2025年12月11日木曜日

カジダン応援講座 「パパっとできるお菓子づくり」の開催

令和7年11月29日(土)10:00~12:20

今治明徳短期大学 製菓実習室で今治市市民参画課との共同開催のよる

男女共同参画講座 カジダン応援講座「パパっとできるお菓子づくり」を開催いたしました。


講座は、男性の皆様に子どもと一緒にお菓子づくりを楽しんでいただきながら家事や育児への意識を高めていただくことを目的に開催しました。


今回の講座は、男性保護者と小学生の子どもの5組11人が参加しました。


本学ライフデザイン学科 調理ビジネスコース 大西望先生による講義と実演があり、調理ビジネスコースの学生2名がサポートをしながら、参加者はプリンアラモード、昔ながらのホットケーキ、ミルクセエキを作りました。



作ったお菓子は、参加者みんなで試食しました。


受講生からは、

・子どもと共同作業ができ、楽しい時間を過ごすことができました。

・講師の先生や学生さんたちが、わかりやすく丁寧に教えてくださったので、子どもと安心として参加できました。

・初めてのお菓子づくりでしたが、上手に作れてうれしかったです。


などの感想がありました。





次回は、1月に料理教室の開催の計画があります。ご参加をお待ちしています。


2025年12月10日水曜日

幼児教育学科  長野ヒデ子さんがやって来た!(12月5日)

 12月5日(金曜)午前中、幼児教育学科2年生科目「保育臨床相談」(寺川夫央先生)の授業に、特別ゲストで今治市出身の絵本・紙芝居作家の長野ヒデ子先生をお招きしました。本授業のねらいは、絵本作家から直接、作品に込めた思いなどを聞くことを通して、絵本をはじめとする児童文学等の媒体が、自らの感受性や子どもたちの心情を育むことへの理解につなげようというものでした。事前に、学生たちにはヒデ子さんの代表作である『おかあさんがおかあさんになった日』や『おつきさまひとつずつ』などに目を通してもらい、質問を投げかけてもらうことにしました。受講生12名は、昨年10月にも大学公開講座でヒデ子さんのご講演を聴いており、今回はその時よりもずっと近い距離でヒデ子さんとの交流がかないました。全国にいるヒデ子さんファンからすると、ヒデ子さんを独占できるとても贅沢なひとときとなりました。



 ある男子学生は、せとうちたいこさんシリーズがお気に入りで、「どうして主人公のたいこさん以外にも、登場するキャラが多数いるのか?」という素朴な疑問を投げかけました。すると『デパートへいきたい』の絵本を手にもち、その作品をつくるために何度もデパートへ通い、観察したというエピソードを紹介。様々なお客さんでにぎわう、目に見えるデパートの姿をそこで表現したかったようです。読者はたいこさんになりきることで、絵本の中の知らない世界へ飛び込むことができます。主人公が女性のタイとなった背景には、やはり瀬戸内海を代表する魚であり、今治市の織田が浜で幼少期を過ごした想い出が投影されているとのことでした。


 ある女子学生は、ヒデ子さんが文を手がけた『しっこっこのこけこっこ』が生まれた背景について質問しました。タイトルの言葉は、幼い子どもがトイレを利用する際のわらべ歌のようなフレーズですが、これはヒデ子さんの母親が口ずさんでいた言葉で、トイレが楽しくなるような意味が込められています。かつてトイレといえば、汲み取り式のボットン便所で、〝穴に落ち込んだ〟〝落ち込みそうになった〟経験のある子どもには少し恐ろしい場所でした。その恐ろしさを緩和するねらいがそのフレーズにはあり、ヒデ子さんの想い出の中に、ずっと忘れられずに残っていました。そして自らが母親となって子どもたちと接する際に、よみがえってきたようです。他にも、子どもが苦手なものを題材にとりあげた作品があり、それを克服するわらべ歌は、ヒデ子さんが幼い頃に母親が歌ったものとのことでした。



