日

令和6年度 学位記授与式

 3月19日(水曜)、第58回学位記授与式が本学体育館であり、出席した在学生・保護者・教職員・来賓に見守られ、ライフデザイン学科33名(介護9・栄養5・調理6・国際13)、幼児教育学科15名の合計48名の学生が2年間過ごした学び舎を巣立つこととなりました。

来賓祝辞では徳永繁樹今治市長と杉岡誠太郎短大後援会長からお祝いのお言葉をいただき、卒業生代表挨拶は幼児教育学科の岡野隼己さんがつとめました。卒業生の皆様におかれましては、今後の活躍を祈念しますとともに、同窓会くすの木会の会員として今後は本学を陰ながらサポートしていただけると幸いです。















2025年3月26日水曜日

介護福祉コース 介護福祉研究集会

 2月28日 それぞれの実習事例を「事例研究」にまとめて発表する「介護福祉研究集会」。

自分の「介護観」を持ち、自分らしい強みを発揮できるようになってほしいという想いで実施しています。

みなさん、堂々と発表できました😉





2025年3月21日金曜日

今治南高校園芸クリエイト科で出張授業

 2025年3月4日

今治南高校園芸クリエイト科で出張授業。

幼児教育学科は「自然環境から学ぶもの」国際観光ビジネスコースは「研究・調査って何するの?」というテーマで高校での専門分野(農業)と、明徳短大の専門科目を接続させた授業をおこないました。 





2025年3月19日水曜日

短大見学 FC今治明徳校

2025年3月4日 FC今治明徳校の生徒がめいたんで短大見学!

それぞれが興味のある専門分野の学びを体験しました。

新しい発見💡あったかな?






2025年3月14日金曜日

国際観光ビジネスコース 今治南高等学校の交流活動に参加しました。

2025年3月11日 国際観光ビジネスコースの留学生3名(メイ・ヤダナー、ジン・ミン・ソー、シャー・サクシャム・ジュン)が、今治南高等学校1年生の「総合的な探究の時間」の交流活動に参加しました。

 東日本大震災発生の日である3月11日に、改めて防災について地域の外国人と共に考えるという目的に交流活動が行われました。災害時、外国人が困らないように、どのように話せば伝わるか「やさしいにほんご」についてグループで話し合いました。



 今治弁やピクトグラムなどもクイズ形式で楽しく学ぶことができました。留学生も真剣に考えていました。


 最後に、ジンさんがミャンマーの防災教育について説明しました。ミャンマーは地震はないが、水害があること、そして、災害の際は政府の指示に従う仕組みになっているということを自分の言葉でしっかり話すことができました。



 高校生だけでなく、地域の方々、また、地域に住む外国人とも交流でき、また防災について考えるよい機会となりました。

 このような会を開催していただき、今治南高等学校、ならびに、地域の皆様に深く感謝いたします。


2025年3月13日木曜日

大学公開講座 3月3日 智内威雄「左手のピアニストの芸術と福祉」

 3月3日(月曜)、左手のピアニスト・智内威雄氏を講師に招いて公開講座を開催したところ、43名(うち一般35名)の参加者がありました。ちょうど春休み期間中ではありましたが、幼児教育学科の学生2名も受講してくれました。

 智内氏が本講座で講演をするのは今回が3回目となります。氏の父は、今治市波方町出身の著名な洋画家・智内兄助氏です。威雄氏は、父が居する埼玉県蕨市の出身ですが、父の帰省に合わせ、祖母が健在だった頃は波方にも立ち寄る機会があったようです。威雄氏は、この日、司会をした地域連携センター長の大成経凡先生とは再従兄弟の続柄で、父親どうしが従兄弟となり、祖父は同一の智内鶴吉とのことです。講座の冒頭部分で、大成先生から智内家のファミリーヒストリーについて紹介がありました。父子は、今年1月にあった今治市合併20周年記念教育文化スポーツ功労賞を受賞しています(大成先生も同賞受賞)。


