愛媛県今治支局産地戦略推進室より本学調理師専修科の学生に「今治産『甘とう美人』を活かした料理を若者の視点で考えてください」という開発のお題をいただいてから、本学の畑で甘長とうがらしを栽培・収穫、試作を重ね、いよいよお披露目の日がやってきました。
この日は朝早くから調理にかかり、11時にはテーブルの上に、和・洋・中、デザートと、25もの作品がズラリ。
試食会では、学生による1品あたり20秒ほどの説明を受けたあと、今治市副市長、東予地方局長をはじめ、9名の方々に試食、審査をしていただきました。
1~3位と、スイーツ部門1位に輝いた作品は以下の通りです。
【1位】スズキと甘長とうがらしのクリームソース
【2位】チーズ肉巻き
【3位】 スパイスカレー
【スイーツ部門 1位】チーズケーキ
審査員の投票で順位は決まりましたが、(株)フードスタイル代表取締役の近藤路子先生からの「どの作品も完成されていて素晴らしかった」との総評をいただき、学生はにっこり。ひとつ一つの作品に対する学生たちの想いを伝えることができたようです。
実演会では、近藤路子先生に甘長とうがらしを使った「甘長とうがらしと鶏のバスク風煮込み」を披露していただきました。
スムーズな実演の中で、素材の活かし方、レシピ開発のポイントなど、惜しげもなく学生に伝授していただき、学生たちは言葉のひとつひとつを逃さないように真剣に講義を受けていました。
このレシピの中のいずれかが、実際に商品化される予定です。
どの商品が商品化されるかは、現在検討中ですが、店頭に並びましたら、ぜひ、ご賞味ください。
調理の様子 |
試食会の様子 |
【3位】 スパイスカレー |
【スイーツ部門 1位】チーズケーキ |
近藤路子先生による実演会のようす |
実演料理「甘長とうがらしと鶏のバスク風煮込み」 |
受賞した学生たち |
近藤先生と一緒に記念撮影 |