 絵本と紙芝居の違いについても、昨年につづいて語ってくれました。「絵本は、読み手が作品の中に入り切ることを前提に描いている(文と絵の作者が異なる場合は、しっかり話し合って描いている)。気になれば、ページを戻って読み返すこともできる。これに対して紙芝居は、絵が聴き手のところへ飛び出していくことに特長があり、読み手がしっかり演じるきることが大切。聴き手は、ドキドキしながら紙面の差し替えに心を踊らせるので、できれば舞台という装置を使って欲しい」とのことでした。実際に、ヒデ子さんは絵本を読み聞かせし、紙芝居まで演じきるというお手本を示して下さいました。また、『狐』や『てんごく』など、新美南吉の埋もれた作品を、全集からひもとき、絵本に再現したいきさつも語ってくれました。これは、ヒデ子さんの大きな業績の一つだと思います。ヒデ子さんの作品には、人権や平和への思いが込められているものも多く、卓越した洞察力に学生たちは共鳴していました。


 ご高齢(昭和16年生まれ)にもかかわらず、ヒデ子さんは90分立ったままの状態で、学生たちが将来、現場で役立つ示唆に富んだお話をたくさんして下さいました。印象に残った言葉は、学生たちに対して〝琴線に触れたもの〟を大切に持ち続けて欲しいというものでした。ヒデ子さんの作品は、ヒデ子さんの感受性豊かなお人柄から生まれたもので、卓越した記憶力にも驚かされました。また、絵本や紙芝居(舞台)を購入して欲しいという訴えには、少子化やデジタル化などで、子どもたちの情操教育にとって大切な絵本や紙芝居を出版する業者が廃業や規模縮小する現実問題がありました。紙芝居については、日本発祥の児童文化でもあります。リアルな学びが、やはり幼少期のこどもたちには必要で、絵本と紙芝居の教育的効果を学ぶ貴重な特別授業となりました。

授業終了後にも、ヒデ子さんは学生有志のラジオ番組「めいたんへ行こう!」の収録に快く応じて下さいました。授業とインタビューの様子は、改めて本学ホームページにYouTube(動画)で掲載したいと思います。


2025年12月9日火曜日

授業紹介「地域社会論・地域交流演習」海上の城〝ラピュタ〟へゆく(12月4日)

 12月4日(木曜)の「地域社会論・地域交流演習」(大成経凡先生)は、37名の学生を引率し、来島海峡に浮かぶ周囲3㎞の小さな島「小島」(おしま)を訪ねました。今年は梅雨の時季にも「地域活性化論」の授業で訪ねていて、2度目の訪問となる学生が半分近くいました。前回と違う点は、あの時はヤマモモとビワが島内に実っていたこと。今回は、紅葉を楽しみつつ、実ったカキが視界に飛び込んできました。参加者のほとんどが留学生のため、食べることのできる果実に関心が向きます。この日は、急に寒気が日本列島を包み込み、12月初旬とは思えない寒さに一行は苦しめられました。

 本来なら、そこが120年余り前に築造された「芸予要塞」(げいよようさい)の歴史解説をするところですが、今回は集団行動の訓練に主眼をおきつつ、今治市の貴重な観光名所を楽しんで欲しいというのが大成先生のねらいだったようです(ロシアを仮想敵国とし、敵艦の瀬戸内海侵入に備えて1902年に陸軍が築いた海岸要塞)。波止浜港桟橋から来島・小島・馬島行きの定期船をチャーターし、貸し切り気分を味わいました。いきなり、波止浜湾の造船所群の光景に驚き、沖へ進むにつれて来島海峡大橋の絶景も見えてきます。片道10分の船旅で、上陸後は標高100mの頂上・観測所跡を目指しますが、健脚なら途中の南部発電所・弾薬庫跡・中部堡塁(ほるい)などを観光しながら30分余りといったところです。上陸後、すぐに目を引いたのは、テレビドラマのロケセットにも使われた28㎝榴弾砲(りゅうだんほう)のレプリカでした。

