2026年5月22日金曜日

授業紹介「地域活性化論」よしうみバラ公園と亀老山展望台(5月14日)

 5月14日(木曜)の「地域活性化論」(大成経凡先生)は、31名の学生が大島の「よしうみバラ公園」(今治市吉海町福田)を訪ねました。31名の国別内訳はミャンマー21・日本9・中国1となります。その週末の16・17日に「バラ祭りよしうみ2026」が開催予定とあって、混雑を避けようと多くの参観者がいました。参加した学生の多くが初めての訪問で、満開の400種3,500株のバラに興奮した様子でした。

 地域活性化の視点で同園を紹介すると、平成5(1993)年に開園し、現在と近い姿になるのは同11(1999)年5月のしまなみ海道開通が大きな契機となります。フランス随一のバラ庭園「ライ・レ・ローズ」から、ナポレオン皇妃ジョセフィーヌが収集したオールドローズ〝ジョセフィーヌ・コレクション〟など約100種が移植されました。モダンローズと比べると、このオールドローズに価値があるようです。平成16(2004)年4月に園を拡張するなどリニューアルオープンされ、現在の約2.8ヘクタールとなりました。




満開ともなれば見応え十分で、特に最盛期を迎える5月中旬~6月上旬と10月中旬~11月上旬は来園者で賑わい、バラ祭りのイベントも開催されています。実際、バラ祭りの日は露店も多く並び、花よりも団子の状態となります。今回のように、平日に落ち着いて観賞できたことで、魅力をより深く学ぶことができました。早速、ミャンマー人留学生がSNSでその魅力を発信していました。



つづいて、標高307㍍の亀老山(きろうさん)頂上にある亀老山展望台を訪ねました。大島の学外授業では、まさに鉄板コースです。行く時季や時間帯で色々な眺望が楽しめ、飽きることはありません。この展望台を設計したのは、かの有名な建築家・隈研吾氏です。今でこそ、東京五輪2020の国立競技場設計で有名となった隈氏ですが、この展望台はしまなみ海道開通に合わせ、吉海町が若かりし隈氏に設計を依頼したものでした。自然との調和が随所に見られ、山の稜線を生かした外観とし、内部の空間に空中廊下が設けられています。来島海峡大橋の眺望だけでなく、展望台の造形美が秀逸で、地元産の大島石が床や階段の資材としても使用されています。今年3月25日から、日没~22:00まで歩道足下部分をLEDライトで毎日点灯し、新たな楽しみが増えました。


 

参加学生の多くがこの展望台も初めての訪問で、来島海峡の対岸には今治市街地が一望できました。今治市陸地部を俯瞰することで、今治市が高縄半島と芸予諸島からなるまちであることを実感できたことと思います。今治市は、陸地部・島嶼部それぞれに魅力があり、その島嶼部の魅力の一端を今回知ってもらえたことと思います。帰路に来島海峡SAにもトイレ休憩で立ち寄りました。一部の学生は同所からの眺めを楽しんでいましたが、学外授業の際は貪欲な姿勢で地域の魅力を知るよう努めて欲しいと思います。




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