サン・アビリティーズ今治から、車いすバスケットボール選手の越智さんと障がい者スポーツ指導員の胡井さんが、1年生の授業にお越しくださいました。
昨年も1年生にお話をしてくださった越智さん。今年の1年生にも車いすバスケットの魅力をたっぷりお話してくださいました。車いすバスケットという言葉は知っていても、実際にどんなルールでどんな風にゲームが進んでいくのか知らなかった学生たちは、プレー中のDVDを観て、その激しいプレーにとても驚いた様子でした。
具体的なルールや、通常のバスケットとは違うところ、同じところなどをわかりやすく教えていただいたり、競技用の車いすの特徴や価格までも教えていただきました。
実際に選手として活躍されている越智さんの『生のお話』に、学生たちは驚いたり、関心したり、普段の授業よりも心なしか生き生きとしているような様子。介護福祉士を目指して日々奮闘中の1年生ですが、たくさんの気づきをいただいた授業となったようでした。
2017年の愛媛国体では、今治市でバスケットボール競技が行われます。その愛媛国体にむけた選手、ボランティア、審判の育成も目的にしたイベントとして、今年もサン・アビリティーズ今治さん主催の「チャレンジ車椅子バスケットボール」が開催されるそうです。
障がいの有無を問わず、誰でもが参加ができる車いすバスケット体験のイベントです。今年は10月29日(土)にサン・アビリティーズ今治で開催するそうです。(お問い合わせはサン・アビリティーズ今治 TEL0898-48-3477まで)残念ながら、10月29日(土)は本学の学生祭で、参加できないとわかった時はみんながっかりしていたのですが、1月のイベントには絶対参加したい!!と意気込んでいました。
越智さん、胡井さん、ありがとうございました。
【学生感想】
★競技用の車いすはとても高価だと知り驚きましたが「自分の足を買うとしたら?」とのお言葉に、ものの考え方やとらえ方を教わった気がしました。
☆はじめは、車いすでバスケットをするのは危ないんじゃないかな、と思っていましたが、実際は、障害の度合いによってゴールの高さやルールが決められていることを知り、優しいスポーツなんだなと思いました。
★今回お話聞いて、本気で体験や練習、国体のボランティアなど、車いすバスケに関わる何かをしたいと思うようになりました。
☆自分の知らない世界がまだまだたくさんあるんだなと実感しました。これからもいろいろなことを見て、考えながら自分の将来についても考えていきたいと思います。
★正直、健常者だから車いすバスケとは無縁だろうと思っていました。でも、今回のお話で健常者・障がい者関係ないということを教えていただきました。障がいがあったとしても、バスケにうちこむ姿や前向きな精神・考え方に圧倒されました。