2026年1月8日木曜日

授業紹介「地域社会論&地域交流演習」㈱しまなみによる企業説明会(12月25日)

12月25日(金)の「地域社会論&地域交流演習」(大成経凡)は、しまなみ海道沿線の道の駅を管理運営し、来島海峡の海上遊覧船やサイクルシップなどを運航する㈱しまなみの社員3名をお招きし、企業説明会を開催しました。参加した学生33名はすべて留学生で、国別内訳はミャンマー17・ネパール10名・インドネシア4名・スリランカ2名です。このうちミャンマー2名とネパール1名は、すでに同社が運営する道の駅の「多々羅しまなみ公園」と「伯方S・Cパーク」でアルバイトをしております。将来、観光業にかかわる仕事に就きたい留学生にとっては、職業観を醸成する良い機会となりました。



同社と本学とは、包括連携協定を結んでおり、同社約50名の社員のうち4名が本学の卒業生とのこと。中でも中国人の費さん(2016年度卒)は、道の駅「よしうみいきいき館」で支配人を任せられるほど信頼されています。費さんは、本学在学中から同社でアルバイトをした経験をもちます。ここ2年、本学ではネパールとミャンマーの留学生が増え、その多くが国際観光ビジネスコースに在籍しております。㈱しまなみの人事担当者からは、改めて日本語能力試験でN2以上を取得することと、本学で取得可能な観光業にかかわる資格の勉強も推奨してくれました。「私でも採用してくれますでしょうか?」というミャンマー男子留学生に対して、「N2以上が条件ではありますが、一緒になって会社を盛り立ててくれる人間性も重視したい」とのことでした。これにかぶせるように、大成先生からは「しまなみ海道にサイクリング目的でやってくるインバウンド(訪日客)に対しては、英会話の能力も求められるから、英語の勉強も頑張って欲しい」という要望がありました。


今回は、グループワークの機会も設けていただきました。あなたがもしもインバウンドをしまなみ海道で〝半日〟観光ガイドするとした場合、どういうテーマで、どの季節、どの時間帯に、どのようなコースを選び、何をアピールしたいのかというお題をお与えくださいました。4名でグループをつくらせ、15分ほど考えてもらいましたが、時間内にまとまらないグループもありました。大成先生の授業で、今治市内の観光名所をいくつも訪ねていますが、慣れないグループワークと日本語による発表に苦戦していました。あるグループは、秋に今治市街のホテルを未明5:00に発ち、亀老山展望台で日の出を見てから、帰りに自転車をレンタルして来島海峡大橋を渡り、市街へ帰ってくるというプランを提案しました。ほかのグループは、「大山祇神社を参拝して、美味しいものを食べる」「よしうみバラ公園でアイス&ソフトクリームを食べる」「今治城をじっくり観光して写真撮影をする」などがありました。まさに旅行計画を立案する力を試されましたが、大成先生としては後期試験にも取り入れようか悩むところです。


今年度、大成先生は㈱しまなみと連携し、〝修学旅行生を対象にした海事産業の教育商品〟を観光庁補助事業として開発中です。令和8年度に開講する「地域未来創生コース」では、こうした取り組みにも学生がかかわれるよう、地域との連携を推進して参りたいと思います。


2026年1月5日月曜日

宇和島東高校でミニ講義(12月22日)

 12月22日(月)、宇和島東高校で開催された進学ガイダンス(マイナビ主催)に、大成経凡先生(いまばり博士)と小林裕一郎先生(社会学博士)が参加しました。いつもと違い、「お仕事図鑑」と銘打った仕事理解型のガイダンスとなり、本学は〝社会学〟分野の説明を担うこととなりました。ちょうど、2025年春に新設される地域未来創生コースが、〝社会学的〟な知見が求められるコースのため、本学のPRも兼ねて今治の産業や宇和島の魅力について、25分×2回、合計14名にミニ講義をさせていただきました。対象となったのは同校普通科・商業科の2年生です。



