12月12日(土)、COC事業の一環として、ボランティア講座が開講されました。
今回のボランティア講座は、株式会社大起エンゼルヘルプの理学療法士であり、一般社団法人日本介護技術協会理事の田中義行先生にお越しいただきご講演いただきました。田中先生は、理学療法士として勤務する傍ら、介護技術の開発や、介助の困難事例の対応方法など、更なる技術や知識の向上の研究をされています。その知識と技術を、介護現場で活躍されている方々と共有することでより良い介護を目指し、全国で研修やセミナーを行っておられます。
今回はCOC事業の一環ということで、地域の方や介護現場で働いておられる方と一緒に、これから介護福祉現場を目指していく介護福祉コースの学生も参加させていただけることになりました。また、1部は講演、2部は実技の2部構成での開催となり、とても貴重な機会にも恵まれました。
たくさんの気づきがあった今回の講演は、間もなく社会に出ていく2年生にとっては特に、特別な学びの機会になりました。
ご参加いただいた、介護現場で働く方々も「やっぱりどれだけ経験が長くなっても“新しい気づき”があるんですね」「介護の仕事は一生勉強ですね」と仰っていました。学校や実習先で学ぶ知識や技術だけはなく、これからは利用者さんに教えられることも増えていくのではないかと思います。社会に出ても、前向きに学ぶ姿勢を持ち続けられる介護福祉士であってほしいです。
・今後、実習に行くとき、利用者さんの「つらいこと」や「しんどいこと」に「気付く」ことができる人間になろうと思いました。
・これから現場で役に立つお話で興味を引かれました。利用者さんに楽になってもらう事は職員も楽になることでもあるのだなと思いました。
・社会に出ても学ぶ姿勢を持って頑張りたいと思います。
・これから現場に出て働く中で、今回のことを思い出し、実践していけたらと思いました。実技もとても勉強になりました。
・知識は学校で教えてもらうだけでなく、自分でもやっぱり勉強していかないといけないと感じました。