28㎝榴弾砲レプリカ


中部堡塁跡

 歴史背景が分からずとも、ジブリ映画に出てきそうな景観に心驚かせてもらえたなら幸いです。特に頂上近くの中部堡塁跡は、「天空の城ラピュタ」そのもので、耳を澄ませばカランコロン🎵と庭園ロボットが現れそうなロケーションです。さらに頂上は観測所跡だけあって、360度パノラマのロケーションです。記念撮影に興じる学生が多く、当日一番の盛りあがりでした。来年4月開講の地域未来創生コースでは、芸予要塞跡の価値や課題を深掘りしつつ、学生自らが観光ガイドもできる知識・話術を身につけられるよう指導したいと思います。


頂上の観測所跡

南部発電所跡


2025年12月4日木曜日

授業紹介 日本を学ぶⅡ  「IMABARI Color Show 2025」を視察(11月28日)

 11月28日(金曜)の「日本を学ぶⅡ」(大成経凡)は、今治市高地町の「しまなみアースランド」学習棟で開催中の〝IMABARI Color Show 2025〟(愛媛県繊維染色工業組合主催)を視察しました。午前の部はネパール人留学生中心の38名、午後の部はミャンマー人留学生中心の48名で、合計86名となります。国別内訳はミャンマー47・ネパール31・中国5・スリランカ2・日本1です。

カラーショー(学習棟ロビー)


 学外授業の場合、いつもであればバスを使った移動ですか、今回は集団行動の訓練を兼ねて、少し早歩きで片道20分の距離を徒歩で移動することとしました。これは、これまでの学外授業の反省にたったもので、整然とコンパクトな日本式の移動を身につけようというものでした。ちょうど大成先生は、11月17日に三津浜小学校6年生相手に町並みガイドを行った際、児童が少々の早歩きにも食らいつき、公道でも列を乱すことなく、地域住民や交通マナーへの配慮が見られたことに感心したようです。

 今回、先頭を歩く大成先生のペースについてくることができた学生は3分の1といったところでした。その都度、遅れている後続を待って列を整え、2つの信号機を全員が1回で渡るよう配慮しながら、目的地を目指しました。帰路は明らかにバテテいましたが、今後の学外授業で注意すべき点を体感することができたはずです。説明の際に私語を行う学生も、その都度注意を行いながら、日本社会になじむよう時に厳しく接しました。


カラーショー(学習棟外)

 一方、厳しいばかりではダメで、時に楽しく、新たな知見を得る学びも必要です。〝IMABARI Color Show 2025〟では、タオル産業に欠かせない染色の技術に少し思いを馳せてもらいました。園内では、紅葉した木々や地元産の花崗岩〝大島石〟を使った「地球の道」を楽しんでもらいました。この秋に来たばかりのミャンマー人留学生が、イチョウの落ち葉をとても珍しそうに眺め、拾って撮影している姿が印象的でした。同所は本学から近い距離にある自然をテーマにした公園ですが、丘陵地にあるため、自転車が交通手段の学生たちはあまり訪ねる機会はありません。留学生たちは、市民の森フラワーパーク(今治市山路)をよく訪ねています。今治市内には自然美豊かな観光名所がたくさんあり、授業を通じて知ってもらう機会を多く設け、今治ライフ(学業・就活)のモチベーション向上につなげてもらいたいと思います。


イチョウの木のそばで


地球の道


2025年12月3日水曜日

「海岸ジャックin IMABARI」へゆく(11月24日)

 11月24日(月曜祝日)、今治市内の3つの海岸(①鴨池海岸 ②湊・大新田海岸 ③織田ヶ浜)で、《一般社団法人 海と日本プロジェクトinえひめ》による海岸清掃イベント「BEMAC Presents 海岸ジャックin IMABARI」が開催されました。本学からは、ミャンマー人留学生3名と大成経凡先生が参加。市内3会場で同時開催されるイベントでしたが、留学生たちは寮から最も近い②湊・大新田海岸を選びました。そこは、来島海峡に臨む絶景スポットで、昨年12月に大成先生が授業「地域社会論」で海岸清掃に来た場所でした。