演奏の様子

 威雄氏は、母が学生時代に声楽の道へ進み、劇団四季の初期メンバーだったこともあり、幼い頃からピアノ漬けの生活でした。当初は〝やらされてる感〟が強かったようですが、中学・高校生の頃に、同級生たちが自らの演奏を喜んでくれたことを機に、演奏に取り組む姿勢が大きく変わっていったようです。今でも、演奏を通じて、人を喜ばせたい、支えになりたいという気持ちを強く持ち続けています。そのことが、ハンディキャップを背負った人々が左手(one hand)のピアノ演奏で活躍できる機会〝左手のピアノ国際コンクール〟の創設につながりました。今治市在住の河野信幸君も同コンクールに出場し、成長する姿を威雄氏もうれしく感じているようです。また、威雄氏は子供たちによる左手のピアノの楽曲づくりにも取り組み、この日は、実際に蕨市や氏が住む箕面市の子供たちが作曲した曲を演奏してくれました。

毎回感じることですが、左手のピアノ演奏は、両手のピアノとは違ったジャンルとして認識でき、一つの芸術として昇華されているように感じます。その左手の楽曲が誕生した背景に、第一次世界大戦で右手を負傷した演奏家たちの社会復帰がありました。威雄氏の場合は、ドイツのハノーファー音楽大学留学中に右手に局所性ジストニアを発症し、両手でピアノを弾けなくなりました。リハビリを続け、日常生活で右手を使うところまでは回復するも、ピアノ演奏家としての道は断たれたかに思えました。そこで、作曲家や声楽の道へ進もうとしたところ、指導教官から〝左手のピアノ〟の存在を教わり、これにチャレンジすることで首席で同大学を卒業したのです。


聞き入る受講者

今回の講演では、数年前に亡くなった母の看取りについての報告もありました。ガンを患いながらも、亡くなる半年ほど前に孫たちへの歌声を動画収録しました。画伯と孫たちもその収録に立ち会い、威雄氏がピアノを演奏しました。この日は、その映像が披露されましたが、智内家の美への価値観が投影されているようで、家族や他人の人生に寄り添う形について考えさせられるものがありました。今年2月に開催された第3回ウィトゲンシュタイン記念左手のピアノ国際コンクールを終えて威雄氏が残したコメント「芸術に勝ち負けをつけることの是非よりも、人には様々な目標が必要であり、そして用意されるべきである。」には、本学の教育活動においても必要とされる普遍性をもった考え方だと感銘を受けたしだいです。


講演の様子

威雄氏によると、このほど「智内兄助一般財団法人」が創設されたようで、同財団は画伯の故郷・今治市への貢献が大きな活動目的となっています。今後、父子の活動が、より多くの今治市民と触れ合う機会も増えてこようかと思います。令和8年度に本学で新設される地域未来創生コースでも父子との交流機会を持ち、学生には人間力を磨いて欲しいと願います。同コースの募集は3月23日(日曜)のオープンキャンパスから始まりますが、大成先生によると「まずは10人を目標に募集し、少数精鋭できめ細かな指導を心がけたい」とのことでした。

幼児教育学科の学生・教員と



2025年3月10日月曜日

南海放送ラジフェス2025に出展(3月1日)

 PAL協定を結ぶ南海放送様からのお誘いで、ラジフェス2025in松山市大街道のグルメブースへ出展しました。今回は、国際観光ビジネスコースと新コース「地域未来創生コース」のPRも兼ねて、ミャンマー人留学生4名がナンジートゥ(ミャンマー風混ぜそば)の調理を、日本人学生2名が本学の認知度調査のアンケートを行いました。


めいたんブース

 ラジフェスは、南海放送ラジオ(エフナン)主催のイベントで、前回は約24,000人の来場者があったようです(コロナ禍等で中断し、今回再開)。大街道に特設ステージとスタジオが設けられ、お馴染みの南海放送アナウンサーやスペシャルゲスト(ちゃんゆ胃さんら)が登場し、商店街と一体化して地域を盛り上げるイベントとなっています。この中に、企業協賛ブースとグルメブースもあって、通行人に自社商品をPRする絶好の機会となっています。ちょうど開催日の3月1日(土曜)は、県内の高校が卒業式とあって、午後からは胸にリボンをつけた高校生・保護者の通行人が多かったように思います。また、南海放送ラジオのリスナーが特設会場に多く詰めかけている印象を受けました。本学のCMも生放送の中に何度も流れ、グルメブースでのインタビューやステージへあがってのPRタイムなど、本学の情報をエフナン通じて発信することができました。


