2026年7月8日水曜日

地域未来創生コース 授業紹介 「地域創生探究Ⅰ」 日本食研宮殿工場を見学(7月3日)

 「地域創生探究Ⅰ」(大成経凡・小林裕一郎先生)は、地域未来創生コースの学生のみが受講できる同コースの必修科目です。これまで、中心市街地の現状視察やタオル会社の企業視察、しまなみ海道サイクリングなどを体験して参りました。また、これを補完するため、同コース必修科目「地域活性化論」(大成経凡先生)の中でBEMAC(株)・今治造船(株)などの海事産業の視察、大角海浜公園や亀老山展望台などの風光明媚な観光名所の散策を行いました。これらを受けて、今治を代表する全国区の食品メーカー「日本食研」の宮殿工場見学をしたいという学生の要望に応え、クリエイティブヒルズにあるシェーンブルン宮殿工場を訪ねることになりました。


シェーンブルン宮殿工場

 日本食研といえば、〝味の作曲家〟のキャッチコピーにもあるように、市販されている〝宮殿〟などの食用タレ以外に、業務用のブレンド調味料の食品メーカーで有名です。今治市名誉市民でもある同社大沢一彦会長が一代で築き上げた企業で、その企業理念は工場見学の際にシアターやガイドの説明から学ぶことができました。いたる所で同社キャラクター〝バンコ〟ちゃんをお見かけしました。本学と同社は包括連携協定を結んでいるため、本学の来学型5月オープンキャンパスでも着ぐるみが出演し、参加者を楽しませてくれました。

バンコ・カンコ・サンコの3頭の牛たち

 今治市内に同社の宮殿工場は2つあり、本社は織田が浜そばのKO宮殿工場にあります(KOは大沢会長のイニシャル)。KO宮殿はベルヴェデーレ宮殿を模したもので、両宮殿はオーストリア・ウィーンに実在する世界遺産でもあります。今回は産業観光の側面が強く、一度訪ねることで得られる情報は多分にありました。まず、ガラス越しに生産ラインを眺めることができ、自動化された設備に驚くとともに、ものづくりにかかわる従業員の姿も可視化できました。大成先生の大好きな〝食研カレー〟は、同工場で製造されていました。生産ラインの一部では、障がい者の方々が働くところもあり、子会社の日本食研スマイルパートナーズ(株)がこれにかかわり、企業の社会貢献を知る機会にもなりました。

 見学中、一同から歓声があがったのは、6階の社員食堂のメニューと展望デッキからの眺めでした。食品メーカーだけに、美味しそうなメニューをお手頃価格で味わうことができるようです。今回訪れた時間帯には、調理師の方がランチタイムに間に合うよう、黙々と作業に励んでいました。展望デッキは癒やしそのもので、快適なランチタイムは福利厚生の良さにつながっているようにも感じました。


展望デッキ

 後期の授業では、同じく今治市に本社をおく全国区の食品メーカー、伯方塩業(株)大三島工場の視察も予定しております。学生たちにはどんどんと視野を広げ、職業意識を高めてもらいたいと思います。


2026年7月7日火曜日

授業紹介「サービスマネジメント論」FC今治アシックス里山スタジアムを見学

  6月25日「サービスマネジメント論」を履修している国際観光ビジネスコースと地域未来創生コースの学生44人が、FC今治アシックス里山スタジアムを見学し、スポーツビジネスの接客や地域活性化について学びました。

当日は生憎の悪天候でしたが、スタジアム内のロッカールームやピッチ出入口、VIPルームや報道撮影室など見学しました。FC今治のスタジアムは全額チームがお金を出して建設しており、コストの削減と選手の満足度をアップを両立させるため様々な工夫がされているとのことで、スポーツ経営について学べたのではないかと思います。留学生の中にはサッカーが好きな人もいて楽しく学べたかと思います。悪天候で外の部分の見学はできなかったのが残念ですが、みなさんもFC今治の試合をアシックス里山スタジアムに見に来て応援してくださいね。




2026年7月6日月曜日

授業紹介 「マーケティング論」市役所産業振興課 出前授業

 6月19日の「マーケティング論」の授業では、地域活性化とマーケティングについて学ぶため市役所産業振興課の職員をお招きして、今治の産業と課題について講演していただきました。国際観光ビジネスコースと地域未来創生コースの学生62人が参加し、今治の産業であるタオルと造船についてや、中心市街地の抱える課題について耳を傾けていました。これに先立ち、6月7日に商店街見学を行っており、現状とこれからの今治について考えることができたと思います。また、大成先生の「地域活性化論」を受けている学生は、前日に今治造船(株)の本社工場の見学をしており、今治と造船について理解できたのではないかと思います。留学生をはじめ今治市外からの出身の人が多いため、今治を知ることができる機会になったのではないでしょうか。









2026年7月4日土曜日

第2回サッカーでお結び会に参加(6月28日)

