◆ 学生の感想
・初めて施設に行ってみて、たくさんの学びがありました。まず、一つ一つの機械の大きさに驚きました。特に「着水井」の水が出てきている所は、覗き込むと口が大きく吸い込まれそうに感じました。また、水を綺麗にするまでにこれほど多くの工程を経ているとは思っていませんでした。膜ろ過という装置を使って思っていた以上に細かなゴミや原虫まで取り除かれており、水道水に対する抵抗がなくなりました。膜ろ過装置の実験で水の透明度が全く違っており、とても重要な装置と言うことが分かりました。「壊れたらどうするのだろう・・・」ともっていましたが、陶器でできていて、半永久的に使用できると知り先のことまで考えられているのだなと思いました。バリウォーターは、99.9%資源を無駄にせず、環境のことを考えており、私たちも節水や資源の大切さを考え直す良い機会となりました。
・日頃何気なく使っている水が、どのような工程を経て私たちに届いているのか、環境にどう配慮しているのかを学ぶことができました。私たちも実習で水道水を使用する時は残留塩素濃度を測定しますが、異物混入や色、臭いなどのチェックをしようと思いました。水道水は、ミネラルウォーターに比べて抵抗がありましたが、検査項目が多いため安全でこれからは抵抗なく飲めそうです。実際、浄水場で飲んだ水はおいしかったです。小学生の頃、違う浄水場に行った時は、説明されても何も分かりませんでしたが、公衆衛生学で学んでから見学に行くと内容が分かり、予習の大切さが分かりました。
・水が流れている所はとてもひんやりしており、夏はこもっていたいなぁ・・・と思いました。
・もし、断水したときでも水を出せる場所があったり、災害時に備えて24万ℓの水を浄化できる浄水車があることが分かった。浄水車は今治だけあることも知りました。
・今までは、本当に水道水が綺麗か不安で飲むことができませんでしたが、施設を見学したことにより、仕組みが分かり、家に届くまでその綺麗さが保たれていることを知ることができよかったです。これからの水の使い方について、無駄のないように改めていきたいと思います。