今年度から新設された地域未来創生コースでは、1年生の必修科目に『インターンシップ実習Ⅰ』があります。これは、通年で80時間のインターンシップ(職場体験)を集中して行うというもので、職業観の醸成はもとより、適性の確認も念頭においております。職場については、学生個々に将来像を描きながら選ぶよう指導しており、この度、学生2名は本学が包括連携協定を結ぶ今治商工会議所(以下、今治商議所)と今治市役所(以下、市役所)とでそれぞれ5日間ずつ消化することになりました。
今治商議所では、同所が主催する今治市民のまつり「おんまく」期間中および事前準備・後始末で8月6日から10日まで勤務しました。酷暑に配慮して、室内作業が多かったようですが、おんまく花火当日は、会場に姿を見せた俳優の横山流星さんと広瀬すずさんを遠目から眺めることもできたようです。これは、今治を舞台とする凪良ゆうさん原作の小説「汝、星のごとく」が映画化されることにともなって、そのPRを兼ねた演出でした。おんまく花火が映画のシーンに何度も出てくるようです(10/9公開)。
市役所では、8月31日から9月4日まで、両名は教育政策局と総務政策局とに分かれ、それぞれの部署の業務をひと通り視察しました。教育政策局では今治市が掲げる〝日本一おいしい学校給食〟を実際に食べる体験があり、総務政策局では今治市議会の傍聴もありました。この市役所のインターンシップには、地方公務員試験を志望する大学3年生を中心に10名の参加があり、配置された部署の地域課題をとらえ、その解決に向けた提案を最終日にプレゼンテーション(以下、プレゼン)して締めくくるというものでした。
このプレゼンを傍聴した大成コース長によると、プレゼン力についてはまだまだだが、上級生に混じって堂々と発表できたことをとてもたのもしく感じたようです。両名は、市役所の仕事の一端を知れたり、自分が住む校区外のことを知れたりと、視野の広がりを感じることができた点を成果としてあげていました。そして両名はインターンシップの疲れが残る中、翌5・6日は今治地方地場産業振興センター(丹下健三設計)などを会場に開催された「日本島嶼学会」のバイターンも経験しました。学会というものがどういうものか、裏方スタッフをしながら感じとってもらえたなら幸いです。
夏休みは9月27日まで続きますが、同コースでは女子学生2名が産直市のカフェや葬祭場でのインターンシップを予定しております。経験から得られる成長に期待しています。また、ボランティア活動への積極参加も促しているところです。