 かねてから大成先生が気になっている宇和島の魅力の一つが、活魚運搬船や活魚運搬車です。南予の県民には見慣れた光景かも知れませんが、リアス海岸で盛んな養殖業とリンクする南予ならではの光景といえます(八幡浜ならトロール船)。養殖業が盛んなことは出荷量や生産額によって理解できますが、それがどのように輸送され、どの消費地に仕向けられているのかは、とても気になります。魚種だけでも多種多様です。ちょうどこの日は、ガイダンス直前に宇和島港でブリの荷役を行う活魚運搬船を見学し、待機する冷蔵トラックや活魚運搬車を目の当たりにしました。それこそ〝お仕事の光景〟を見て、それが宇和島のアイデンティティだと感じたしだいです。

大成先生は航海士の見習いをした経験があるため、東京から瀬戸内海までの航路で、南予船籍の活魚運搬船を何度も目撃しています。エネルギーを積載したタンカー同様に、半分沈んだような特殊な航行をするため、強く印象に残っているとか。どんな魚が槽内に活きた状態で泳いでいるのかは、外からは見えないため、興味を惹きます。今回は、活魚運搬船から水産業を考える視座を社会学的に導かせてもらいました。


荷役中の活魚運搬船


 郷土の偉人についても認知度を確かめました。同校は必ずしも宇和島市在住者だけではなく、本学に着座してくれた生徒だけでも、西予市・鬼北町・松野町・三間地区など広域的でした。そんな中、意外に宇和島出身の油屋熊八(別府観光の父)や高畠華宵(大正ロマンの挿絵画で一世を風靡)が知られておらず、地域への関心の低さがうかがえました。遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑も、訪ねたことのある生徒が少なかったです(大成先生と小林先生は、ガイダンス終了後、遊子水荷浦の段畑も視察)。


遊子水荷浦の段畑

地域活性化など、地域課題解決に向けた取り組みを行う際、地域の歴史文化や地場産業をグローカルな視点から探究することはとても大切で、その際に社会学の力が必要となります。あっという間の25分でしたが、最後のまとめでは、学問を自らの人間形成とともに、地域や世の中に役立てて欲しいことを伝えたしだいです。今治明徳短大が、新コースで面白いことをやろうとしている、そんなイメージを抱いてくれたなら幸いです。機会があれば、今度は宇和島を題材にした地域探究の出張講義で、生徒さんにお目にかかりたいものです。




2025年12月30日火曜日

介護福祉コース 餅つきに参加しました

 12月21日(日曜日)訪問介護実習施設様に餅つきボランティアに行きました。

インドネシアからの留学生2名、介護福祉コースとして留学生の参加は初めてです。

男子留学生は、杵で餅つき、女子留学生は、ついたお餅を丸める作業。

四苦八苦ながら、二人共、笑顔が一杯。




そして、さすがは、介護の学生です。

初めて会う従業員の方々とも息ピッタリ、会話も弾み楽しい時間を過ごせました。

帰る際には、つきたてのお餅を頂きました。

家に戻っていただきまーす。

また、来年も参加しますね。





2025年12月29日月曜日

国際観光ビジネスコース 留学生日本語スピーチコンテストin愛媛2025に出場しました

2025年12月21日、南海放送本町会館にて、愛媛県内の大学・高等専門学校・高校に在籍する留学生によるスピーチコンテストが開催されました。当日は9か国から16名の留学生が参加しました。


本学からは、国際観光ビジネスコース1年生トゥー・アウン・ラインさんが出場しました。


本番に向けて、この日のために練習を重ねてきましたが、当日は「少し喉が痛い」と話しており、体調を心配する場面もありました。それでも本番では、落ち着いた態度で堂々とスピーチを披露し、練習の成果を十分に発揮することができました。


審査の結果、トゥー・アウン・ラインさんは特別賞を受賞しました。本人は「まさか入賞できるとは思わなかった」と驚いていましたが、努力が評価された結果となりました。



大会を終えて本人は、「他大学の留学生と交流でき、とても良い経験になった」と話しており、日本語学習だけでなく、人とのつながりを広げる貴重な機会となりました。今回の経験が、今後の学びにつながることを期待しています。




