9月10日(土)「老人ホームは人間学校」~認知症のある“じいさま・ばあさま”から教わったこと~ をテーマにズッコケ介護福祉士 えいじろう先生こと、本学の介護福祉コース講師 杉本詠二先生による公開講座を実施しました。
えいじろう先生は、介護施設等での勤務経験をお持ちで、オカリナ奏者でもあります。
今回の講座は、えいじろう先生が介護施設等で出会った認知症のある“じいさま・ばあさま”に教わった実体験を踏まえたお話に加えて、オカリナを3曲「涙そうそう」、「竹田の子守歌」、「花は咲く」など演奏していただきました。
認知症の中核症状には、①記憶障害(新しいことが覚えられない)、②見当識障害(時間、場所、人がわからない)③計算力の低下(恥ずかしい、情けない)④判断力の低下(不安・だまされる)があり、認知症になると感情が10倍になる。
「ちょっと待ってね」という言葉かけは、認知症のじいさま・ばあさまには不安になることがあり、具体的に時間や内容を提示するなど、不安を取り除くことが大事であるとのこと。
認知症のある“じいさま・ばあさま”に教わったことでは、認知症の特徴など具体事例を出しながらお話くださいました。
えいじろう先生の介護に関するお話は、本学のYouTubeでもご覧いただけます。
是非ご覧ください。