参加した留学生

参加した留学生3名は、9月下旬に来日したばかりの国際観光ビジネスコース1年生のアウンチョーソーさん・ズィンリンテッさん・ヌインヤテバンさんです。呼びかけたところ、自ら志願しての参加となりました。同所の参加者は全員で32名いましたが、市内小学生や今治北高生、愛媛大学生など若い世代もいて、楽しみながらゴミを集める姿が印象的でした。どういうゴミを拾ったかをチェックできるよう、参加者には「海ごみビンゴシート」が手渡され、9種類全部拾うと後で3枚の抽選券と引き換えできるシステムでした。同所は4年くらい前から、「ビーチクリーンしまなみ」を中心に海岸清掃を定期的に実施していますが、それでも漂着ゴミが尽きないようです。パッと見きれいに見えていた海岸にも、小さなマイクロプラスチックや牡蠣パイプ(まめ管・ロング・ワッシャー)を多く見つけることができました。定番のペットボトルやビン・缶、発泡スチロールは、テトラポット(消波ブロック)の中に隠れていました。舶用ロープやタイヤも見つけましたが、砂に堆積して人力では抜き取れませんでした。最終的に、同所では1時間ほどの作業で61.7㎏のゴミを拾い集めることができました(織田が浜は、40名で23.9㎏)。写真撮影&留学生補助が目的の大成先生も、ゴミ拾いに全集中していました。


ゴミ拾いの後は、「ビーチクリーンしまなみ」の宇佐美浩子さんから講評があり、ビーチクリーンの意義について学びました。〝捨てないことも大切だが、漂着ゴミをコツコツ拾い続けることで、この瀬戸内海のゴミを減らし、世界に誇れる取り組みや美しい景観につなげたい〟とのことでした。さらに、漂着ゴミの漁網を使ったワークショップ「海ごみハンドクラフト」もあり、漂着ゴミがアート作品(ドリームキャッチャー)に生まれ変わる楽しさも味わうことができました。
テトラポットでの作業


大成先生によると、〝この経験を授業に生かし、再び学生を引率して今治市内のなぎさに出かけたい〟とのことでした。多文化共生社会を推進する今治市にあって、外国人にもビーチクリーンの活動に参加いただき、一緒になって海ごみ問題の解決に取り組めるようになるといいですね。


集合写真

2025年12月2日火曜日

授業紹介「日本を学ぶⅡ」かわら館と秋探しの公園めぐり(11月21日)

  11月21日(金曜)の「日本を学ぶⅡ」(大成経凡先生)は、午前のクラス(35名)と午後のクラス(49名)それぞれで学外授業を実施しました。総勢84名の国別内訳は、ミャンマー48名・ネパール28名・中国5名・スリランカ2名・日本1名です。両クラスともに、今治市菊間町浜にある「かわら館」を訪ね、愛媛県の伝統的特産品であり、今治市の地場産業の一つである製瓦業の歴史や価値について学ぶこととしました。ロビーには、瓦製のお供馬のレリーフが展示されていますが、かつて菊間地域で馬が多く飼われていた背景には、瓦の産地が影響していました。海岸部に軒を連ねる窯元へ、原料の粘土や焼成用の薪や松葉を馬が運搬していたからです。かつて製品の瓦は船で運搬され、瀬戸内海沿岸で需要が多くありました。身近なルーツとしては、藩政時代の松山藩の庇護で御用瓦などを手がけ、つづいて明治時代には皇居御造営瓦に選ばれたことで名声を得ました。〝京都の着倒れ、大阪の食い倒れ〟という言葉がありますが、愛媛には〝伊予の建て倒れ〟という言葉があり、これは家を建てた際は上等の菊間瓦を屋根に葺いて贅(ぜい)を尽くすことを意味しました。