トゥー・アウン・ラインさんのスピーチは
南海放送のyoutebeチャンネルから見ることができます。
(14番目(1時間50分頃))





2025年12月27日土曜日

国際観光ビジネスコース  小学校の異文化交流授業に参加しました

2025年11月19日(水)、別宮小学校の異文化交流授業に留学生が参加しました。

本学からは、国際観光ビジネスコース1年生3名と2年生1名の留学生が参加し、小学校4年生の児童と交流しました。


授業の前半では、児童から今治の文化についてのプレゼンテーションがあり、タオル産業やしまなみ海道、食べ物など、地域の魅力が紹介されました。留学生は熱心に耳を傾け、日本の地域文化について理解を深める良い機会となりました。

続いて、留学生が母国の文化について発表しました。観光地、民族衣装、料理などを紹介すると、児童は興味津々の様子で聞き入り、質問コーナーでは多くの手が挙がりました。積極的に質問する姿から、異文化への高い関心が感じられました。

後半の交流時間には、児童が日本の伝統的な遊び(かごめかごめ、かるた、けん玉など)を準備してくれ、留学生と一緒に楽しく活動しました。言葉だけでなく、体験を通して心の距離が縮まる交流の時間となりました。


参加した留学生からは「参加して本当によかった」といった感想が聞かれ、地域とつながる貴重な学びの機会となりました。

今後も地域と連携した国際交流活動を大切にしていきます。




2025年12月26日金曜日

今治明徳短期大学 はだか麦同好会 報告 6号

 令和7年度 JAおちいまばり農業まつりに参加  第6号

2025年11月30日 イオンモール今治新都市駐車場


本学では若者を中心に、はだか麦の美味しとはだか麦に含まれる健康機能性の素晴らしさを伝えるための普及活動を行っています。学生が授業で学んだことを住民に伝える絶好の機会と捉え、JAおちいまばり農業まつりに参加しました。本学の食物栄養コース2年生が中心となって企画・実施し、多くの市民と交流するすることができました。


実施内容

1 はだか麦50%のクッキーとお茶の提供

クッキー400人分を無料提供し、お茶は多くの方に飲んでいただきました。   


2 はだか麦に関する写真、商品、イラストに関する展示と展示内容の説明

 はだか麦の使用用途は麦みそ70%、主食用(押麦)20%、麦茶7%、焼酎3%であること。麦類は小麦に比べて、含まれる栄養価(食物繊維、ビタミンBなど)が多いことなど、わかりやすく説明し、はだか麦に興味をもってもらいました。



 はだか麦には血糖値の上昇を抑える作用があることや糖尿病患者予備軍にもお勧の食材であることを伝えました。


3 血圧測定と測定結果に基づく普段の食事のとり方についてアドバイス

当日の血圧測定には51人が参加し、「いつもより測定値が高い、なぜだろうか?」などの質問にも、普段からの生活習慣の大切さを丁寧に説明しました。

  


4 はだか麦クッキー試食後のはだか麦に関するアンケート調査結果

アンケートには200人以上の方に協力していただきました。


 「はだか麦を知っていますか?」の質問には約8割の方が「はい」と答え、「はだか麦を日常の料理にとり入れたいと思いましたか?」の質問には「いいえ」と答えたかたはほとんどいませんでした。


5 その他、はだか麦に関する資料を配布、本学の入学案内の資料の説明


6 イベント終了後の学生感想(はだか麦授業全体を通して)

1 自分たちで計画し、話し合いする中で役割を決めていけたのは、自主性を磨く良い経験となった。はだか麦とクッキーを合わせていかに美味しく提供できるか思考錯誤した。自分は調理班でしたが、チームワークよく任務を果たすことができた。


2 はだか麦を知ってもらうためにクッキーとお茶を提供したことで、子どもから高齢者までブースに寄ってくれたので、地域の人と交流することができた。はだか麦の存在を知ってる人が多くいたので嬉しかった。お茶も家で同じものを飲んでいると言っている人もいて、広く普及していることがわかった。


