2022年6月16日木曜日

大学公開講座2022&授業紹介 伊予見番さんと綾糸会さんから日本文化を学ぶ

 松山から舞踊の伊予見番さん、三味線・唄の綾糸会さんを招き、公開講座2022の第1回目がスタートしました。


 本講座は共通教育科目「日本を学ぶⅠ」の授業としても位置づけており、105名(うち一般市民54名)の参加がありました。綾糸会の田村師匠から「みなさん、こんばんは」の挨拶でスタート(実際は真昼)。ステージをお座敷に見立てた講座が繰り広げられました。


 講座では、最初に田村師匠からお座敷文化についての解説があり、続いて愛媛の民謡「伊予節」や「野球拳」などのお座敷舞踊の披露がありました。「野球拳」は本来の姿を再現し、ジャンケンに負けたらお酒を飲むという設定(今回はお水を飲む)で、学生と芸妓さんとの掛け合いに会場からは笑い声も聞かれました。


 後半のワークショップでは、「資料から見えてくる今治の芸妓と花街」と題し、本学講師・大成から近代の今治花柳界の歴史などの解説がありました。また、実際に三味線や太鼓に触れる機会をお与え下さり、最後は希望者がステージ下で木山音頭を踊って1時間半の講座を締めくくりました。アンケート結果によりますと、多くの参加者にご満足いただけたようで、学生たちの楽しんで学ぶ姿が印象的でした。






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