かわら館

館内には、焼成の窯が〝ダルマ窯〟と呼ばれる土窯だった当時のジオラマ模型が展示されていて、ひと昔前の瓦で栄えた菊間の町並みに思いを馳せることができます。昭和初期は菊間地域だけで100近い窯元があり、窯でいぶす際にでる黒い煙と窯元の屋外に積み上げ松葉のかたまり(松葉くろ)が瓦のまちを象徴する光景の一つでありました。現在、菊間瓦は1,000度近い温度のガス窯で焼かれていて、菊間町窯業協同組合に加入する製瓦業者は12社まで減少しています。その背景には、産地間競争以外に、粘土瓦を葺(ふ)かない家が増えてきたことが大きく影響しているようです。屋根瓦以外の工芸品に活路を見出す業者もいて、伝統を継承しながら地場産業としての地位をどう保つのか、難しい舵取りが続いています。


かわら舘のジオラマ展示


学生たちには、広島で被爆した菊間瓦の展示を見るよう事前に伝えてありました。1,000度近い温度で焼かれた瓦の表面に火ぶくれが見られ、これはそれ以上の熱が瓦に注がれたことを意味しており、改めて原爆の恐怖を感じさせる希少な資料であるのです。次回の授業で振り返りを行う際、学生に訊いてみようと思います。


被爆瓦

かわら館を見学した後は、紅葉の時季ということもあり、午前のクラスは大西地域の藤山健康文化公園へ。ネパール人が多いこのクラスは、サッカーや児童遊具を楽しみました。ミャンマー人が多い午後のクラスは、夕陽のスポットの鴨池海岸公園を訪ねました。この秋に入学したばかりのミャンマー人留学生は、まだ今治市内の観光名所を今治城くらいしか訪ねておらず、この日はそのうちの34名が初めて夕陽の鴨池海岸を観賞(満喫)することができました。今治の伝統工芸(地場産業)と観光名所の秋を通じて、日本の良さを学ぶ一助となれば幸いです。

藤山健康文化公園

夕陽に興じる留学生


2025年12月1日月曜日

授業紹介 「地域社会論&地域交流演習」  アシックス里山スタジアムと鈍川渓谷へ

 11月20日(木曜)「地域社会論&地域交流演習」(大成経凡先生)は、39名の留学生をともない、アシックス里山スタジアムの視察と鈍川渓谷の散策に出かけました。アシックス里山スタジアムは、本学から車で10分ほどの距離にある、今治市を拠点とするFC今治のホームスタジアムです。FC今治は、現在J2のカテゴリーに所属するプロサッカーチームで、本学では幼児教育学科と調理ビジネスコースが今年度もコーチ・スタッフ・選手らとコラボ授業を実施しました。この日参加の留学生の中には、実際にホームゲームの公式戦を観戦した学生も何名かいました。


アシックス里山スタジアム

 この日は、スタジアムで選手たちが実際に使用するローカールームに潜入し、アウェイ・ホームそれぞれの設えの違いを知ることができました。公共施設のスタジアムの場合は公平な設えですが、里山スタジアムは民営で建設したスタジアムのため、ホームチームのロッカールームは快適な空間となっていました。最上階の中継カメラや報道関係者が陣取る場所にも潜入し、ワイドな観戦イメージにひたることができました。そして、今治平野が一望できる景観や瀬戸内海・四国山地の借景にも心が躍りました。また、選手入場口からピッチに降り立ち、天然芝のピッチと観客席とがとても近い距離にあることに驚かされました。今シーズンはJ1昇格への夢がたたれましたが、地域とともに歩むFC今治を今後とも応援し続けたいと思います。


ピッチ目線を体感


 鈍川渓谷は、鈍川温泉郷に沿って上流域につづく自然豊かな場所です。新緑の時季は木地川の渓流に心が癒され、紅葉の時季は渓谷に色づく木々に心が和みます。この日は、鈍川温泉郷のモミジを被写体として、学生たちが撮影に興じました。渓流スポットの湯の花橋付近は、残念ながら色づいた木々が少なく、被写体には巡り会えませんでした。日没が近づき途方に暮れていたところ、某温泉宿のご主人からのアドバイスで、そこより少し上流域の「ふれあいの森 森林館」を目指すこととなり、赤く染まった同館駐車場の木々に学生たちからは歓声があがりました。日本における四季折々の楽しみ方を味わってもらえたなら幸いです。


鈍川温泉郷の紅葉


ふれあいの森 森林館



このページの先頭へ戻る