3 どのようにしたら喜んでもらえるのか、はだか麦を使って美味しく作れるか、みんなが協力して本番に臨むことができた。来てくれた方が「このお茶知っています!」や「すごく美味しいね!」とはだか麦により興味を持ってくれた。クラスの人たちと協力して準備から本番まで楽しくでき、喜ぶお客さんの顔が見れて良かった。


4 クッキーとお茶を提供することにより、はだか麦のことを知ってもらい、身近に感じてもらうことができた。体に良いはだか麦の普及活動と併せて栄養指導や健康に関するコーナーがあるとなお良かった。クラス全体でイベントの内容を考え、取り組むことができた。


5 はだか麦の魅力を学ぶことができ、多くの人にその魅力を伝えることができた。事前の準備では、展示物や資料作成を頑張ることができた。はだか麦の特性や長所では、茹でるだけでは焼くと固くなるため、炊いた方がいいなど料理する時のコツがわかった。


6 当日は予想以上の来場者で盛り上がった祭りであった。一人ひとりがよく働いていて、大きなミスもなく良かった。血圧測定の紙が無くなり新しい紙に入れ替えたが、うまく出てこなかった。予備用紙の確認が必要だった。「ありがとう!」と言って帰るお客様を見て、とても温かい気持ちになった。


7 小さな子どもから高齢の方とアンケートや配布物を通して来場者と交流できた。はだか麦のこと、栄養のこと、地域のことなど会話の中から気づきや反省点が生まれ、とても有意義であった。イベントブースの内容統一や方向性をもっと明確にすることで本学食物栄養のカラーや活気を出せたと思う。


8 はだか麦クッキーを通して、来場者にはだか麦のことを少しでも知ってもらうことができたと思う。お茶の提供では、熱くて飲めない子どももいるので早めに作って、少し冷めたものがあると良かった。クラスの仲間と協力してクッキーを作りとはだか麦に関する媒体作りができて良かった。


  


2025年12月25日木曜日

今治明徳短期大学 はだか麦同好会 報告5号

 今治明徳短期大学 はだか麦同好会 報告5号

   ~ぽん菓子を楽しむ会~

はだか麦が創る農と未来フォーラム2025

~調理科学的視点からみたはだか麦の用途拡大~


日時:2025年11月29日(土)

場所:愛媛大学地域協働センター中予

主催:愛媛大学大学院農業研究科付属ハダカムギ開発研究センター、東温市、ものづくり産業支援事業「ハダカムギ食品機能性商品」研究会


「寿限無寿限無、五劫の擦り切れ・・・」は寿命に限りがないという意味の仏教用語が元で、あらすじは、子どもが生まれた親が和尚さんに縁起の良い名前を考えてもらう。和尚さんは、次々と縁起のいい名前を付け足していく。

フオーラムの案内状を見たときこれを思い出した。はだか麦にかかわる愛媛県の知能と呼ばれる方が集い、学び、はだか麦の未来を描く。

はだか麦・裸麦・ハダカムギ、学者さんによって明記が違うこれは面白い。今回のタイトルはハダカムギ。


セミナーの会場内には参加する企業や団体の展示コーナーがあり、本学も展示に参加した。本学のはだか麦同好会で活動している状況を写真やイラストを使ってパネルに貼り付け、ポン菓子機を持参した。藤田先生渾身のパネル展示とポン菓子機、ポン菓子の試食は喜ばれた。




メンバーのナナホさんが描いてくれた“羊”が主役の絵は、優しいメイタンの空気を会場に添えた。



    今、はだか麦需要拡大に向けて行われていることは
        ① 新商品開発
        ② 健康機能のPR
        ③ 新たな販路開拓

今回は③の企業との連携、展示会への出展、産地と実施者への出展であった。
亀井製菓(株)のはだか麦使用の「湯上り乃しらさぎ」は道後温泉本館の新作お菓子に選ばれたもの。
(株)曽我増平商店のえびす味噌、えびす金山寺、成分表に“えひめのはだか麦”と書いてあるのも嬉しい。
ブースに立つ企業さんのひたむきな熱意を感じました。


まとめ役  芥川光江



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