7月28日、灼熱の太陽のもと、今治市大島・宮窪港で開催の第29回水軍レース大会に「めいたんプロモーションクルー」が出場しました。昨年の初出場につづき、今年も一般の部Bにエントリー。今年は完漕ではなく、予選突破を目標としてのぞむことになりました。乗船する12名(矢野修・矢野将・矢野遼・八塚・佐伯・渡壁・武・劉・侯・申・猿谷・藤岡)以外に撮影隊4名(宮城・三好・山内・マルシャ)と引率教職員が参加。学園バスに乗って午前8時20分頃にレース会場に到着。これとは別に、大成先生と1年生の平本君は選手誘導係のボランティアスタッフとして参加しました。早い参加チームは8時に選手村に陣取る気合いの入りようでした。ありがたいことに、宮窪町で「民宿かぶらぎ」を営むくすのき会OGの坂口様より、学生へ差し入れがありました(昨年はOG矢野様から差し入れ)。
開会式後に記念撮影 |
今大会には一般の部Aに14チーム、一般の部Bに28チーム、女子の部に7チームの参加があり、村上海賊の一派・来島村上氏ゆかりの大分県からの参加チームもありました(1601年、来島氏は豊後森藩1万4千石の大名となる)。今治市合併20周年記念大会ということもあり、能島の潮流体験は無料、予選と決勝の間には和船櫓漕ぎ体験や児童の釣り堀体験があるなど、趣向を凝らした催しも見られました。和船櫓漕ぎ体験にはFC今治高校里山校1年生も参加していましたので、来年の大会ではめいたんチームとの今治明徳学園同士討ちがあるやもしれません(笑)。
めいたんクルー |
左端がめいたんクルー |
めいたんチームは第6レースに登場し、5チームによる1位勝ち抜けの戦いにのぞみました。意外といったら学生に叱られそうですが、スタートから順調で、中盤の100メートルまではトップを快漕し、JA連合と半艇身の差でした。ほか3チームはコースから外れていき、この2チームによる決戦となりました。後半になって、めいたんチームの櫓さばきにバラツキが見られるようになり、船体がローリングして失速。JA連合に追い越され、1艇身差の2位でゴールとなりました。かつて水軍レースのテレビ実況中継をしたことのある大成先生曰く、「中盤までの漕ぎを見た分では、そのまま一気にゴールまで持っていけると思った。後半の漕ぎの反省を来年に生かせば、1年生主体のチームなので、目標とする決勝進出(賞金獲得)もかなうのでは」とのことでした。
レース直後の様子 |
決勝進出がかなわない中、閉会式まで4時間近くの空き時間が生じてしまいました。強い日射しは増すばかりで、選手村のテントにいても耐えられない暑さでした。ならばと、そばのビーチで海水浴に興じることとなり、そのはしゃぐ姿に引率教職員は若さをうらやむ様子でした。ビーチでは、本学と包括連携協定を結ぶNPO法人「能島の里」が監視員をしていて、全員にスイカをご馳走してくれました。学生からは「レースよりも海水浴が楽しかった」という感想がきかれましたが、来年は3度目の正直で決勝進出を果たし、今治の夏を彩る人気の祭典を盛り上げて欲しいと願います。
レースより盛り上がった海水浴⁉ |
海水浴の合間にスイカタイム |
この日の水軍レースの模様がNHKニュースで放送されました。
WEBサイトでもご覧いただけますので、ぜひ、ご覧ください。
幼児教育学科の留学生と、学生たちが和船を漕いでいるシーンが放送されています。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20240729/8000019017.html