2月19日午前、松山市在住のコーヒー店開業経営アドバイザー・家村高志先生を講師にお招きし、本学本館第2調理実習室で公開講座「おうちカフェを楽しみましょう!~コーヒー飲み比べ~」を開催しました。大洲市出身の家村先生は、かつて松山市内で喫茶店とコーヒー豆専門店を経営していた経歴をもち、平成26年度から本学スイーツカフェコースの非常勤講師もされてきました。現在は〝コーヒー店開業経営アドバイザー〟というお立場で、すでに5人の後進がそれぞれ独立を果たし活躍しております。今治市国分で自家焙煎のコーヒー豆専門店を営む越智商店の店主・越智亮太さんも、家村先生から薫陶を受けた経営者の一人です。その越智さんが中心となって2月5日に志島ヶ原(桜井地区)で開催した「珈琲縁日」は、コーヒー好きの若者が集うイベントとして大盛況でした。
さて、本講座には定員20名のところ23名の受講者があり、本学学生も5名(食物栄養4名、幼児教育1名)が参加しました。先生の奥様・家村まゆみさんも助手で講座を支えてくれました。講座冒頭に、家村先生からは〝どの豆が美味しいとか、どんな淹れ方がいいとかではなく、それぞれに合った楽しみ方を見つけて欲しい〟〝急須でお茶を淹れる感覚で楽しんで欲しい〟とアドバイスがあり、参加者はホンジュラス・エチオピア・ケニアの3種類の豆からなる「カッピング」とペーパー・ステンレス・プレスの3通りの「ドリップ」を2時間かけて体験しました。先生との距離が近いこともあり、実演の度に質問が投げかけられ、双方向のアットホームな雰囲気の講座となりました。コーヒーが苦手ながら参加した本学食物栄養コースの学生も、飲み比べが貴重な経験になったようです。中には、生後数か月の赤ちゃんとともに参加した若い夫婦もいて、育児の中でも楽しめる講座になりました。
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全体説明 |
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カッピングでにおいのかぎ分け |
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ドリップの飲み比べ |
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ドリップを体験 |