4月18日(土曜)、地域未来創生コースの学生3名が、伊予大島准四国霊場会主催の「先達と徒歩で巡る島四国へんろ市」に参加しました(大成先生&小林先生引率)。今年は4月18日から3日間かけての開催となり、下田水港そばの44番札所(吉海町臥間)9:00出発の部には40名近い参加がありました。これは主催者の予想を超えるもので、納経帳の御朱印やトイレ休憩で時間をとることになりました。
当初、本学チームはお接待ボランティアを考えていましたが、学生全員が島四国の経験がないことから、今年は歩き遍路をしてお遍路さん目線から島四国を体感し、お接待に励む住民の様子を観察することとしました。44番札所をお参りした後は、椋名海岸を抜けてお昼休憩の津倉地区50番を目指しました。途中、椋名地区の法南寺で長く滞在しましたが、来島海峡を見下ろす景色が抜群に良く、津倉地区入口の「あいえす造船 本社工場」の建造中の大型船も壮観でした。お接待でいただく品々に学生は興味を持ったようで、お茶・パン・お菓子・柑橘・栄養ドリンクなどをいただき、出発時に海南寺住職よりいただいた竹輪が好評でした。大成先生は知り合いによく声をかけられ、会話を楽しんでいる様子でした。
| 歩き遍路(椋名海岸) |
お昼休憩時に、学生3名はテレビ局からインタビューを受けました。プレゼン力の向上を目標に掲げる同コースとしては、質問に対してどう受け答えるのかはとっさの判断で緊張をともないますが、それこそ修行であります。最初は誰もうまくいかず、経験を積んで慣れていくもので、やがて自らのスタイルが築かれていきます。はたで聴いている分には、全員が及第点を与えてもいい受け答えでした。お大師様の与えた試練に感謝です。
| テレビ局のインタビュー |
インタビュー後に本学チームは団体を離れ、午後は乗車して福蔵寺(吉海町福田)・海南寺(宮窪町宮窪)・高龍寺(吉海町名)を参詣しました。福蔵寺では本学OB・OGからお接待を受け、甘酒をいただきました。海南寺では神野住職とお接待の変容についてレクチャーを受け、キュウリと豚汁のお接待を受けるなど、懇談を楽しみました。O157やコロナ禍をへて、おにぎりやうどんのお接待が姿を消していったようです。高龍寺では、カップ麺のお接待が常連のお遍路さんの間では有名で、本学チームも胃袋が満たされました。高龍寺はお庭も美しく、ボタンの花が見ごろを迎えていました。札所それぞれに個性があって、温かいおもてなしに疲れも癒されるようでした。
| 48番札所を参拝 |
最後は、強い日差しの中、亀老山展望台を訪ねました。県外ナンバーの車が多く、駐車場はいっぱいでした。インバウンドのサイクリストたちにも、上り下りでよくすれ違いました。隈研吾氏設計の展望台については、改めて地域活性化論の授業で訪ねる予定ですが、2名の学生は初訪問となり、興奮を抑えきれないほど感動した様子でした。そうして、歩き遍路体験と島内散策などをへて、本学の帰着は16:00となりました。

