2025年8月25日月曜日
2025年8月22日金曜日
食物栄養コース 栄養College Life Vol.14 給食実務学外実習報告会
◆◇◆学生の感想◆◇◆
・一番目の発表ということもあり、報告会が始まる前からとても緊張していました。そのため、ミスや不備がないように、資料は友人や先生に見てもらい、多くのアドバイスをいただきました。画像の選び方やスライドの順序、文字や図の構成については、自分以外の視点から評価してもらうことで、大きな助けになりました。また、発表練習を重ねる中で、自分は話すスピードが速すぎることや、原稿を見すぎてしまい聞いている人の方をしっかり向けていないこと、指し棒やスライドの使い方が不十分であることなど、多くの課題に気づくことができました。さらに、時間を計ってもらったことで、予想よりも発表時間が短くなってしまうことにも気づき、前日の段階ではありましたが、スライドを追加したり、話すスピードを落とす意識を持つことができたのは、練習の成果だと感じました。
発表当日はクラスの誰よりも早く教室に行き、精神的な準備と発表練習を行うことで、少し余裕を持って本番に臨むことができました。本番中は、前を向いて話すことと、焦る気持ちを抑えてゆっくり話すことを意識しました。時々聞いている人の表情を見ることで、自分の話すスピードや言葉の正確さ、スライドの内容が合っているかなどを確認することができ、自分にとってそれは大きな発見となりました。その結果、ただ淡々と話すのではなく、自分のリズムで自然に話すことができるようになったと感じました。
改善点として、他の方の発表を見る中で、色使いやアニメーション、見やすさへの工夫が多く見られ、自分にはまだ足りない点が多くあると感じました。作成段階で少し試してみたものの、うまくいかず諦めてしまったところがありましたが、たとえ一枚でも工夫を取り入れて自分の経験にするべきだったと反省しています。また、発表とは別に、当日司会を任されるという場面もありましたが、最低限の役割を果たすことができ、自分の対応力や人間性が少しは成長したのではないかと思いました。そのことが、自分自身への小さな自信や期待にもつながりました。
まだまだ改善点が多すぎるくらいですが、少しの成長が大きなものにつながるようにこの経験を大切にして社会でも自信をもって頑張ろうと思います
・発表に関しては、学内実習報告会の時より緊張はなく、ゆっくり喋れました。ですが、ただ原稿を読むだけとなっており、聞いている人の興味をもたせることはできていなかったと思います。
また、資料は見づらかったです。スライドは、文字を大きくしたり、簡潔にまとめていたりすることで、遠くの人が見てもわかりやすく印象的なスライドを作成できると思います。写真についても、一つ一つ大きくしたのはよいが、写真がぶれており、読めませんでした。そして、食数やなぜこのテーマを選んだのかなどの必要な情報がない状態であり、聞いている人の想像がつかなかったと改めて思いました。何かを報告するときは、実習内容を整理しながら、基本的な情報も取り入れておくことが大事だと学びました。他の人の報告を聞いていて、話す人が感情をこめて話すと、聞き手にも感情が伝わり、強く印象に残りました。準備は、スライドばかりに注目するのではなく、発表の仕方も気を付けたいと思います。
報告会を通して、自分の施設だけではく、他の施設の様子もよく知ることができました。私の実習先とは異なった取り組みや衛生、食事提供の仕方が学べ、新たな知識を得ることができました。
高齢者施設では、ミールラウンドやカンファレンスといった多職種との連携がされており、災害の時の食料もきちんと確保されていることに驚きました。また、食事では、保育所とは違い、利用者の一人ひとりに食札があり、個別の対応を大切にしていました。また、施設が広いため、食事スペースが多くあります。職員の方全員で食事のサポートを行うことが重要だと思いました。
