和食マナー講習会
1月31日(金)
四季の味 はな亭で和食のマナー講習会がありました。
マナーを教えてくださる講師は、菅波料理長。
箸の持ち方、器の扱い方、美しい食べ方を実践し、さらに、お抹茶の作法も体験させていただきました。
綺麗な作法を身につけておく事は、これから社会人になる私たちに、とても大切なことだと思います。和食の美しいマナーを身につけて、日本人として恥ずかしくない振る舞いを心掛けていきたいです。
◆◇◆学生感想◆◇◆
・はな亭での和食作法の学習では日本の歴史で培われてきた美しい作法を学び、その一つ一つの意味を知りました。作法以外にも出されるお料理にはすべてに意味があり、それに加えて旬・味・色といった細かな美しさが散りばめられた作品でした。食べながら学ぶといった新鮮な学習により、日本料理をこれまで以上に深く学べました。
・後期最後の授業は、はな亭で行われたコースセミナーのマナー講習だった。最初に料理長さんからの話の後、実際の食事をいただいたのだが、お料理はどれも美味しく、見た目も鮮やかで身も心も満たされるとはこういうことなんだろうと、とても気分のいい時間であった。 一口に和食といっても、会席料理や懐石料理など色々あるが、違いを知った上での向き合い方は食事のおいしさよりも意味や役割などを知ると、料理だけではない日本人の誇りやおもてなしの心を改めて知り、日本人って素晴らしいなと思う。お店に入る前からの、門構え、のれん、お床の軸や活けられた花など、あらゆるとこまで目と手が行き届いてお料理はもとより、空間を彩っていたのがよくわかる。どのお料理もおいしかったが、私の一番は煮物椀。おだしも、お魚もおいしかったし、何より一つのお椀に色んな食材が入っているのにすごく自然にまとまっている。料理長さんは冒頭に、マナーは人に不快感を与えないようにするもの、とおっしゃったが、まさにその通りだと思う。それだけ食事に限らずマナーというのは、身についているべきものであり、それが自然にできて当たり前だということ。この年になると経験もあるのでそんなに自分が知らないことというのがなくなってくるが、普段から行っていないと忘れてしまうもの。だから、その所作やマナーは、いかに自分の日常として落とし込めているか身についているか、だと思う。素敵な場所で素敵な料理を、リラックスして楽しめるように、品のある人であれるよう、日々気持ちも心がけたい。