2025年8月28日木曜日

8月オープンキャンパス開催(8月24日)

 8月24日(日曜)にオープンキャンパスを開催しましたところ、ここ数年では最も多い46名の参加者がありました。遠方からの参加者に配慮し、いつもは午前中開催のところを午後の開催とし、体験授業も含めて時間短縮の工夫を図りました。広島県や南予地域からの参加者も数名いて、幼児教育学科と調理ビジネスコースで多くの参加者が見られました。


学校説明は20分としていましたが、愛媛県のゆるキャラ〝みきゃん〟〝ダークみきゃん〟の登場等でいつも同様に30分かかりました。みきゃんからは、愛媛の良さPRと介護福祉士・保育士(幼稚園教諭)を目指す学生への愛媛県版の修学資金制度の紹介がありました。今治市にも、卒業後に市内の介護福祉・幼児教育施設に就職した場合の支援制度があり、このPRもさせていただきました。

また、7月オープンキャンパス以降の学生たちの取り組みとしまして、水軍レースやおんまく祭り踊り連への参加を紹介しました(9月21日放送予定)。地域と連携しながら、社会経験を積んで成長していくめいたん生の一端を垣間見ることができると思います。その後、キャンパスツアーで時間の遅れを取り戻し、PCラウンジでは先回りしたみきゃん・ダークみきゃんがお出迎えする一幕もありました。



各学科コースの体験授業は、以下の通りとなります。幼児教育学科「色で遊ぼう!」(寺川夫央先生・吉井ゆだね先生)・介護福祉コース「車椅子でLet’s go」(藤井皆子先生)・調理ビジネスコース「季節のフルーツを使ってデザートクレープ作り」(竹田貴好先生・大西望先生・中居由香先生)・国際観光ビジネスコース「敬語を学ぼう」(牛尾佳子先生)・地域未来創生コース「Youもいまばり博士になろう」(大成経凡先生)。40分授業のため、あっという間に終わり、調理ビジネスコース以外はめいたんホール(食堂)へ移動し、カフェタイムとなりました。これまでは軽食ランチでおにぎりやサンドウィッチを提供していましたが、今回は「駄菓子屋」コーナーを設置。お好みのお菓子3品とドリンク1本を選び、同じコースの参加者や在学生・教職員とリラックスして会話を楽しんでもらいました。



この日は、総合型選抜マッチング方式を兼ねていたことで、カフェタイムが落ち着く頃からエントリーしている参加者のマッチング面談も実施しました。当日になってエントリーを表明する参加者も数名いて、昨年以上の反響を感じました。付き添いの保護者の方には、希望者を対象に入試制度や奨学金制度、詳しい修学資金制度の面談もさせていただきました。また、今回も伯方塩業(株)様と包括連携協定を結ぶ日本食研様から協賛品の提供があり、参加者にプレゼントさせていただきました。ありがとうございました。

なお、8月30日(土曜)夕方には、アシックス里山スタジアムの里山アイランドで〝おでかけオープンキャンパス〟のブースを設けさせていただきます。試合開始前16:00〜19:00に各学科コース・入試課の教職員が待機していますので、気軽にお立ち寄りください。



2025年8月22日金曜日

食物栄養コース  栄養College Life Vol.14 給食実務学外実習報告会





◆◇◆学生の感想◆◇◆

・一番目の発表ということもあり、報告会が始まる前からとても緊張していました。そのため、ミスや不備がないように、資料は友人や先生に見てもらい、多くのアドバイスをいただきました。画像の選び方やスライドの順序、文字や図の構成については、自分以外の視点から評価してもらうことで、大きな助けになりました。また、発表練習を重ねる中で、自分は話すスピードが速すぎることや、原稿を見すぎてしまい聞いている人の方をしっかり向けていないこと、指し棒やスライドの使い方が不十分であることなど、多くの課題に気づくことができました。さらに、時間を計ってもらったことで、予想よりも発表時間が短くなってしまうことにも気づき、前日の段階ではありましたが、スライドを追加したり、話すスピードを落とす意識を持つことができたのは、練習の成果だと感じました。

発表当日はクラスの誰よりも早く教室に行き、精神的な準備と発表練習を行うことで、少し余裕を持って本番に臨むことができました。本番中は、前を向いて話すことと、焦る気持ちを抑えてゆっくり話すことを意識しました。時々聞いている人の表情を見ることで、自分の話すスピードや言葉の正確さ、スライドの内容が合っているかなどを確認することができ、自分にとってそれは大きな発見となりました。その結果、ただ淡々と話すのではなく、自分のリズムで自然に話すことができるようになったと感じました。