保育園では、同じ保育園でも取り組み方が違う個所があり、感心しました。お子さんの弁当箱に給食を入れるというのは、手間になりますが、子どもたちが食事を楽しんでもらうための工夫だと思います。保育園では、このような取り組みやバイキング給食といった取り組みがあり、子どものことを第一に考えていることが分かりました。また、年齢に合わせて切り方や味を変え、食べやすくすることで、保護者の方も安心して子どもを預けられると思います。利用者だけではなく、周りの大人の人とも信頼が築けると思いました。
病院では、使う食材にこだわっており、利用者の病気に対して、食事も大事な治療法だと感じることができました。これまでの施設とは違い、使用しない食材もあり、機械も見たことがないものだったので大きな学びになりました。ここでもカンファレンスがあり、多職種の連携を行い、利用者の状態を認知し、安全を守っていました。
栄養士は、利用者によって業務内容が変わり、支援の仕方も大きく異なることが分かり、就職した時、大切にするべきことを理解することができました。しかし、どの施設も「利用者のことを第一に考える。食事を楽しませる。」ということは同じなので、心に刻んでおきます。実際に栄養士の業務をしてみて、責任ややりがいを実感し、どの現場も臨機応変な対応が求められていると感じました。今回、報告会で学んだことを、今後の授業や就職に活かしたいと思います。
2025年8月12日火曜日
2025年8月8日金曜日
食物栄養コース 栄養College Life Vol.12 授業紹介『応用栄養学実習』
◆◇◆学生感想◆◇◆
幼児食
・幼児は、一度に食べられる量は少ないが、摂取エネルギーが高く設定されているので、3食だけでなく、おやつを上手に利用して摂取エネルギーを十分に取らなけらばならない。味や、見た目で幼児の食が進み、間食を取ることで、エネルギーを満たすことができる。目と舌で楽しめる食事提供ができるように調理方法や盛り付けを工夫するように心掛ける。
・他の人が作った献立を作ってみて、自分では使ったことがない食材が使われていたり、考えなかった味付けがされていたので、多くの学びがあり、今後の献立を立てるときの参考になりました。
嚥下食
・嚥下困難食ということで、とろみをつけたり、食材をミキサーにかけてから固めるなど、舌でつぶして食べられるように、調理方法について工夫をした。
調理担当を決めていたので、作業で困ることもなくスムーズに進めることができた。完成時間にも間に合って盛り付けができたので良かった。盛り付ける器なども事前に用意していたので、イメージ通りに完成できた。
献立では、五分がゆで1人当たりの出来上がり量を150gにしたが、米の量が多く感じた、味付け【無】にしていたので、最後まで食べるには味気なかった。毎食、米のおかゆだと、食べづらいので、味付けで変化をつけるなどの工夫が必要だと思った。食塩を使っていなくても、食材に塩味が含まれていたり、旨味があったりするので、全体を薄味に仕上げていると、少しの味付けでもアクセントになって、少量の調味料でも素材の味が引き立っていたように思う。ミキサー食になると、見た目が単調になりやすいので、見た目でも食欲がわくように彩を考えて、料理方法も色を活かした作り方などを行わなければならない。
2025年8月1日金曜日
2025年7月28日月曜日
2025年7月18日金曜日
食物栄養コース 栄養College Life Vol.9 食品衛生学実験 「自分の手は本当に清潔?」
◆ 学生の感想 ◆
この結果を見るまでは、手洗い前にしか菌はおらず、手洗い後はきれいだろうと思っていました。しかし、実際は予想と全く違っており、驚きました。いつも以上にハンドソープで念入りに洗ったはずなのに、手洗い後のほうが菌が倍以上に増加していて、ショックでした。ですが、菌について調べてみると、常在菌と書かれており、悪玉菌が増殖するのを防ぐ善玉菌であることを知り、安心しました。いい菌もいるのだと思いましたが、たくさん確認しすぎると、食中毒になってしまうので、正しい手洗いの方法できちんとアルコールを使用しようと思いました。大腸菌群も思った以上に確認でき、トイレの後や汚れたものに触れたときには、今日よりも念入りに手を洗おうと思いました。「手を洗っても菌はいる」「人は菌を完全に除去できない」。私たちが普段手にしているスマホやドアノブには、数えきれないほどの菌がいると思うのでこれから注意するようにします。