エフナン生放送でインタビューを受ける留学生

 さて、ナンジートゥですが、ミャンマー人にとってはソウルフードといえるもので、〝少し辛いあえ麺〟といえば分かりがいいでしょうか。学生たちは好みに合わせた味付けをし、ふだんの朝食でも食べたりするようです。ナンプラー・ニンニク・ショウガ・きなこ・三つ葉・鶏肉などがその味の決め手となっています。寮で誕生会などのパーティーをする際は、ミャンマー風焼きそばのカウスエジョーとともによく調理されています。今回は、入試広報委員長の大成経凡先生と国際観光ビジネスコース長の中山光成先生が引率しましたが、学生たちのSNS(facebook)に登場するそれら麺類に大成先生が興味を抱き、学生たちに出展のオファーを出しました。留学生4人(ジンミンソー君・パンエイさん・アイニェイントゥさん・ナンダーゾーさん)は全員、昨年秋入学の1年生となりますので、イベントを通じて日本人との交流を得、ボランティア活動への関心が向く好機になったものと思います。留学生が全学生の62.5%を占める本学では、その多くが所属する国際観光ビジネスコースの特長をいかに出すか、また、日本人学生と交流機会を多く設け、お互いにとっていい関係性が築けるかなどが課題となっています。


来展者の質問に答える留学生


 アンケート調査を手伝ってくれた調理ビジネスコース1年の猿谷めぐみさんは、北宇和高校三間分校地域情報ビジネス部の頃から地域活動に関心を持ち、大成先生の共通教育科目(地域交流演習など)で留学生との交流を楽しんでいます。同じく国際観光ビジネスコースの渡壁大地君は、ふだんから留学生と交流する機会が多く、国際感覚を学べているようです。平成8年度開講予定の地域未来創生コースは、日本人学生がまさにそうした点を強みとして、地域探究を通じた学修を通じて、個々のプレゼンテーション能力向上を目指したいと考えています。ちなみに両名は、今年度の本学「大学案内」の表紙モデルであり、南予地域出身です。新コースは、東予地域出身者が多い本学にあって、県内全域はもちろん、県外からも応募があるような充実したものに高めていく必要があります。今後、募集に全集中です!


アンケートをとる日本人学生


 話は、ナンジートゥに戻りますが、初めて食べる不思議な味が、来展者にとても好評でした。県外からの旅行者や外国人(韓国人2組)もいました。県内の方は、やはり松山市近郊のご年輩者が多く、本学の知名度はそれなりにあるように感じました。これが認知度になると、中予地域では少し厳しい印象を抱いており、今回のように攻めの姿勢でイベントに参加することが大切だと感じました。来展者からも、このような取り組みはとても大切だと励ましのお言葉をいただきました。期待していた高校生は1名しか座らず、父娘で座ってくれた背景には、西条市在住ということで本学を認知してくれていることが背景にありました。まだ1年生で進路が決まっていなかったため、3月23日開催のオープンキャンパスのチラシをお渡ししました。今治市在住のご家族も、会場に向かう途中にラジオを聴いて駆けつけてくれました。本学とエフナンがつながることで、リスナーを通じて認知度も上がっていくように感じました。

ナンジートゥ


 来展者の一部から、「ナンジートゥのレシピがあるともっと良かった」や「美味しいから、自宅でも作ってみたい」などの感想もきかれ、留学生たちとのコミュニケーションを楽しんでいました。準備の9:30から終了の15:30頃まで、学生たちはずっと立ち通しで、時折肌寒さを感じましたが、いい経験につながったようなら幸いです。レシピにつきましては、後日、掲載したいと思います。










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