2025年10月7日火曜日

北郷中学校のふるさと学習で講演(9月25日)

 9月25日(木曜)午後、本学ライフデザイン学科の大成経凡先生を講師に招いた「ふるさと学習」の講演会が、今治市立北郷中学校の体育館で開催されました。対象となるのは1学年94名で、同校卒業生(1989年卒)の大成先生からは波止浜塩田や実業家・八木亀三郎などの校区の歴史地理や偉人についての紹介がありました。クイズを織り交ぜながら説明したことで、60分近くの講話もあっという間に終了し、生徒たちは楽しみながら〝ふるさとの魅力〟について学ぶことができたようです(講話の後、休憩をはさんで質問タイム)。波止浜や波方の地名が塩田開発に関係していることや、JR波止浜駅のホームが曲がっていることなど、ふだんの生活で当たり前と思っていることの中に、実は大切な歴史が潜んでいることを知ってもらえたようです。クイズは8問出題しましたが、全問正解者はおらず、7問正解者の中からジャンケンでチャンピオンを決め、同校卒業生の洋画家・智内兄助画伯の直筆サインをプレゼントさせていただきました。



 10月22日(水曜)午前中にも、生徒たちはこの日学んだことを参考にしながら、校区内の史跡や名所を自転車で巡る予定です。その際、チェックポイントの一つ・波止浜龍神社で大成先生が現地ガイドを生徒全員(グループごと)に行うようで、これは今治市の「ふるさとキャリア教育」の一環としても注目される取り組みといえます。この年代で身近な地域に関心を持つことが、将来的にふるさとの人財育成や定住促進につながることを願っています。




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