2025年7月8日火曜日
食物栄養コース 栄養College Life Vol.8 食品衛生学実験 「空中落下微生物」
◆ 学生の感想
・トイレに菌がいっぱい発生していると思っていましたが、私の検体は変化がありませんでした。逆に、菌は少ないだろうと思っていた部屋に5日後菌が増えていてびっくりしました。菌の種類も様々で色や大きさ、見た目が違っていて、色とりどりでした。ポテトデキストロース培地は、標準寒天培地と発生の仕方が違い、ほこりのような見た目をしていました。普段きれいだと思っていた場所も汚れていることが分かりショックでしたが、掃除をして清潔に保つことを心がけたいと思います。
・菌の色によって種類が違っており、私はピンクの菌が多かったです。他の人の培地には、黄色ブドウ球菌(黄色)が発見され、目に見える形だったのは感動しました。身近に普通にいると分かり、食中毒にならないように念入りに手を洗おうと思いました。
・人によって寒天培地上の菌の発生スピードが違っていて不思議に思いました。また、同じ色の菌でも発生スピードが違っていることに気づきました。ポテト培地の方では、カビらしきものが出てしまったので、驚きました。みんなの結果もそれぞれで学びがありました。
2025年6月24日火曜日
食物栄養コース 栄養College Life Vol.7 バリウォーターの見学
◆ 学生の感想
・初めて施設に行ってみて、たくさんの学びがありました。まず、一つ一つの機械の大きさに驚きました。特に「着水井」の水が出てきている所は、覗き込むと口が大きく吸い込まれそうに感じました。また、水を綺麗にするまでにこれほど多くの工程を経ているとは思っていませんでした。膜ろ過という装置を使って思っていた以上に細かなゴミや原虫まで取り除かれており、水道水に対する抵抗がなくなりました。膜ろ過装置の実験で水の透明度が全く違っており、とても重要な装置と言うことが分かりました。「壊れたらどうするのだろう・・・」ともっていましたが、陶器でできていて、半永久的に使用できると知り先のことまで考えられているのだなと思いました。バリウォーターは、99.9%資源を無駄にせず、環境のことを考えており、私たちも節水や資源の大切さを考え直す良い機会となりました。
・日頃何気なく使っている水が、どのような工程を経て私たちに届いているのか、環境にどう配慮しているのかを学ぶことができました。私たちも実習で水道水を使用する時は残留塩素濃度を測定しますが、異物混入や色、臭いなどのチェックをしようと思いました。水道水は、ミネラルウォーターに比べて抵抗がありましたが、検査項目が多いため安全でこれからは抵抗なく飲めそうです。実際、浄水場で飲んだ水はおいしかったです。小学生の頃、違う浄水場に行った時は、説明されても何も分かりませんでしたが、公衆衛生学で学んでから見学に行くと内容が分かり、予習の大切さが分かりました。
・水が流れている所はとてもひんやりしており、夏はこもっていたいなぁ・・・と思いました。
・もし、断水したときでも水を出せる場所があったり、災害時に備えて24万ℓの水を浄化できる浄水車があることが分かった。浄水車は今治だけあることも知りました。
・今までは、本当に水道水が綺麗か不安で飲むことができませんでしたが、施設を見学したことにより、仕組みが分かり、家に届くまでその綺麗さが保たれていることを知ることができよかったです。これからの水の使い方について、無駄のないように改めていきたいと思います。
2025年6月13日金曜日
食物栄養コース 栄養College Life Vol.6 栄養指導論実習Ⅰ 園児との交流会
栄養指導論実習Ⅰの授業で『食育体験交流会』として、白鳩保育園の園児たちが本学に来てくださいました。
今回は野菜をテーマに「季節ごとに食材を分けるゲーム」や「野菜の成長ならべゲーム」 など学生が考えた企画で交流しました。初めての園児との交流で緊張していましたがすぐに距離も近づき、にぎやかで楽しそうな会場となっていました。