今年は、8月3・4日に第27回今治市民のまつり「おんまく」が開催されました。この耳慣れない〝おんまく〟という言葉は、今治地方(旧今治市)の方言で《めちゃくちゃ》《いっぱい》《思いっきり》という意味で、このお祭りは、夏のバリ祭と秋の港まつりを融合させることで平成10(1998)年から始まり、初日の夜は踊り連、二日目の夜は花火で港周辺の市中心市街地が大いに盛り上がります。
本学のベテラン職員によると、「おんまく」となって以降、本学は踊り連の参加を行っておらず、中国人留学生たちが今治市国際交流協会のチームで参加してきたとのことです。今年は、本学園の村上康理事長の勧めもあって、木山音頭・今治お祭り音頭の踊り連に参加を決めました。そしてメンバーを募ったところ、29名の学生・教職員がこれに応じ、中にはネパール・スリランカ・ベトナムの留学生たちもいました。振付けの指導は幼児教育学科の岡田奈恵美先生が担い、本番までに大講義室などで何回か練習を重ねることとなりました。
本番では、民族衣装を身にまとったネパール人留学生を前列に配置し、〝めいたん好き〟Tシャツと浴衣の学生・教職員がこれにつづきました。他の連と比べると29名は小所帯ではありましたが、仲間の踊りを見物しようと、ネパール・ミャンマーの留学生たちが広小路の沿道から声援を送っていました。踊る側も見る側も楽しんでいる表情が印象的でした。今年の経験を生かして、来年はもっと参加人数を増やしたいと思います。
そして翌日は、みなと交流センター「はーばりー」前のマリン広場特設ステージのダンスパフォーマンスにも、ネパール人留学生が参加しました。通訳のクリス先生も参加し、ネパール民族舞踊で本学をPRしてくれました。こちらも、来年は参加人数を増やしたいと思います。両日参加した学生・教職員の皆様、本当にお疲れ様でした。
踊り連の本番風景 |
踊り連を終えて記念撮影 |
ネパール民族舞踊 |