2024年3月28日木曜日

3月オープンキャンパス開催(3月24日)

 23名の高校生をお迎えし、雨の中、3月オープンキャンパスを開催しました。遠方からは、伊方町在住の三崎高校の生徒さんの参加もありました。近年は春休みの段階で志望校(短大・専門学校)をしぼる新3年生も多く、半数の生徒さんは保護者同伴での参加となりました。

 午前10時から開始し、最初の30分は入試広報委員長の大成先生から学校説明・入試制度の説明を行いました。ユニーク授業・地域連携・地域交流など、〝本学でしか学べない〟〝本学でしか経験できない〟取り組みについてご紹介させていただきました。その後は、校内を少し散策して自学自習できるPCラウンジや図書館、音楽室(幼教のみ)などを見学。リラックスできたところで、各学科コースに分かれて模擬授業を1時間弱受けることになりました。

大講義室で学校紹介

図書室を見学

 幼児教育学科では、絵本の読み聞かせの体験がありました(井上先生&十河先生)。好きな題材の絵本を選び、2人1組で楽しく読み聞かせに挑戦しました。調理ビジネスコースは、親子丼の調理に挑戦です(大西先生)。在学生がサポート役に回り、できあがった親子丼は昼食になりました。保護者の分もつくり、親子で親子丼を美味しそうに食べる姿が印象的でした。食物栄養コースでは、大麦の一種のハダカムギの基礎知識を学んだ後、麦ごはん・味噌玉・あずきゼリーの調理に挑戦しました(藤田先生)。介護福祉コースでは、YouTube動画「えいじろう先生の教えて!介護」でお馴染みの杉本先生と、介護福祉の護身術について和やかに学びました。

幼児教育学科 模擬授業


調理ビジネスコース 模擬授業

介護福祉コース 模擬授業

食物栄養コース 模擬授業

 模擬授業の後は、調理ビジネスコースと食物栄養コース以外は食堂「めいたんホール」へ移動してカフェタイムとなりました。コースごとに分かれて着席し、軽食をとりながら、生徒どうしや在学生・教員らとの会話を楽しみました。昼食後は学内寮と新しくオープンした学外の学園寮を見学。学園寮は、FC今治高校里山校の開校にともなって新設されたもので、管理人・寮母つき・セキュリティ完備・完全個室・1日2食付きとなり、こちらに短大生も入居することができます。

カフェタイム

 その後、希望者は学園バスに乗車してフィールドワークに出かけることになりますが、雨のため急流体験と亀老山展望台の観光はキャンセルとしました。代わって、今治タオルを学ぼうと、コンテックスタオルガーデン(今治市宅間)とテクスポート今治(今治市東門町)を訪ねることにしました。コンテックスは、市内有数のタオルメーカーで、本社工場にタオルショップを設けています。昭和20年代竣工のノコギリ屋根形状の旧織物工場をリノベーションし、オシャレなショップとして活用しています。購入したタオル商品に刺繍のサービスがあることで、参加した6名の高校生には名前入りタオルハンカチをプレゼントさせていただきました。一方、テクスポート今治のタオルショップ「今治タオル本店」では、今治タオル組合に加入するタオルメーカーの商品が所狭しと並び、眺めるだけでも楽しめました。一般客も多くいて、その活気を目の当たりにすることもできました。隣接する「今治タオルLAB」では、実際に織機が展示され、職員の説明・操作で動くところを観察することができます。まさに〝百聞は一見にしかず〟で、どのようにしてタオルが織られているのかを学ぶことができ、品質管理(吸水性)の5秒ルールの実験も体験することができました。こうしたフィールドワークは、共通教育科目の「地域活性化論」や「地域交流演習」の中で在学生は誰でも受講することができます。


コンテックスタオルガーデンを視察

名前刺繍入りタオルハンカチ


今治タオルLABを視察


今治タオルの5秒ルールを体験

 そうして15時30分に帰校して、3月オープンキャンパスは終了となりました。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。次回は5月19日(日)の開催となります。多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

 





このページの先頭へ戻る