改善点として、他の方の発表を見る中で、色使いやアニメーション、見やすさへの工夫が多く見られ、自分にはまだ足りない点が多くあると感じました。作成段階で少し試してみたものの、うまくいかず諦めてしまったところがありましたが、たとえ一枚でも工夫を取り入れて自分の経験にするべきだったと反省しています。また、発表とは別に、当日司会を任されるという場面もありましたが、最低限の役割を果たすことができ、自分の対応力や人間性が少しは成長したのではないかと思いました。そのことが、自分自身への小さな自信や期待にもつながりました。

まだまだ改善点が多すぎるくらいですが、少しの成長が大きなものにつながるようにこの経験を大切にして社会でも自信をもって頑張ろうと思います


・発表に関しては、学内実習報告会の時より緊張はなく、ゆっくり喋れました。ですが、ただ原稿を読むだけとなっており、聞いている人の興味をもたせることはできていなかったと思います。

また、資料は見づらかったです。スライドは、文字を大きくしたり、簡潔にまとめていたりすることで、遠くの人が見てもわかりやすく印象的なスライドを作成できると思います。写真についても、一つ一つ大きくしたのはよいが、写真がぶれており、読めませんでした。そして、食数やなぜこのテーマを選んだのかなどの必要な情報がない状態であり、聞いている人の想像がつかなかったと改めて思いました。何かを報告するときは、実習内容を整理しながら、基本的な情報も取り入れておくことが大事だと学びました。他の人の報告を聞いていて、話す人が感情をこめて話すと、聞き手にも感情が伝わり、強く印象に残りました。準備は、スライドばかりに注目するのではなく、発表の仕方も気を付けたいと思います。

報告会を通して、自分の施設だけではく、他の施設の様子もよく知ることができました。私の実習先とは異なった取り組みや衛生、食事提供の仕方が学べ、新たな知識を得ることができました。

高齢者施設では、ミールラウンドやカンファレンスといった多職種との連携がされており、災害の時の食料もきちんと確保されていることに驚きました。また、食事では、保育所とは違い、利用者の一人ひとりに食札があり、個別の対応を大切にしていました。また、施設が広いため、食事スペースが多くあります。職員の方全員で食事のサポートを行うことが重要だと思いました。

保育園では、同じ保育園でも取り組み方が違う個所があり、感心しました。お子さんの弁当箱に給食を入れるというのは、手間になりますが、子どもたちが食事を楽しんでもらうための工夫だと思います。保育園では、このような取り組みやバイキング給食といった取り組みがあり、子どものことを第一に考えていることが分かりました。また、年齢に合わせて切り方や味を変え、食べやすくすることで、保護者の方も安心して子どもを預けられると思います。利用者だけではなく、周りの大人の人とも信頼が築けると思いました。


病院では、使う食材にこだわっており、利用者の病気に対して、食事も大事な治療法だと感じることができました。これまでの施設とは違い、使用しない食材もあり、機械も見たことがないものだったので大きな学びになりました。ここでもカンファレンスがあり、多職種の連携を行い、利用者の状態を認知し、安全を守っていました。


 栄養士は、利用者によって業務内容が変わり、支援の仕方も大きく異なることが分かり、就職した時、大切にするべきことを理解することができました。しかし、どの施設も「利用者のことを第一に考える。食事を楽しませる。」ということは同じなので、心に刻んでおきます。実際に栄養士の業務をしてみて、責任ややりがいを実感し、どの現場も臨機応変な対応が求められていると感じました。今回、報告会で学んだことを、今後の授業や就職に活かしたいと思います。


2025年8月20日水曜日

大学公開講座 いまばり博士検定対策講座(8月9日)

 8月9日(土曜)9:30〜12:00に本学3号館333教室で「第16回いまばり博士検定」(今治商工会議所主催)の対策講座を開催したところ、30名の参加がありました。受講者は17日の本番検定を前に、傾向と対策を兼ねた講義を受けました。講師は、同検定の監修を務める本学地域連携センター長の大成経凡先生で、実際に問題作成にもたずさわっています。


熱弁をふるう大成先生

 いまばり博士検定は、今治市の魅力を知ることができるご当地検定です。公式ガイドブックに掲載された歴史・産業・観光・暮らし・人物などの情報は、観光ガイドやまちづくりに必要な基礎的知識が詰め込まれています。青少年にとっては、愛郷心を育むうえで大切な情報が含まれています。最新版は令和4年に改定されましたが、タイムリーな話題(時事問題)は対策講座で受検者に伝えられ、その確認を目当てに参加する受講者もいます。同講座は、本学と今治商工会議所との連携で、ここ数年は本学を会場に開催されており、来年度開設予定の地域未来創生コースは、いまばり博士検定の受検が必修になる予定です。地域づくりに必要なノウハウを、ふだんの授業から学ぶことができるのです。