 6月28日(日)、今治市大西町九王の新来島どっく総合グラウンドで、大西地域の多文化共生推進を目的とする「第2回サッカーでお結び会」(大西きずな推進会主催)が開催されました。同地域は、新来島大西どっくを中心に造船業・舶用機工業が盛んで、そこで暮らす人々の中には技能実習生のフィリピン人が多いことで知られています。少子高齢化が進む地方にあって、コミュニティの維持が難しくなる中、今治市でも外国人居住者の数が増える地区が見られるようになりました。同地域以外では、波止浜地区・吉海地域・伯方地域などで外国人労働者をよく見かけます。いま、今治市で最も多い外国人はフィリピン人で、つづいてタオル産業で働くベトナム人が多いようです。

熱戦の様子(フィリピン対ネパール)

そこで昨年度、大西地域では試験的に同イベントを開催し、地元の高齢者・小学生らと造船関連会社で働くフィリピン人らがウォーキングサッカーを通して交流をしました。お互いを知らない関係では偏見も生まれ、交通マナーやゴミ出しなど生活習慣の違う外国人との間で軋轢も生まれます。ひとたび甚災が起きれば、共助の関係がないと危機を乗り越えることもできません。昨年度、吉海地域では防災運動会を開催することで、こちらも試験的に外国人と地元住民の交流をはかりました。本学の大成経凡先生(今治市多文化共生推進プラン検討懇話会座長)が両イベントの責任者に訊いたところでは、やる前は実効性に半信半疑だったようですが、やってみて良かったというのが率直的な感想だったようです。


小学生チームと対戦

そこで、同地域の第2回大会にサッカーが大好きな本学ミャンマー・ネパールの男子留学生に声かけをしたところ、20名余りが参加に意欲を示しました。このサッカーは特別ルールが設定され、高齢者も小学生も参加できるように6人制の小さなコートで、4号ボールを使って行います。走ることやアグレッシブなボディタッチは避け、ウォーキングサッカーの10分間で勝敗を決めます。最初は全18チーム(約210名)が4つのリーグに分かれて総当たりの予選リーグを戦い、各1位が決勝トーナメントに進むというものです。本学からは4チームが参加し、ミャンマーA・B、ネパールA・Bのチーム構成となりました(ミャンマー13名・ネパール11名)。小林裕一郎先生とクリス先生が引率し、地域未来創生コースの齋藤友亮さんはボランティアでスムーズな運営を支えました。また、試合の勝敗以外にも、キックターゲットの得点で賞品を獲得する催しもありました。




 一方、同日に本学では来学型の6月オープンキャンパスが開催され、地域未来創生と国際観光ビジネスの両コースが学園バスに乗って、体験授業の一環で留学生たちの勇姿を見学に訪れました。それこそ、多文化共生社会をテーマにした授業であり、本学に留学生が多いことを知ってもらえたかと思います。見学に訪れた時、本学の留学生はキックターゲットの最中でしたが、巧みな足技に参加者は驚いた様子でした。


キックターゲット


 大会の最終結果は、なんと優勝がめいたんミャンマーAで、準優勝がめいたんネパールBとなり、決勝戦は同門対決となりました。両チームには楯と賞状が、そして優勝チームにはワールドカップを模したトロフィーが贈られました。このトロフィーは、地元の小学生が欲しがったのでプレゼントしたようで、そりゃ〝メッシみたいっ〟て声かけされたら気分よく応じることでしょう。試合の後は近くの九王集会所に場所を移して、地元の婦人会が用意した枝豆とトウモロコシが入った「おむすび」を召し上がることに。キックターゲットの景品で野菜やお米などをいただいたりもしました。留学生たちにとっては、仲間との親睦を深めるとともに、地域住民との交流を通じて多文化共生の良さを体感することができたように思います。


おむすびタイム


優勝したミャンマーAチーム



2026年7月3日金曜日

6月オープンキャンパスを開催(6月28日)

 6月28日(日)10:00~13:00にオープンキャンパスを開催したところ、31名の参加者(高校生29・社会人2)がありました。コロナ禍以降の6月オープンキャンパスでは最も多い集客があり、キャンナビを務めた「めいたんプロモーションクルー」(プロモクルー)や授業補助をした学生たちにも活気が感じられました。

 冒頭は学校説明があり、各学科コースの紹介に加え、保育士・介護福祉士を対象にした愛媛県・今治市の支援制度の説明や専願の入試制度、本学独自の助成制度などの説明がありました。新たな助成制度(募集要項P18参照)としましては、本学が定める資格を取得して入学した場合に3万円を奨励金として給付するというものです。これには、家庭科技術検定1級(保育・食物調理)や英検・漢検2級以上などがあります。また、入学後にTOEIC600点以上や日商簿記検定2級以上などを取得した場合も、その程度に応じて奨励金の支給があります。入学前、入学後それぞれで、目標に向かって努力を惜しまない姿勢を評価したいと考えております。





