11月9日(日)今治市吉海町本庄のポパイズクラブ・オリーブ園で、オリーブの収穫祭がありました。
かねてから同クラブと交流のある本学調理ビジネスコースがコラボすることで、学生たちにとっては日ごろの学修成果と地域貢献という、貴重な実践の機会をいただいたことになります。1年生12名が参加し、焼きそばとピザの調理班、会計係などの役割分担を手際よくこなしていました。
オリーブといえば香川県の小豆島を思い浮かべがちですが、今治市大島でも地域活性化の一環で令和元(2019)年から産地化に向けた取り組みがスタートし、ポパイズクラブはその生産者の役割を担ってきました(JA・行政と連携)。今では加工販売にも力を入れるまでに成長し、この日はオリーブオイルやオリーブ塩漬けなどの商品を販売していました。
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| 収穫祭の様子 |
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| 調理場・店頭の様子 |
収穫祭の企画・運営は、ポパイズクラブ(藤本省四郎代表)の会員を中心に、地域おこし協力隊の兵頭慎二氏らが協力。地元産のみかんやお米の販売、こりおり珈琲のキッチンカーも登場するなど、こぢんまりとしたイベントの一方で、地域住民の手作り感に心が和みました。また、島外からの観光客も招き入れ、オリーブ産地として周知も図られていたように思います。
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| オリーブ商品の店頭販売 |
当日はあいにくの雨で少し肌寒く、客足が心配されましたが、お昼過ぎから小雨に変わりました。食べると体があったまるピザが好評で、オリーブ油を使った焼きそばをテイクアウトする来場者もいました(ピザは現地のピザ窯で焼く)。今後も、機会があれば地域へ出て、住民との交流を積極的に行い、学生たちの成長をうながしたいと思います。学生たちにとっては、どうすれば売れるか、来場者に喜んでもらえるかという、ビジネスのイロハも学んだ一日となりました。
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| みかん詰め放題にチャレンジ |
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| 焼きそばとピザを食べる来場者 |