遅い報告になりますが…。
10月24日(土)給食実務校外実習報告会が行われました。
毎年6月末に行っていた給食実務校外実習も、今年はコロナの影響で9月に行われました。この大変な状況中、校外実習を受け入れて頂いた実習施設の皆さまには心から感謝申し上げます。
そして、給食実務校外実習報告会を無事行うことが出来ました。
報告会のために、2年生は一丸となって準備をしてきました。
みんなに伝える大切さと難しさを感じながらも、自分たちが実習先で学び感じたことを、1年生に向けて発表し、とても2年生らしいステキな報告会になりました。
1年生は、来年自分たちも経験する実習に向けて、自分はどのような事を学びたいか、また、どのような準備をしていけば良いかを考えるきっかけになりました。
☆★発表を聞いての感想★☆
◇◆2年生感想◆◇
・自分の行った施設では学んでない内容や施設の違いによって対応や内容が異なることを知ることができました。また、スライドの作成の仕方、話し方など自分に足りない部分や、改善点なども考えながら見ることができました。他の人の良かった部分は今後の参考にしたいと思います。私自身の反省点としては、話すスピードと視線、レーザーポインターの使い方を上手くなりたいと思いました。緊張すると話すスピードが早くなってしまうので、ゆっくりはっきり話せるようにしたいです。そして、原稿を読むのではなく、事前に覚えておき発表の時には前を向いて話せるようにしたいと思いました。また、言葉だけでは伝わりづらい部分は、スライド内に表やグラフ、図などを用いることで伝わりやすくなることを改めて学べました。見やすく分かりやすい資料作りができるよう発表を見て得た事を生かしていきたいです。1年生には、私たちの発表を見て良かったところ、改善すべき点などを生かし今後の発表や資料作りに役立ててもらいたいと思いました。
・他の実習先での業務内容や施設ならではの決まりごと等を知る良い機会となった。学校や保育所ではアレルギーに関して、病院では禁止食品や食形態の配慮に関しての知識を得る事ができた。スライド作成は、写真を多く使用して目で見て分かるような工夫や動画を使い、聴講者に飽きのこないような資料作りがされていて今後の参考になった。特に、動画を用いることは現場の様子が動きとして分かるため、取り入れたいと思った。また、文字の多いスライドや情報量が多くまとまりのないスライドは、内容の理解が難しくなるため作成時に配慮する必要があると感じた。発表に関しては、自分自身もう少し話す内容を頭に入れ、できるだけ前を見て話す心掛けをしていればと思った。学内実習の報告会と比べ、スライドの作成や発表内容の構成など成長した点が自身も含め多くみられた。そのことから経験を積むことで自己成長が見られるため、何事も挑戦し、経験することを大切にしたい。
◇◆1年生感想◆◇
・学校、保育園、病院の発表を聞いて、私は学校と保育園に興味を持ちました。
学校給食では、学年によって量が違うこと、大きさなども変えて工夫している事が分かりました。アレルギー対応食も、栄養士だけではなく様々な人と連携して対応していることを知り驚きました。
・実習で学んだ事を皆さん上手に発表されていました。学校給食では、アレルギーのことや子どもたちがどうすれば楽しんで給食を食べてくれるか、食べ方の指導など上手にまとめていて分かりやすかったです。私が一番印象に残ったのは、学校の発表の『ラッキー人参』です。子どもたちが楽しみにするだろうなと思いました。病院給食の発表では、患者さんの病気によって食事内容の変更点など分かりやすく説明されていました。来年、自分たちが実習に行った時には、私も沢山の事を学んできて1年生に教えてあげられるようにしたいと思います。
・2年生の発表はとても分かりやすく、来年の校外実習への参考になりました。
私は、保育園の栄養士業務についてとても興味があります。保育園の発表では、園児の年齢によって食材の切り方が工夫されていることが分かりました。園児の発達具合により切り方を変えることで食べやすくなることを知りました。また、アレルギー対応については、トレーや食器の色を変えることでアレルギー除去食の誤配防止対策をしていたり、アレルギーのある子ない子の給食の見た目に余り差がないように工夫していることも知ることができました。その他にも、お迎えの時間帯に献立を掲示している事により、どのような給食を食べたか知ることができ安心につながるなと思いました。
今、私たちは学内実習を控えており、実習後には報告会があります。先ずは、学内実習を成功させる事を考え、次に報告会に向けて2年生の資料作成を参考にして、良い報告会にできるよう頑張りたいと思います。