2回目の授業レポートは、1年生の『生活支援技術Ⅳ』です。
前回レポートした『生活支援技術Ⅲ』は、介護技術を行う上での基本的な知識や理論を実践を交えながら学習する科目です。今回レポートする『生活支援技術Ⅳ』は、基本的な介護技術の中でも「運動・移動」の安全な介護知識や実践能力を養う科目です。
めいたん☆かいごふくしの学びは、教室や実習室で知識を学んだうえで、学校内の様々な場所で、より実践に近い実技の練習を繰り返しながら技術を磨いていきます。
今回は『杖』と『車いす』の介助方法を学びました。
介助方法だけでなく、杖を使う方・車いすを使う方の不安や怖さを学ぶことも、とても大切な勉強です。また、私達が普段何気なく生活している中ではまったく気づくことができない不便さを知るきっかけにもなります。本学では常に、介助者役と利用者役を交代しながら練習を繰り返します。自分が利用者役で体験した不安感や気づいたことを、すぐ次の介助に活かす。この繰り返しが学びの向上、技術の向上に繋がります。
生活支援技術Ⅳでは、『介助する人』だけでなく『杖を使う人』『車いすに乗る人』なども同時に体験し、様々な角度から支援技術を学びます。
介助には、知識や技術はもちろんですが、信頼関係やコミュニケーションも大切なことです。介助に気を取られて声かけが疎かになったり、些細なことが相手に不安を与えてしまう行為になったりもします。安心感を持っていただける介護福祉士を目指して、1年生、ただいま奮闘中です!