2014年6月27日金曜日

栄養 College Life Vol.9 ~食育サットシステムを利用して~



栄養指導の進め方 ~食育サットシステムを利用して~

 平成26年5月29日、愛媛大学の垣原登志子先生を講師にお迎えして、食物栄養コース1、2年生合同のコースセミナーが開催されました。

 自分が1食分摂った食事内容をお盆に乗せ、台の上に置くだけでエネルギーやたんぱく質、脂肪などの栄養素が一瞬でわかる「食育サットシステム」を体験しました。本当に便利なシステムで、栄養のバランスなどが「栄養」の知識がなくても理解でき、自分の食事の問題点が発見できます。自分の食事のバランス度チェックがゲーム感覚でできることも、画期的で素晴らしいものでした。

 <食育サットシステムを体験> 



2年生Aさんの感想 グループワークで行なった1日の食事を完成させるところでは、フードモデルの数値を見て主食、主菜、副菜、牛乳、果物のバランスだけでなく、エネルギー、たんぱく質、塩分、脂肪も考えないといけないのに苦労した。また、同じ調理の仕方、同じ食品を使わないという組み合わせを考えているとすぐ時間が過ぎてしまう。グループワの内容がわかっていれば、予習や事前の準備が必要だと思った。

<グループワーク>



 1年生Bさんの感想 SATシステムを利用した栄養指導の場をもっと増やして、健康な人が増えればよいと思います。実際にSATシステムを使って献立をたてるのは、とても難しかったです。塩分が多くなったり、脂質や塩分を減らすと献立がすごく質素なものになり、納得のいく献立ができませんでした。自分の中で献立のバリエーションが少ないことも原因の1つで、料理の組み合わせなどについてもっと知識を増やさないといけないと思った。将来、自分が献立を作る祭には、スムーズにいろいろなメニューを使えるように学んでゆきたい。

 <セミナー受講風景>


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