2026年3月30日月曜日

食物栄養コース  栄養College Life Vol.LAST 食物栄養コース最後の卒業生





贈る言葉

2年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。


  入学してみると、高校の頃より座学時間は長く、実習ではマナーや衛生を厳しく指摘され、課題は多い。社会活動では、1年生の時は上級生がいて分担ができたけれど、自分たちが上級生になった時には下級生がおらず、一気に負担が増えてた、などなど、「こんなに大変だとは思わなかった」「こんなに怒られるなんて・・・」そう言いながら乗り越えた皆さんの頑張りに拍手です。

 皆さんが入学をする直前に、皆さんが最後の食物栄養コースの学生になることが決まりました。入学時から、最後の学生と言われ戸惑うこともあったと思います。食物栄養コースは、明徳短期大学開学当初から60年間栄養士を養成してきた、最も古く歴史あるコースです。本学は、設立当初、家政科のみの女子短期大学で、愛媛県東予地域唯一の大学でした。その後、社会のニーズに応えるべく男女共学制の導入や学科・コースの増設を図るなど、栄養の分野だけでなく福祉や教育の分野を充実・発展させてきました。「食」は生きることの根源であり、食と生命をとりまく学問の知識は、健康な暮らしの基本とも言えます。

 2年間で専門知識はもちろん、グループワークや実験・実習を通して技術や実践力を身につけられるように、また、地域の期待に応えられるように、より就職に繋げられるように、さらに、専門職業人としてだけではなく、豊かな人間形成を目標に様々な教養科目を設けるなどカリキュラムの充実を計ってきました。時代によって食に係る問題点やニーズは異なりますが、それらに応えるべく食育や「個」への対応等求められる人材育成に務めてきました。

 様々な要因が重なり、残念ながら、今年度(令和7年度)をもって栄養士養成課程の食物栄養コースは廃止されます。これからも「どうして?」「なんで?」と納得いかないことがたくさんあると思います。ですが、本当に自分に原因は全くないのか振り返り、人を批判することのないように謙虚な気持ちで物事に取り組んでください。皆さんが2年間学んだことや友人とのつながりを大切にしてください。皆さんのご健勝とご活躍を心より願っております。


食物栄養コース 教職員一同


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