 学校説明の後は、プロモクルーらによるキャンパスツアーの後、各学科コースによる体験授業となりました。それぞれのテーマは、介護福祉コース「医療的ケアって何? 喀痰(かくたん)吸引にチャレンジ」(渡邉康之先生)」・調理ビジネスコース「親子丼 わらび餅」(竹田貴好先生・大西望先生・阿部ひかる先生)・国際観光ビジネス&地域未来創生コース「YOUもいまばり博士になろう!」(大成経凡先生・小林裕一郎先生)・幼児教育学科「ピアノって難しい? 歌は苦手です、の対策」(十河治幸先生・寺川夫央先生)というものでした。国際・地域合同の体験授業は、バスに乗って大西町九王地区へ向かい、多文化共生のイベント「サッカーでお結び会」を見学しました。そこでは、本学ミャンマー&ネパールの男子留学生たちがウォーキングサッカーを通じて地元の高齢者・子どもたちと交流を行っていました。



 体験授業の後は、調理ビジネスコース以外は「めいたんホール」へ移動し、カフェタイムを楽しみました。質問カードを用意したことで、高校生たちが気軽に在学生や教職員に話しかけ、フレンドリーでアットホームな雰囲気のもと、軽食をとりながらめいたんの特長をつかむことができたはずです。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。




次回の来学型オープンキャンパスは7月25日(土曜)10:00~13:00を予定しており、希望者については13:00から大成ケイボン先生のオプショナルツアーも予定されています。また、総合型選抜マッチング方式の面談もありますので、専願入試の同方式での受験をお考えの方は、オープンキャンパスお申込みの際にエントリーシートの提出も忘れずお願いいたします。今年度から、エントリーシートは短大WEBからでも申込み可能となりましたので、ご利用いただけたらと思います。


2026年6月25日木曜日

授業紹介「地域創生探究Ⅰ」「コミュニケーション学」しまなみ海道でサイクリング体験(6月19日)

 6月19日(金曜)の「地域創生探究Ⅰ」(大成経凡先生)と「コミュニケーション学」(小林裕一郎先生)は、梅雨空の曇りの中、両科目が合同でしまなみ海道のサイクリングに挑戦しました。参加した学生は10名いて、内訳は地域未来創生コースの日本人4名と国際観光ビジネスコースのミャンマー人6名となります。アテンド役は、ご当地検定「いまばり博士」監修者であり、しまなみ地域通訳案内士の講師をつとめる大成先生ですから、頼もしい限りです。10名はサンライズ糸山でクロスバイクをレンタルし、来島海峡大橋を経由して大島の道の駅「よしうみいきいき館」を折り返す往復約9㌔のコースを走破しました(タイムリミット2時間)。


サンライズ糸山から出発!


 意外ですが、今治市民であっても来島海峡大橋のサイクリング未経験者は多く、これまでも授業の一環で学生たちに体験させたことがありました。ここ2年余りは、留学生が増えたこととレンタサイクルの費用が値上がりしたことで(1台3,000円)、履修生40人前後の大成先生の科目「地域活性化論」「地域交流演習」では体験ができませんでした。そうした中、新コースの「地域未来創生コース」が誕生したことで、サイクリングガイドも視野に入れた少数精鋭での体験がかないました。これに、日本語上級クラスの留学生をミックスさせ、お互いが国際交流の親睦を意識したサイクリングを心がけるようにしました。



 ふだんは、学外授業で市内島しょ部へ行く際に来島海峡大橋(3つの橋桁からなる吊り橋)をバスで走行しますが、車窓から眺めていたサイクリストたちに、今度は自分たちがなる番です。第2・第3大橋の橋桁の高さは海面から65㍍もありますから、地上から橋桁までのぼるスロープでは脚力を使います。留学生たちは、ふだんの交通手段がシティサイクルですから、タイヤが細く、変速ギアのクロスバイクなら楽々のぼれたようです。むしろ、自転車に乗らない日本人学生(徒歩&自家用車通学)の方が苦労している印象を受けました。当初は、糸山公園から大島までは、馬島バスストップ付近で休憩を1回だけ入れるつもりでした。しかし、各自の体力面を考慮し、途中で海上自衛隊艦船や大型コンテナ運搬船など、立ち止まって見たら楽しめそうな被写体を見つけたら休憩を入れました。マイナスイオンの潮風を浴びながらの空中散歩は、とても爽快に感じられたようです。


来島海峡大橋をサイクリング


 さすがに夏ですから暑かったです。海峡大橋では、ヘルメット着用が定められていますから、汗をかきました。よしうみいきいき館では、ソフトクリームやソーダ水で涼をとり、少しだけ旅行気分を味わいました。インバウンドのサイクリストにもすれ違いました。復路は疲れを感じながらの走行となりましたが、学生たちは好奇心の方が勝っていたように思います。サンライズ糸山へ戻った後は、将来的にリゾートのコテージなどが建つ場所を下見した後、海岸の砂浜に降り立って海峡大橋を下から眺めました。海峡大橋の下は航路にもなっていますから、通航する船舶を見て、改めて来島海峡が1日約500隻の船が通る海上交通の要所と感じたしだいです。帰校の車中で、「これまでの授業の中で、今日が一番楽しかった!」と感想を述べる学生がいました。一度は雨で順延になりながらも、催行できて本当に良かったです。


橋の下を通過する大型船


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