現在、同検定はジュニア編・初級編・中級編・上級編・プレミアム編の5つのカテゴリーに分かれ、プレミアム編は上級編合格者のみが受検資格を有します。すべて4者択一で、レベルごとで公式ガイドブックからの出題率が異なってきます。例えば、初級編の場合はガイドブックから90%出題され、プレミアム編は60%の出題となります。ジュニア編以外はすべて100問で、初級編は70問以上正解で合格、プレミアム編は90問以上正解で合格となるのです。合格者には認定書と合格バッチが贈られますが、プレミアム編の合格者は一般の観光では足を踏み入れることが困難な工場見学や施設見学の特典が与えられます。プレミアム編を2度合格した受検者もいるほど、生涯学習として年輩者には好評です。

全国的にみれば、ご当地検定のブームは下火となりましたが、継続することで地域の底力が試されているように思います。小・中学校や高校の生徒の受検者が少なく、そのテコ入れをどう図るのかが絶えず課題となっています。今治市職員は2年目の研修で受検が必修とされ、これに来年度から本学新コースの学生たちが加わることで、同検定の盛り上がりが期待できます。

 



2025年8月15日金曜日

おんまく踊り連で審査員特別賞!(8月2日)

8月2日(土曜)夜、今治市中心部を舞台に開催された「第28回今治市民のまつり おんまく」の踊り連に、本学から学生・教職員40名余りが参加しました。昨年初めてチームを結成し、今年は2度目の出場となりましたが、昨年同様に踊り連の「木山・今治お祭り音頭」で元気いっぱいのパフォーマンスを披露することになりました。経験者も半数近く残り、今年は昨年よりも多くの参加がありました。幼児教育学科の岡田奈恵美先生ら指導のもと、本番数日前に2回練習を実施し、昨年よりも一体感を演出することができたように思います。

「民族衣装のネパール人」が前列で牽引し、これに「浴衣姿の女子学生」&「めいたん好きTシャツの学生・教職員」が続き、彩り豊かな踊り連が夜の広小路に映えました。踊りには不参加ながら、現地に撮影等で詰めかける学生たちもいて、仲間たちのパフォーマンスに熱視線を送っていました。曲が終わる節目ごとに歓声が上がり、チームを鼓舞。異国情緒なパワーを感じました。留学生は、ネパール以外にミャンマー・インドネシア・ベトナム・スリランカも参加しました。踊り連のスタート前と終了後に、FMラヂオバリバリの番組「めいたんへ行こう!」の収録もありました。この様子は、YouTube動画などのSNSで後日発信したいと思います。

お陰様で、今年は審査員特別賞にあずかり、学生たちのがんばりが報われました。夏のいい想い出にもなったことでしょう。この一体感や勢いを、今度は10月25日(土曜)開催予定の「めいたん学生祭」につなげたいと思います。



踊りおわりました!

練習の様子 (7/31 大講義室)


2025年8月8日金曜日

食物栄養コース  栄養College Life Vol.12 授業紹介『応用栄養学実習』

 



◆◇◆学生感想◆◇◆

幼児食

・幼児は、一度に食べられる量は少ないが、摂取エネルギーが高く設定されているので、3食だけでなく、おやつを上手に利用して摂取エネルギーを十分に取らなけらばならない。味や、見た目で幼児の食が進み、間食を取ることで、エネルギーを満たすことができる。目と舌で楽しめる食事提供ができるように調理方法や盛り付けを工夫するように心掛ける。


・他の人が作った献立を作ってみて、自分では使ったことがない食材が使われていたり、考えなかった味付けがされていたので、多くの学びがあり、今後の献立を立てるときの参考になりました。


嚥下食

・嚥下困難食ということで、とろみをつけたり、食材をミキサーにかけてから固めるなど、舌でつぶして食べられるように、調理方法について工夫をした。

調理担当を決めていたので、作業で困ることもなくスムーズに進めることができた。完成時間にも間に合って盛り付けができたので良かった。盛り付ける器なども事前に用意していたので、イメージ通りに完成できた。

献立では、五分がゆで1人当たりの出来上がり量を150gにしたが、米の量が多く感じた、味付け【無】にしていたので、最後まで食べるには味気なかった。毎食、米のおかゆだと、食べづらいので、味付けで変化をつけるなどの工夫が必要だと思った。食塩を使っていなくても、食材に塩味が含まれていたり、旨味があったりするので、全体を薄味に仕上げていると、少しの味付けでもアクセントになって、少量の調味料でも素材の味が引き立っていたように思う。ミキサー食になると、見た目が単調になりやすいので、見た目でも食欲がわくように彩を考えて、料理方法も色を活かした作り方などを行わなければならない。


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