10月28日(土)~30日(月)の3日間、愛媛県で開催された『第17回全国障害者スポーツ大会 愛顔つなぐえひめ大会』。
今治市ではアーチェリーと車いすバスケットボールの2競技が実施されました。
大会は28日から30日の3日間でしたが、めいたん☆かいごふくしの学生達は、アーチェリーの選手団サポートボランティアとして、26日の来県から31日の離県までの5日間をフルサポートさせていただきました。選手団サポートボランティアは、国体にはない、全国障害者スポーツ大会だけのボランティアです。前期から選手団サポートボランティア養成講座や説明会に参加し、全国障害者スポーツ大会やえひめ大会の目的や意味、アーチェリーの競技について、簡単な手話や障害者に対する理解など、少しずつ学びを積み重ねてきました。
残念ながら、開会式と競技日は台風の影響で雨となってしまいましたが、移動や車いすの介助をしたり、荷物を運んだり(アーチェリーの道具って、思っていたよりずっと大きくて重いんですよ!)、記録を書き留めたりと、学生達は雨に濡れるのも構わず、精一杯のお手伝いをさせて頂いている様子でした。また、プレーの合間に温かい飲み物を運んだり、選手の傍らでリラックスできるようお話をしたり、写真を撮ったり、あたたかい交流で絆を深め、心を込めたおもてなしと応援ができたような気がします。
悪天候の中での競技でしたが、選手の皆さんの気迫のこもったプレイには、多くの感動を頂きました。
閉会式にはお天気が回復し見事な秋晴れとなりました。この日、アーチェリーは競技がなく、午前中からみきゃん広場で選手の皆さんとお買い物を楽しんだり、とべ動物園に行ったりと更に交流を深めました。午後からの閉会式には、選手のサポート役としてフィールドに行かせてもらった学生もおり、普段できない経験もさせて頂きました。
31日の離県には宿舎となっていたホテルにお見送りに行きました。5日間通して着ていた選手団サポートボランティア用のビブスにメッセージやサインを書いて頂いたり、帽子の交換をしたり、記念写真の撮影をしたりと短い時間でしたが、最後まで楽しい時間を過ごし、これまでずっと行動を共にしてきた“仲間”として別れを惜しみ合いました。
愛媛県で国体が開催された年にめいたん☆かいごふくしの学生であったからこそ、経験できた今回の選手団サポートボランティア。この機会を頂いたこと、貴重な経験をさせて頂いたこと、そして選手の皆さんとの出逢いに『感謝』です。
この経験が、今後の学生達の活動や学び、そして未来への原動力となって、選手に負けない“輝き”と“パワー”になりますように。