14:40~15:25
ゲスト講師による講義
テーマ「今治市中心市街地の活性化」
今治市商工振興課 市街地活性化推進係長 渡部泰生先生
今治市の成り立ち、地場産業、中心市街地の活性化について話をして頂いた。
今治市には、伊予の国府があり、城下町、港町によって栄え、現在の町の形がある。
今治港から商店街が発展していった。
しかし、しまなみ海道の開通により、島と島を結んでいた航路がなくなり、自家用車やバスを利用して来る島民が多く、次第に商店街の人の流れも減少していった。
大型店舗が商店街からの郊外店へと移動していった。
中心市街地を活性化するために、今治市では①暮らしたい町がある。②人が来る楽しめる街。③人が生きる頼れる町を目標に、まちなか促進事業に取り組んでいる。
15:35~16:20
ゲスト講師による講義
テーマ「文化の継承(料理)」「食で楽しむ」「ハレとケ」について
野菜シニアソムリエ / 食育マスター 年森恭子先生
食べることによる文化
「ハレ」祭礼や年中行事を行う日(非日常)
めでたい時に食べるもの・・・ 赤飯・お餅・お酒
「ケ 」普段どおりの日(日常)
「行事食」 1月 おせち 、3月 ちらしずし 5月 かしわ餅
「いただきます」・・・ お命頂戴します
昔は、地域で採れるものだけ(地域限定)・・・・「地産地消」
その時期にとれるものだけ(期間限定)・・「旬産旬消」
足りなくても余っても地域限定・期間限定で消費していた。
今は、物流や冷蔵技術によって地域、季節の差がなくなってきた。
地域の良さ(個性)を見直し、再発見しよう
16:30~17:20
グループワーク
17:20~17:40
グループ発表
・商店街を「モノ」消費ではなく「コト」消費にする点で感銘を受けた。新しい価値を見いだす商店街が求められているように思う。
・橋ができて便利になった反面、商店街のお客さんが減ってしまった・・・。便利さと商業の活性化、継続を両立させることは難しいと感じた。
・今まで当たり前のように使っていた「いただきます」「ごちそうさま」の意味が分かり、これからはもっと感謝しなくてはならないし、自分の子どもたちにも伝えていこうと思った。
・最近はいつでも何でも食材がそろうようになったが、「地産地消」「旬産旬消」を考えたい。