2015年6月18日木曜日

栄養 College Life vol.5 栄養指導の進め方 ー食育SATシステムを利用してー



平成27年5月26日、愛媛大学 垣原登志子先生を講師にお迎えして、1、2年生合同のコースセミナーが開催されました。

《事前の食育サットシステム体験風景》


《5月26日、垣原先生との食育サットシステム体験・グループワーク風景》



 ★☆体験しての感想☆★

 ◇1・2年生の合同セミナーということで、今回は私たちがお手本となる立場でした。 去年は1年生、2年生別々の班だったので、自分たちだけではなかなか上手く出来なくて、難しかったのですが、今回は一年間の勉強が役立ちスムーズに献立を立てることができたと思います。 先週、予習も兼ねてSATシステムの授業を行っていたので、一年間というブランクもなく当日使用する事が出来ました。 講義の中で、私の班では私が対象者に選ばれ、食べた献立を使用したのですが、自分の食事の栄養バランスの悪さに呆れました。基本パン食ですが、野菜が中心で偏った食事をしている事が問題だと思います。お肉類は好んで食べないので、他で食欲を補おうとして、バランスを崩してしまっているのだと思います。大学での提出物や宿題で忙しく日々の食事が疎かになりがちですが、校外実習も控えており、普段からの体調管理がとても重要になります。 SATシステムで改善したような食事を毎日摂る事は難しいですが、できる限り野菜を中心としたヘルシーな食事をしつつ、バランス良く肉や魚などの体の力になる食材もしっかりと食べようと思います。 1年生やクラスメイトと意見を出し合って、食事のバランスを見直す作業の中で、自分とは違う食品の選択、組み合わせ方法を知る事ができ、とても良い勉強になりました。 また、講師の垣原先生の適切なアドバイスにより、見事!星5つのバランスの良い食事にする事が出来ました。この体験の中で、自分の中で様々な選択肢を持っておくことが、献立を立てるうえで必要なのだと感じました。これからの実習でも、献立を立てる機会は沢山ありますが、実際の食材の分量を頭の中で思い浮かべながら、献立が立てられるよう頑張りたいと思います。 

◇食品模型を活用したSATシステムを使ってみて、1年前と比べて星5つ評価を得ている人が多くて凄いと思いました。献立を立てるにあたり、野菜ばかりだと、たんぱく質や脂質が足りなくなり、コマが傾いてしまうなど、目で見て分かり易く。また、星が5つ揃うと音が鳴ったりと、良い献立にしよう!と意欲を掻き立てられるので、楽しく取り組む事が出来ました。 とてもリアルな模型なので、昨日食べたご飯なども思い出しやすく、子どもからお年寄りまで使い方がわかりやすいのが、良いと思いました。 実際に食品模型を手に取り献立を立てるので、栄養指導をする時にも具体的な例を示すことができ、年齢、性別、身長、体重、身体活動など対象者に合わせた診断がすぐに出来るところが凄いと思いました。
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